作家になるためのアジア日記

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  タイの一番好きなところ　【タイの日々 Part 463】

  [Nakhon Nayok]今回は、場所の話ではないのですが、もし、好きな場所だったとしたら、1位　パタヤ市2位　チェンマイ県3位　メーホーソン県4位　カンチャナブリ県タイに長く住んでいるのに、なんだかタイ初心者が思うような順位と一緒になってしまいました。また、バンコク在住者が、バンコク都を1位に選んだとしたら、それは素敵だと思います。では、タイの一番好きなところとは、........新人女性教師[タイ人・担当科目：英語]が私たちの職場[外国語学部]に入ってきました。おそらく、朝は不安と緊張の連続だったと思います。8時30分になり、1時間目に授業のある先生は、それぞれの担当クラスに向かいました。そして、昼休み、女子教師たちは、いつものように私の席の横で輪になり、昼ごはんを食べ始めました。その輪に新人女性教師も含まれていました。少し、様子を見たら、彼女は、腹を抱えて笑っていたのです。とても、その日が初対面とは思えず、いきなり溶け込んでいたのです。まるで、昔からの友達のように........このタイ人の寛容さは、凄いと思います。私のような完全にコミュニケーション能力に欠如しているようなタイプでも受け入れてくれます。生徒も、「何だ、ちみは？」というような授業をしていても、一部、聞いてくれます。タイ国内旅行でも、そうとう助けられました。このタイ人の「寛容さ」が、タイの一番好きなところです。

  2024.03.28

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  2024年　1月、タイ王国　公立(中・高等)学校　日本語教師、就労ビザ[NON-B]取得のために必要な書類など【タイの日々 part 462】

  ①TM7　申請書　②パスポートと　そのコピー③ワークパミットと　そのコピー④タイ王国教員免許と　そのコピー⑤学校との契約書[old contract and new contract]⑥School letter⑦Bangkok District letter⑧Employment certificate⑨1900 バーツ注１」⑤⑥⑦⑧は、学校が準備してくれました。注２」私のVISAは、2024年2月15日で、切れます。現在の契約（old contract）は、2024年4月30日までです。新しい契約は2024年５月１日からです。old contractのみだと、2024年4月30日までのVISAがもらえると思います。new contractのみだと、2024年５月１日からのVISAがもらえると思います。old contract と new contractの両方を提出することによって、継続的に滞在できるVISAがもらえると思います。注３」TM30は、持って行きませんでした。何も聞かれませんでした。注４」Chaengwattanaで取得したい人は、日時をオンライン予約すると便利です。以上で、私は、Chaengwattanaで、取得することができました。

  2024.01.26

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  2023年12月、タイ王国　公立(中・高等)学校　日本語教師、教員免許取得に関する情報【タイの日々 part 461】

  タイ王国の公立(中・高等)学校で、日本語教師として働く場合、教育省[クルサパー]発行の教員免許が必要です。クルサパー発行の教員免許がないと、VISA[NON-B]もワークパーミットも取得することができません。今回、私は、5年間有効の教員免許を更新しましたので、その流れを紹介していきたいと思います。注１）以下は、私が取得した話であって、皆様がこの方法で取得できるかどうか、責任は負えません。注２）全ての提出書類は、日本語不可です。英語、またはタイ語訳が必要です。注３）私は、420時間養成講座や検定試験を受けたことがありません。よって、必ずしも教員免許、VISA[NON-B]、ワークパーミットの取得に、それらが必要というわけではありません。ただ、日本の教員免許は、大いに役立ちました。注４）おそらく、「将来のためにタイの教員免許を取得しておきたい」ということはできないと思います。所属先が決まってから、申請するのだと思います。原則、外国人がタイの公務員にはなれないので。注５）以前は必要であったクルサパーが指定した教員養成講座は、今は受けなくていいと思います。私も受けていません。では、恥ずかしながら、私が5年間有効の教員免許を更新した流れを紹介したいと思います。2014年、4月にタイに来て、5月から公立の中高一貫学校で、働き始めました。最初は、2年間有効の仮免許を取得しました。必要な書類は、パスポートとそのコピー、ワークパーミットとそのコピー、日本の教員免許、大学卒業証明書、成績証明書などでした。あとは、学校が全てやってくれました。仮免許を計3回取得した後、2019年5月、5年間有効の本免許を取得しました。必要なものは、仮免許と同じですが、ここでも大いに日本の教員免許[因みに科目は社会]が役立ちました。そして、来年、免許が切れるので、申請しようとしたら、大きく申請方法が変わっていました。なんと、申請は、オンライン申請。このオンライン申請をするためには、適度な英語力とコンピュータースキルが必要です。私は、両者、今一つなので、隣の席のフィリピン人と前の席のタイ人に手伝ってもらいました。単独ではできなかったと思います。オンライン申請する場合には、事前登録が必要です。事前登録にパスすれば、先に進むことができます。よって、誰でもそのサイトを見ることができるというわけではありません。教員免許更新に必要な書類は、写真を参考にしてください。うまくいけば、タイ王国、教員免許を取得できます。取得には、なんと、なんと、200バーツ[800円]かかりました。以上、大まかな私の取得から更新の流れでした。タイの公立(中・高等)学校で、日本語教師として働きたいという人の参考になれば、幸いです。

  2023.12.26

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  タイの女子高生たちが 未だにマスクをしている 意外な理由【タイの日々　Part 460】

  [メコン川]タイでも未だにマスクを着用している人が多いです。タイで花粉症になることは、まずありません。現在、雨季ですが、乾季になると、空が暗くなるくらい大気汚染[PM2.5]が深刻です。そのような違いがあるものの、タイ人がマスクを着用している理由は、日本人が着用している理由と、概ね同じです。ただ、私が担当している女子高生たちは、意外な理由でマスクを着用しています。何だと思いますか？それは、.........................................口ピアス、鼻ピアスをしているから。校則で禁止されているかどうか、知りません。私のようなどうでもいい教員には、見られても平気なものの、校門検査や厳しい先生の前では、ピアスを隠すため、マスクをしているようです。

  2023.10.04

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  生徒の成長　【タイの日々 Part 459】

  [ワットプー]2年前、当時の中学一年生[ม1]は、純朴でした。あまりにも純粋無垢であるため、私の腹黒い心が洗われました。それから2年後、彼らは、中学三年生[ม3]になりました。私の話なんか、一切聞かなくなり、授業中、暴れまわっています。ほぼ、学級崩壊という状況です。純粋無垢だった生徒たちが、一切言うことを聞かなくなる。これを『生徒の成長』と言うのでしょう。

  2023.10.03

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  今一つな女子高生　【タイの日々 Part 458】

  [タイ、ミャンマー国境]（ラチャブリー）期末試験を受けていない女子高生がいました。偶然、廊下ですれ違ったので、彼女に、「期末試験を受けて、早く出しなさい」と、言いました。すると、彼女は両手を広げ、それを頭のてっぺんにもってきてハートマークを作り、少し首を傾げ、そのまま去って行きました。結局、期末試験を受けないまま、長期休暇に入りました。新学期が始まりました。彼女は進級していました。期末試験を受けず[มส]、成績評価が０なのに、進級できたということなのでしょう。そんな彼女、授業態度は、............授業中、まるで居酒屋にいるかのように、豚肉の串焼きを食いながら、スマホをいじっていました。ただ、愛嬌があるのです。私は、つい、男子生徒には厳しめ、女子生徒には甘め、という傾向があるのです。今一つなのは、私の方でした。

  2023.05.30

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  なかなか　するどい女子高生　【タイの日々 Part457】

  ある高校2年生の授業のテーマは、『宮崎県』でした。google slideで、宮崎県に関する写真を40枚くらい準備していました。ホワイトボードに『みやざき けん』と書きました。そして、生徒に、「今日は、宮崎県について勉強します。でも、その前に、宮崎県とは何ですか？」と、質問しました。ふと、ラマ2世通り（生徒の通学圏）のCentral World内にある『鉄板焼きMIYAZAKI』がよぎりましたが、余計なことは言いませんでした。誰も答えなかったので、クラスで最も優秀な女子高生に、「宮崎県とは何ですか？」と、質問しました。すると、彼女は、「人の名前だと思います」と、答えました。「するどい」と、思いました。自ら考え、それを言う。最近、質問しても、スマホで調べてから言うという生徒が多いのです。彼女も素晴らしい生徒の一人です。

  2023.05.23

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  今一つの教師としての役割　【タイの日々 Part 456】

  タイの公立中/高等学校の時間割りを見て驚くことは、..............休み時間がないこと。1時間目が9時20分に終わると、2時間目は9時20分に始まります。厳しい先生、地位の高い先生だったら、そのまま連続で授業を受けます。ところが、わたしのような今一つの教師が担当になると、...............生徒は、一応、許可を取って、トイレに行きます。そして、戻ってきません。たぶん、トイレに行き、ベンチで休み、水分補給でもしているのでしょう。去年の中2は、平均して、定刻25分遅れで授業がスタートしていました。また、昼食前の授業も大変です。500人くらい収容できる学生食堂に、生徒はダッシュで行くため、「センセー、早く終わってください」と、顔に出ているのです。そして、実際に早く終わると、................中学1、2年生は、拍手してくれます。この拍手は、本当に嬉しいものです。因みに、授業内容で拍手をもらったことは、一度もありません。わたしのような今一つの教師だからこそ、本音が表せるのかもしれません。最近のテーマは、『生徒が喜んでくれる』こと。昼食前の授業、隣のクラスでは、地位の高い先生が常に授業時間をオーバーしているので、やり過ぎはまずいものの、生徒が喜んでくれるのなら、それでいいかな、と、思っています。

  2023.05.20

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• 2023年　2月、タイ王国　公立(中・高等)学校　日本語教師、就労ビザ[NON-B]取得のために必要な書類など【タイの日々 part 455】

  2023年  2月、タイ王国　公立(中・高等)学校　日本語教師、就労ビザ[NON-B]（1年有効）を取得しましたので、必要な書類などを紹介したいと思います。①TM7　申請書　②パスポートと　そのコピー③ワークパミットと　そのコピー④タイ王国教員免許と　そのコピー⑤学校との契約書⑥School letter⑦Bangkok District letter⑧Employment certificate⑨1900 バーツ以上で、私は、Chaengwattanaで、取得することができました。

  2023.02.04

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  教師をやっていて　嬉しい瞬間　【タイの日々　Part 454】

  ［ラムパーン県　Lampang ลำปาง］教師をやっていて、嬉しい瞬間とは、・・・・・・まぁ、人、それぞれ、違うでしょう。私の場合は、生徒に囲まれている時。先日、珍しく女子中学生に囲まれました。ただ、私らしく会話が弾まず、生徒たちは、スマホゲームを始めました。私を取り囲み、女子中学生たちがスマホゲームに夢中になる。タイらしくて、なんとも平和なひとときでした。

  2022.10.03

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  カレン族(首長族)、素敵な家族のかたち【タイの日々 Part 453】

  バトゥン・カレン族(首長族)のお母さんから、「私の家に来なさい。一緒に昼ごはんを食べましょ」と、誘われました。早速、彼女をバイクの後ろに乗せて、数キロ、彼女の家に向かいました。すごく「軽い」という印象でした。彼女の家に着くと、入り口には、女の子が5人いました。ある女の子がある女の子の髪を結っていたり、スマホをいじっていたり、していました。私は、部屋の中に通されました。部屋には、男の子が3人いました。お母さんからは、「今から作るから待っててね」と、言われました。しばらくすると、ごはん、野菜炒め、鶏のスープ、卵焼きなど、カヤン料理が運ばれてきました。そこで、お母さんに質問しました。「家族が多いですね。10人家族ですか？」すると、お母さんは、「息子が3人、娘が1人、娘はチェンマイで働いているのよ。入り口にいる女の子たちは、近所の子よ。」と、答えました。日本で、「自分の家だと思ってくつろいでね」と、言われたとしても、実際にそれをやってしまうと、「図々しい」と、思われるでしょう。女の子たちは、我が家のように過ごしてました。私は、それぞれの皿、3分の１ずつ食べました。すると、お母さんは、入り口の女の子の所に持っていき、「はい、食べなさい」と、言いました。だったら、もう少し　多めに残した方が良かったかもしれないと、思いました。どうも女の子のたちは、朝から来て、みんなで昼飯を食べ、午後も適当に過ごし、夕方くらいに帰っていくようです。そして、また、明日も来るようです。日本だったら、「あんた、用がないなら帰りなさい」と、言われるところです。帰り際、「もし、泊まるところがないのなら、泊まってもいいのよ」と、言われました。一つ屋根の下、無関係な人がたくさんいて、一緒に過ごす。なんて、素敵な家族なんだ、と、思いました。[メーホーンソーン県　ナイソイ村にて]

  2022.05.04

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  オンライン授業、不成立【タイの日々 Part 452】

  タイランドハイパーリンクスによると(つまり、信頼できる情報)、コロナによって、タイでは、１２０万人の生徒が学校を中退したそうです。100人中、16人。「本当か？」と、思いました。今年度、私は、中一から高三まで、それぞれ１クラスずつ、計6クラス、約２２０人の生徒を担当しました。でも、中退した生徒は、一人か二人しかいませんでした。とは言え、・・・・・・・・約、6割くらいの生徒が、オンライン授業には、不参加でした。自分なりに、その理由を分析してみると、・・・・・＠「飽きた」「面白くない」YouTubeだって、面白くない動画は、飛ばすか、チャンネルを切り替えると思います。ちんたらやっているオンライン授業なんか、「聞くに堪えない」と思ったのかもしれません。＠やる気が削がれた今年度、学校再開＞生徒に笑顔が戻る＞生徒に陽性者が出る＞学校閉鎖＞オンライン授業、こんなことを数回繰り返しました。やる気がなくなったかもしれません。＠家庭、貧困の問題＠コンピューター機器、Wi-Fiの問題＠先生のコンピューター技術力の問題５０代教師は、悪戦苦闘でした。＠「授業が分からない」先生が、「分かりましたか」と訊くと、真面目に授業を受けている生徒は、「はい、分かりました」と、答えます。分からない生徒、内気な生徒が、「先生、分かりません」など言いにくい雰囲気があったような気がしました。＠受験科目に不必要高三生は、最後らへんは、６，7人くらいしか受けませんでした。大学受験が迫っており、受験科目に不必要な科目なんか、受講しませんでした。そこは、教師も理解しなければなりませんでした。＠授業が単調になりがちタイ政府は、７月に、コロナの終息を目指しています。新年度は、5月中旬から始まります。どうなるのでしょうか。

  2022.03.16

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  2022年、タイ国　公立(中・高等)学校　日本語教師、ワークパーミット取得のために必要な書類など【タイの日々 part 450】

  2022年、2月9日、タイ国　公立(中・高等)学校　日本語教師、ワークパーミット（1年有効）を取得しましたので、必要な書類などを紹介したいと思います。①WP25　申請書　②パスポート原本と　そのコピー③ワークパーミット原本と　そのコピー④タイ国教員免許原本と　そのコピー⑤学校との契約書⑥School letter⑦Bangkok District letter⑧Employment certification⑨Employer's ID　カードのコピー⑩power of attorney  [10バーツの切手が必要]⑪健康診断書　[PCR検査　不要]⑫３１００バーツ以上で、私は、2月9日、Suksawatで、取得することができました。

  2022.02.13

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  2022年、タイ国　公立(中・高等)学校　日本語教師、就労ビザ[NON-B]取得のために必要な書類など【タイの日々 part 449】

  2022年、2月1日、タイ国　公立(中・高等)学校　日本語教師、就労ビザ[NON-B]（1年有効）を取得しましたので、必要な書類などを紹介したいと思います。①TM7　申請書　②パスポート原本と　そのコピー③ワークパミット原本と　そのコピー④タイ国教員免許原本と　そのコピー⑤学校との契約書⑥School letter⑦Bangkok District letter⑧Employment certificate⑨1900 バーツ以上で、私は、Chaengwattanaで、取得することができました。［ブリラム駅は、全く関係ありません］

  2022.02.01

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  2022年　いれずみ祭り情報　【タイの日々 Part 448】

  ナコンパトム在住のタイ人に、いれずみ祭りは、いつか、訊きました。すると、いれずみ祭り自体、知らないと、答えました。プーケットのベジタリアン祭り同様、タイの奇祭の一つのようです。私自身、どんな祭りなのか、知らないものの、名前からして怪しすぎます。以前から行きたいと、思っていました。2020年、2021年は、コロナで中止になりました。あまりにも情報がないため、実際、1月23日に、ナコンパトムにあるワットバーンプラに行って、情報収集してきました。掲示物がありました。私のタイ語力は、今一つです。一番上には、「ワイクルー」と、書かれています。いれずみ祭りの意味です。そして、2565年（つまり今年）3月19日、9時開催と、書かれていると思います。近くにいた　おばさんにも確認しています。ただ、間違っていたら、指摘してください。ワットバーンプラへ行く公共交通機関は、ありません。一番安く、合理的に行く方法は、サラヤ―まで行って、そこからタクシーで行くのがいいかと思います。帰りは、お寺の前にバイクタクシーがたくさん並んでいたので、なんとかなるでしょう。なお、状況次第では、中止になる可能性もあるので、行く前に確認したほうがいいかもしれません。

  2022.01.23

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  Pilok村 に行ってみた②【タイの日々 Part 447】

  カンチャナブリー県には、たくさん温泉があります。（ONSENは、タイ語にもなっている）温泉に寄りながら、バイクで、Pilok村を目指しました。まずは、お寺の中に温浴施設があるワット ワン カナーイ ターイカーラーム、次に 個人的には、タイ ナンバー１の温泉と思っているロックバレー温泉。因みにロックバレー温泉には、船でしか行くことができません。次に、リンティン温泉（写真参照）、最後に、戦時中、日本兵が掘ったヒンダート温泉。ヒンダート温泉は、雰囲気は秘湯ですが、1月1日、タイ人観光客が200人以上いました。トーンパープームを左折して、ピローク村を目指しました。道路は、カーブだらけ、一部崖崩れ、でも、一番心配だったのは、パンク。こんな所で、パンクしたら、「終わった」と思うはずです。トーンパープームから黄色の乗り合いトラックが出ているので、それを使うと便利です。ピローク村に着きました。雰囲気は、いいのですが、・・・・・・なんと、小さな村にタイ人観光客が300人以上いました。宿泊施設は、どこもいっぱいで、草原やホテルの屋上にテントを張っていました。タイ人にとっても「寒さ」への憧れがあるようです。チェンマイは遠いので、カンチャナブリーの山岳を選ぶという人もいるのでしょう。因みに年末年始、カンチャナブリーの辺鄙な所も含めて、どこもホテルはいっぱいでした。思ったより、人が多かったのですが、ピローク村は、素敵なところでした。かつて、金鉱で栄えた村が、観光へと転換したようです。ピローク村の近くにKhao Chang Phueak という山があります。いつか、挑戦したいと思っています。最後に、ミャンマー国境付近やヤワラート（中華街）に売っている このお菓子は、おいしいと思います。ぜひ、どうぞ

  2022.01.09

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  Pilok村 に行ってみた①【タイの日々 Part 446】

  正月休み（五日間）、カンチャナブリーの奥、サンクラブリーに行こうと思いました。タイ最長の木造の橋や朝の托鉢の風景、泰緬鉄道の線路跡、タイとミャンマーにまたがっている市場など、見どころがたくさんあります。一度行ったことがあるのですが、好印象でした。一方で、一度行った所を再訪すると、感動が希薄になる場合もあります。旅の計画を練っていました。サンクラブリー方面をグーグルマップで調べていると、気になる村を発見しました。ミャンマー国境にあるピローク村。写真を見ると、インド、シッキム地方のダージリンに似ていたのです。［実際、行ってみたら、あまり似ていなかった。］バンコクから約350キロメートル。かつて、金鉱で、栄えた村、ピローク。秘境と、思い、ここに決めました。でも、行ってみると、思っていたのと、違っていたのです。つづく

  2022.01.08

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  クラジョム山に登ってみた②　【タイの日々　Part 445】

  グーグルマップで、クラジョム山を見つけ、登ってみたいと思いました。ただ、この山を調べると、・・・・・・オフロード車が、走破したい山の一つのようだったのです。途中から道が割れ、悪路、岩場の道、池越え、急斜面・・・・・実際、見ても、一般車では、到底、上がるのは不可能だと思いました。４×４の車で、かなりの技術力がないと、走破はできません。また、運転は、下りも大変だと思います。ニュートラルで走ったら、死ぬ可能性もあります。また、道幅が狭いため、車がすれ違う時、どうするのだろうと、不思議に思いました。でも、10月中旬時点では、車両の進入は、禁止になっていました。オフロード車がやって来ると、ゆっくりと登山なんか、楽しめません。車両進入禁止は、良かった面もあるのですが、・・・・・実は、当初の計画では、バイクで、行ける所まで行って、そこから登山しようと思ったのですが、麓から登らなければならなくなりました。片道、９キロメートル、往復18キロメートル。富士山だって、五合目から登ると楽しめますが、麓から登るとなると、「だるい」と、思うはずです。「だるい」と、思いながら登山を開始しました。山のイメージは、急斜面、緩やかな上り、急斜面です。ただ、スタートから２，３キロメートルは、アスファルト道路です。急斜面ではあるものの、通常のバイクで、走行可能です。実際の距離とは、ずれているかもしれませんが、気持ちの距離として、頂上まで、3分の１の地点にシュラインがあります。もし、限界を感じたら、ここで引き返した方がいいと思います。そして、3分の２地点には、大きな池がありました。池の手前には、家屋が４軒くらいありました。人もいました。この山は、国立公園ではありません。農業をやっているのでしょうか？もしかしたら、ミャンマーからの不法入国者を監視している役割もあるかもしれません。池を越えると、また急斜面です。でも。途中から山頂にある国境監視施設がみえてくるので、励みになりました。頂上からは、ミャンマー山並みを見ることができました。所要時間は、上り：約2時間30分。下りも危ないので、約2時間２0分くらいかかりました。風景を見て、ボーっとした時間も含めているので、あまり当てになりません。費用：０バーツ【持って行ったもの】・ミネラルウォーター[中]2本(山頂で、無くなりました)・着替えのTシャツ・お菓子・タオル・お金（使用しなかった）・パスポート・スマホ(True Moveは、山頂でも電波は、良好でした)・帽子車両進入禁止とあったのに、途中、バイク３台くらいとすれ違いました。また、山中で、国境警備隊と出会ったときは、ちょっとだけ焦りました。山頂にも国境警備隊が駐留しています。現在、タイでは、ミャンマーからの不法入国が大きな問題になっています。現時点では、ミャンマー国境方面には、近づかない方がいいかもしれません。では、良い旅を!!

  2021.11.06

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  グラジョム山に登ってみた①　【タイの日々　Part 444】

  山に登ってみたいと思いました。まず、最初に思い浮かぶのが、タイ最高峰ドイ・インタノン(2565m)[チェンマイ県]。エベレストを含むヒマラヤ山脈の端っこに位置しています。ただ、この山は、車で頂上まで行くことができます。最高地点は、基地内にあるため、便宜的な最高地点の標識がありました。その標識は、林の中にあり、全く見晴らしが良くありませんでした。山には、少数民族が暮らし、コーヒー農園や畜産農家が広がっています。ドイインタノンは、登山というよりは、観光で来る山のような気がします。次に思い浮かんだのが、プークラドゥン[ルーイ県]。タイ人が、「一生に一度は登りたい」と、思っている山です。で、この山に登ろうと思いました。ただ、・・・・・・10月、台風が連続してやって来て、一部、大洪水が発生しました。10月、だいぶ、規制緩和されましたが、「不要不急の外出は控えるように」という発令は、取り消されてなかったと思います。また、HISによると、北部の県は、入県にはワクチン接種など条件がありました。でも、発令はしているものの、タイらしく、なんだかうやむやになっている状況でした。さらに、10月時点では、プークラドゥンに入山するためには、15日以上前に、予約が必要でした。行きたかったけど、断念しました。そこで、グーグルマップを網の目のように見ながら、山を探しました。そして、見つけたのが、グラジョム山[ラチャブリー県]ミャンマーとの国境に位置する山です。見つけた瞬間、行くことを決めました。ただ、この山、普通の山ではなかったのです。つづく

  2021.11.05

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  勘違い。残念。【タイの日々 Part 443】

  高校時代に、耳が不自由な親友がいました。彼から、カラオケに行こうと誘われました。当時、(今でも)カラオケは、あまり好きではなかったものの、行くことにしました。そして、彼の歌を聴いてびっくりしました。あまりにも音程が外れていたので、笑ってしまいました。ひどいことをしたのかもしれません。一方で、笑いをこらえる方が失礼になるのかもしれません。乙武氏によると、同じ行為でも、一人一人、受け止め方が違うので、配慮しなければならないそうです。自分たちの場合は、笑ったくらいで信頼関係が崩れることはありませんでした。以前、ラオスのルアンパバンからファイサイまで一泊二日、スピードボート＋バスという組み合わせで、旅をしたことがあります。そのスピードボートが極端に危なかったのです。木造のおんぼろボートなのに、やたらと飛ばすのです。メコン川には、水面から岩が突出しているところもあります。そこを平気でスラロームしていくのです。もし、川に落ちたら、溺れるのではなく、水面を体が、２，30回転するくらいの勢いでした。ボートの側面が低いため、振動の度に、おしりが浮き上がり、気がおかしくなりそうでした。そのスピードボート、乗客は、ラオス人4人くらいと、私とドイツ人[高齢者・男性]でした。辺鄙な村で降ろされ、私とドイツ人は、取り残されました。その高齢ドイツ人が、耳が不自由だったのです。まだ、スマホが普及していない時代です。彼がジェスチャーや筆談で旅をしている姿に勇気をもらいました。その日[恐怖のスピードボートに乗った日]の夜、粗末なテーブルの上に紙とペンを置いて、夜遅くまで会話を楽しみました。と、いうことで、耳が不自由な人には、親切にしたいという気持ちがありました。日本語科の生徒の中に、補聴器(？)をしている生徒がいました。彼には、ささやかながら配慮をしました。最近の補聴器は、目立たない物からオシャレな物へと変わったんだなーと、思いました。ところが、彼がしていたのは、補聴器[医療機器]ではなく、ワイヤレスイヤホンだったのです。そんな物があるとは、しりませんでした。彼にとっても、「どうして全く授業を聞いてないのに、この先生、優しくしてくれるのだろう」と,思ったかもしれません。その後、オンライン授業に変わりました。彼は、全く聞くことなく、無事、卒業しました。

  2021.10.14

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  ついに、クレームが出た【タイの日々 Part442】

  同僚の先生に対して、「オンライン授業のやり方が悪い」等、クレームが出たようです。ただ、詳細は分かりません。一生懸命、勉強したい生徒から、授業のやり方が悪い等、クレームが出た場合、それは、100パーセント、教師が悪いと思います。確かに、労働意欲が欠如したタイプ、責任は取らないタイプ、そもそも技術力のないタイプなど、色々います。ただ、タイで怖いのは、朝から晩までスマホゲームをしている子供に対して、お母さん:「どうして、勉強しないの？」こども:「だって、この先生の教え方が悪いんだよ」と、言って、クレームが発生する場合もあるのです。狙われるのは、立場の弱い先生です。また、タイ社会一般的に、クレーム対応をする側においても、貧乏人のクレームに対しては、馬耳東風的な対応、権力者からのクレームに対しては、硬直した対応になる傾向があります。立場が弱い私自身、さらに、今後、地位向上の見込みなしの状況ではあるものの、一人一人、丁寧な対応を心掛けていきたいと思います。

  2021.09.21

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  交通事故、目撃、どちらが悪い？【タイの日々　Part441】

  タイで運転していて頭にくることは、・・・・・・逆走暴走してくるバイク。優先道路に対して、脇道から平気で突っ込んでくる車。他にも、あおり運転、とんでもない所での停車、ウインカーは出さないし、大変です。先日、第一車線を走行していたら、第二車線から猛スピードで自分の前を横切り、そのままガソリンスタンドに入った車がありました。「ずっこけろ」と、思いました。歩く場合、特に旅行者に注意したもらいたいのは、「横断歩道」車は、止まらないので、要注意です。自分自身、今一つ分からないのが、前方赤信号で、車両は左折していいのか、どうか？要注意なのが、アソーク交差点。ソイカウボーイ側からターミナル21へ歩いて行く場合、歩行者信号が青、車両側は赤なのに、左折車がどんどん突っ込んできます。運転する場合は、最初に書いた二つが要注意です。ある日、近くで、逆走していたバイクと、優先道路に対して横から飛び出た車がぶつかった交通事故を目撃しました。両者、軽傷でした。この程度の交通事故は、タイで毎日、起きていると思います。では、優先道路を逆走していたバイクと、優先道路に対して横から飛び出た車がぶつかった場合、どちらが悪いのでしょうか？どちらが悪いかというと、・・・・・権力、地位の低い方、警察や有力者に対してコネを持ってない方が悪いというふうになります。あるタイ在住の日本人女性がいます。彼女は、タイでの見るもの、食べるもの、出会う人、タイのことは、何でも大好きという女の子です。その彼女が、今度、タイでの運転にチャレンジするそうです。これで、彼女も、「お前ら、ふざけんな！」と、叫ぶ日がやってくるでしょう。タイでの、運転、歩く場合も、くれぐれも気をつけてください。

  2021.08.29

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  ある　ちゅうごくじんじょせい教師【タイの日々　Part440】

  ※漢字で書くと、誤解が生じるかもしれないので、ひらがなにしました。中国との間には、尖閣、台湾、香港、ウイグルなど様々な問題を抱えています。勝手な推測ですが、エベレスト頂上も狙っているのではないか、という勢いです。私が働いている学校には、若い中国人女性教師がいました。彼女たちは、主要都市の名前の付いた大学を卒業していたので、エリートだと思います。反日思想など皆無で、個人的には友好的な関係を築くことができました。そんな中、ある中国人女性教師のある光景を見てしまい、ずっとそれが心に残っているのです。因みに、彼女とは、アパートが同じ階でした。ミネラルウォーター(大)をすぐ近くコンビニで購入し、運んでいたので、「運びますよ」と、声をかけ、運びました。2年間、同じ職場、同じアパートに住んでいて、私的交流は、それだけでした。そんな彼女のある光景を見てしまい(コロナ前)、ずっと心に残っていることがあります。ある日、学校内を歩いていました。教室の後方のドアから中を見ると、3人の女子高生が椅子を５つくらい並べて横になり、スマホをいじっていました。そして、前方のドアから中を見ると、全く聞いていない中、彼女が授業をしていたのです。「それって、単なる教師の実力不足でしょ」と、言われるかもしれません。そう言われると、「はい、そうです」としか、答えようがありません。でも、スマホ第一優先の世代、勉強する意義なども分からないまま教室に押し込まれた生徒を、言葉が通じない者がコントロールすることは、なかなか大変なのです。現在、オンライン授業をやっています。オンライン授業で、最も辛いことは、・・・・・・・・・・・・「みなさん、こんにちは」と、言って、誰も返事をしないこと。しばしば、心が折れそうになります。でも、彼女が誰も聞いてない中、授業を頑張っていた姿を思い出し(他のクラスは通常でした。)、それを勇気に変えています。

  2021.07.26

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  クラ地峡に行ってみた。【タイの日々 Part 439】

  ［クラ地峡、対岸はミャンマー(カオファチーで撮影)］「ピラミッド」、「桶狭間」、「フィヨルド」、「リアス式海岸」、歴史や地理の教科書に出てきたような所には、行ってみたいものです。地理の教科書に出てきた「クラ地峡」も覚えていました。【地峡とは、海峡の逆で、陸地が狭まっている部分】マレー半島、タイ国、チュムポーン県とラノーン県にクラ地峡が位置しています。（最狭部は、44キロメートル）ここは、数回、バスや鉄道で通過したことはあったものの、降りたことはありませんでした。今回、ようやく、ラノーン中心市街地からバイクを借りて、行くことができました。結論から言うと、行っても楽しくないかもしれません。見どころとしては(ラノーン県)、カオファチーに行けば、ミャンマーを見ることができます。また、かつて運行していた鉄道も見ることができます。実は、かなり前からクラ地峡に運河を建設する話があったようです。しかし、クラ地峡に運河ができると、シンガポールの地位は、下がるでしょう。現在、中国は、クラ運河建設を後押ししているようです。根性があれば、ラノーン中心市街地からソンテウ[乗り合いトラック]で行くこともできます。行くところがなくなってしまったようなタイプに、お薦めな所です。

  2021.06.26

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  最先端をいく生徒に出会った【タイの日々　Part438】

  現在、タイでは、オンラインレッスン時に、制服を着用するべきか、議論されています。しかし、現場での問題点としては、授業の時に、カメラをONにしていない生徒が多いこと。ついに、高3と高2は、カメラをONにしている生徒が0人になりました。先日、高3に対して、「全員がカメラをONにしないと、授業を始めません」と、言おうと思ったものの、そんなことを言うと、本当に始めることができなくなるので止めました。家庭の事情もあるので、やみくもに怒るわけにはいきません。そんな中、新中学１年生の第1回目の授業で、最先端をいく生徒に出会いました。因みに私は、あまり、タイ語ができません。生徒は、あまり、英語ができません。とは言え、タイらしく、初対面なのに活気がありました。そんな中、ある生徒に(カメラ機能OFF)簡単な質問をしました。すると、彼は(彼女かもしれない)、機械音で、「シバラク　オマチクダサイ」「トケイ　デス」と、答えました。迅速だし、正解でした。先生が質問して、生徒が機械音で答える。それも、中学１年生。日本語教師なんか要らない、と、思いました。

  2021.06.05

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  おすすめ！ミャンマーとの国境付近にあるパヤム島【タイの日々 Part 437】

  ラノーン県、ミャンマーとの国境付近に、パヤム島があります。[スピードボートで、約45分、350バーツ]リぺ島やクート島、タオ島が、「最高だったわ」という人には向いていません。沖縄で言うなら、石垣島や竹富島、西表島を選ぶタイプより、粟国島や渡名喜島、伊是名島を選ぶタイプに向いています。田舎の島で、失礼ながら、特に何か、見どころがあるというわけではありません。「何もしたくない」というタイプにお薦めの島です。島の概観は、港（島の東側）の周辺に多く人々が暮らしています[人口:約600人（変動あり）]。学校もありました。主要産業は、天然ゴムとカシューナッツ、漁業、観光業。島内には車が走っていないので、移動は、バイクタクシーかレンタルバイク、歩きになります。島の西側は、サンセットビーチで、バンガローがならんでいます。私が宿泊したバンガローは、ビーチまで、２メートルという立地で、500バーツでした。（予約なし）[１バーツ、約３．５円]島に来ても、特に何もすることはありません。ジョギング、ハンモックに揺られる、シーカヤック、・・・・・・暇だったので、シーカヤックに挑戦することにしました。1時間、５０バーツ。おそらく、タイ全土で最安値だと思います。また、タイらしく、「あんた、適当に使って、適当に返しておいて」というスタイルでした。パスポートや時間の確認は、ありませんでした。近くには、流木で建てられた変わったバーもありました。島の特産品であるカシューナッツを食べながらビールを飲む。何もせずに、のんびりしたい人には、おすすめの島です。

  2021.05.23

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  タイの公立（中・高等）学校で、日本語教師になるために、最も必要な力とは？【タイの日々 Part 436】

  [前方、左ミャンマー、右ラオス]以前、似たようなタイトルで記事を書きました。その時は、タイ国家、国民、文化等への愛の力が必要と、書きました。でも、思えば、愛があるだけでは上手くいきません。そこで、再び考えてみました。タイの公立（中・高等）学校で、日本語教師になるために、最も必要な力とは？相変わらず、文法等を教える技術力は、全く上位にはきません。最も必要な力とは？『対応力』クラスを成績別に、下位層、中間層、上位層に分けて考えてみます。下位層は、全く勉強する気がありません。全ての授業に遅刻してやって来て、後半逃げ出します。教科書も開きません。スマホゲームを注意しても、3分後には、やり始めます。勉強する前に、勉強する意義から学んだ方がいいと思うものの、そんなの聞く耳を持ちません。日本の場合だと、社会、学校、教師への反抗みたいなのが背景にあるかもしれませんが、タイの場合は、単純に、暑いから、眠いから、ゲームをしたいからなどが理由で勉強しません。注意しても、馬耳東風、暖簾に腕押し、糠に釘といった状況です。この層の生徒たちに、どのように対応するか、いつも苦慮しています。中間層は、「センセー、You Tubeで『コナン』見よう。日本語でいいから。でも、タイ語の字幕はつけてよ。」とか、「センセー、今日は数学の宿題があるから邪魔しないでよ。日本語の宿題？分かってるわよ。それは、英語の時間にする（丸写し）から大丈夫だよ」など、教師の思いとは、かけ離れています。イメージで言うと、時々、勉強します。メールやラインの返信をしてから勉強、化粧を終えてから勉強、音楽を聴きながら勉強。多数派であり、全く勉強しないわけではないので、この層も対応に苦慮しています。上位層は、真面目です。熱心に聞いてくれます。流石に、この層の心を掴むことができなければ日本語教師失格となります。とは言え、この層ばかりに目を向けるわけにはいきません。私の場合、下位層ばかりに目を向けているので、上位層が手薄になっているような気がします。さらに、身体が不自由な生徒、イスラム教徒、性同一性障害者がいるので、配慮が必要です。さらに、全生徒、共通して言えることは、授業中に携帯が鳴ると、出ます。対応力が求められます。さらに、・・・・・・タイでは、下っ端には、報告、連絡、相談は、ありません。いろんなことが、いきなりやってきます。特に、「今から授業してください」は、腹が立ちます。「前以って言ってください」は、通用しません。計画的にやっていきたいタイプは、苦労するかもしれません。日本では、真面目で責任感が強いタイプが求められますが、タイでは、そのようなタイプは心が病んでしまう可能性もあります。タイでは、臨機応変に対応することが求められます。

  2021.05.04

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  タイで、公立中・高等学校の日本語教師になる場合、420時間日本語教師養成講座の修了や日本語教育能力検定試験の合格等が必要なのか？【タイの日々 Part435】

  [ミャンマーのインレー湖]ズバリ、私自身、上記の二つを受けたことがないのに、日本語教師になれているということは、必ずしも必要でないのかもしれません。タイで、公立中・高等学校の日本語教師になる場合、三つの関門があります。就労ビザの取得（出入国管理局）、ワークパーミットの取得（労働省）、教員免許の取得（教育省）。就労ビザとワークパーミットは、比較的、簡単に取得できます。ただ、教員免許の取得は、制度が時々変更になるので、容易とは言えません。以前は、タイ国内で講習を受けなければならなかったようです。一方、何も所持していないのに、日本語教師になれた人もいます。私の場合は、・・・・・・日本の教員免許を持っています。取得したのが沖縄県なので、沖縄県庁内にある沖縄県教育委員会に行って、有料で、免許を英訳してもらいました。それを提出したら、タイ国教員免許が取得できました。420時間養成講座や検定試験は、あまり知られていません。よって、タイ教育省も、現時点では、あまり重要視していません。では、本当に必要ないのかというと、・・・・・・私は、必要だと思います。と、言うのも、日本語教師希望者と募集しているタイの学校との間に、日本人が仲介するケースが多いと思います。その仲介する日本人が必ず上記の二つを求めるのです。若くて、日本語教師を目指す人がいたら、420時間日本語教師養成講座の修了と、日本語教育能力検定の合格、さらに大学院まで行けば、安心です。また、最近、日本語教育に関して動きがあるので、文部科学省からの情報収集も忘れないでください。

  2021.04.28

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  タイでは、エビデンスが重要【タイの日々 Part 434】

  [手前、タイ、対岸、ミャンマー　水深３０㎝]日本の討論番組を見ていると、頻繫に「エビデンス」（根拠、証拠）という言葉が使われていました。「エビデンス」という言葉は、日本語化されてしまったのでしょうか。現在、私は、タイの公立学校で働いています。外国語学部に所属しています。会議、書類の作成、連絡事項等のやり取りは、英語です。そんな中、頻繁に"evidence"という言葉がでてきます。タイでも「エビデンス」は、重要なようです。今年の授業は、全てオンラインレッスンでした。そして金曜日に、授業内容、出欠、使用した教材、生徒の評価、授業の写真（スクリーンショット）等をまとめて、授業のエビデンスとして、提出しなければなりませんでした。私は、現在、バンコク都とサムットサコーン県の県境に住んでいます。そこでは、常に検問をしています。そして、警察官は、集合写真を含め、しょっちゅう写真を撮っています。これも、おそらく上司に仕事をしている様子をエビデンスとして、提出するのだと思います。ただ、あまりにもエビデンスの提出が多くなると、トップは、下位のやっていることを信頼していないということなのかもしれません。また、エビデンスを提出させることによって、「トップには、絶対に逆らってはいけませんよ」ということを、根付かせようと、しているのかもしれません。タイは、世界有数の交通事故発生率が高い国です。暴走、逆走、信号無視、譲り合う気持ちなんて、ありません。横断歩道を歩いて渡っても車は止まりません。優先道路を走っていても横から平気で車が飛び出てきます。交通事故に巻き込まれたとしても、貧乏人だとお金が払えずに泣き寝入り、有力者だと、自分の権力やコネを利用して、加害者なのに被害者工作をしたり、もみ消したりしようとします。そうならないために、タイでは、多くの運転手が、ドライブレコーダーを付けています。様々な面において、以前は、「マイペンライ」（気にしないでください、大丈夫ですよ）で、済んでいたことが、「エビデンスを提出してください」に、変わってきました。

  2021.04.20

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  生徒の成績評価をどうするか？【タイの日々 Part 433 】

  [Myanmar]「勉強する気、毛頭なし」このような生徒の成績評価をどうするか、年度末には、いつも悩みます。これに関しては、同僚の外国人教師と話をしたことがあります。彼女は、絶対に落とさないと、言いました。[成績評価 は、０、1、1.5、2、2.5、3、3.5、4、ร、มสに区分されます。รは、未受験、มสは、欠席が多すぎるという意味です。]では、なぜ彼女が成績評価０を付けないかと言うと、...............それは、対応が面倒だから。とにかく、一人でも落としたりすると、落第者の書類作成、課題/追試験作成、呼び出し、実施、パスしたら再度書類作成と、とてつもなく仕事が増えます。また、落第者は、落第者らしく、時間や期日を守るという概念がありません。時間、労力、ストレス、何をとってもいいことはありません。恨まれる可能性もあります。もし、全員合格させた場合、この時期、外国人教師は、ほとんど仕事はありません。では、私は、...............もちろん、落とします。[目安として、一生懸命勉強しているのに、成績が上がらない生徒、オンラインレッスンは、サインインして全く聞かなかったものの、とりあえず宿題と作品を出した生徒は、落としませんでした。]落としたからと言って、即、留年ではありません。その後、学校側も手厚い対応があります。しかし、それらを全て無視し続けると、留年になる場合もあります。私の中では、成績が悪いことをきっかけにして、少しは学問に目を向けてほしいという思いがあるのですが、なかなか通じていません。生徒は、課題をギリギリまで出さない、あるいは、課題なんか出さずに進級を目指しています。授業は全て終わったのに、まだまだ戦いは続きます。

  2021.03.24

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  オンラインレッスン（その後）【タイの日々 Part 432】

  自分自身、タイを去る理由を考えた場合、①体調悪化、②お金が尽きる、③契約不成立、④事件、事故に巻き込まれる、起こす。⑤「もう、疲れた」⑥他に、やりたいことが見つかった。⑦その他、などの理由が考えられます。実は、②もやばかったのですが、去年は、帰国も海外旅行もできなかったので、タイに来て、初めて収支がプラスになりました。そこで、今一番懸念していることは、①の健康問題です。言葉、金銭面、安心安全、サービスなどを考えると、最終医療は、「日本かな」と、思っています。実は、去年、ずっと体調が今一つだったのです。日常生活に障害はなかったものの、何かの病気が、ゆっくりとした速度で進行しているような気がしていました。ところが、オンラインレッスンをするようになってから、「体調が悪い」と、感じなくなったのです。＋毎日、目覚まし時計が鳴っても、２，30分間、寝ることができます。＋食事も以前は、外食か市場で購入していたのですが、自炊もするようになりました。最初は、ゆで卵、次はフレンチトースト（大失敗）、カレー、ゴーヤチャンプルー、なす味噌、しゃぶしゃぶ（豚肉のみ）。油っぽいタイ料理を減らしことが良かったかもしれません。また、隣の席がナイジェリア人なのですが、彼から、コロナ対策として「毎朝、ライムを搾って飲んだらいい」と、いわれました。それを実行しています。＋また、毎日ジョギングもできています。＋また、普段は、スマホばかりいじっている生徒の前で授業をしなければならなかったのですが、オンラインレッスンになってからは、やる気のない奴は、ズラリ、来なくなりました。授業を受けている生徒は、全員やる気のある生徒なので、ストレスを感じなくなりました。【※注)タモリの名言：「やる気のある奴は去れ」】とにかく、以上のような要因で、オンラインレッスンが始まってから、体調が回復傾向にあるのです。これは、私にとっては、ラッキーでした。[海外医療保険には、入っていません]そして、学校は再開しないまま、後期が終了しました。5月中旬から新学期が始まります。気持ちの立て直し、そして極端に開いた生徒の学力格差をどうするか、などが課題です。

  2021.03.14

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  オンラインレッスンの実情【タイの日々 Part 431】

  [Bagan Myanmar]現在、行われているオンラインレッスンの状況を正直に言いますと、・・・・・高校3年生は、２から３割程度しか聞いていません。【注１)聞いてないとは、コンピューター画面に向かって、勉強していないという意味です。注２)これは、バンコク郊外にある普通の公立学校の話であり、バンコク中心部にある学校のことは、知りません。　　注３)これは、私だけでなく、多くの先生が似たような悩みを抱えています。】中学1年生、高校1年生が4割程度、中学2年生が5割程度、高校2年生が6割程度、聞いてくれています。オンラインレッスンをやっている先生にとって『6割』は、「少ない」と思うかもしれませんが、私にとっては、「多い」という印象です。では、生徒は聞かずに何をやっているかというと、・・・・・・多いのは、サインインだけして、あとは、完全無視。もう一度寝るとか、飯を食うとか、ゲームをするとか、・・・・。また、サインインすらしてない生徒も多いです。また、サインインして、ラジオのように聞きながら何か他のことをしているという生徒も多いです。私が質問すると、慌てて、「センセー、もう1回言ってください。」と、やって来ます。私がもう1回質問している間に、友達から答えを聞き、答えます。連続して質問しても、もう出ることはありません。ほとんどの生徒がカメラをoffにしています。そんな中、真面目にやっている生徒の姿を見ると、心が癒されます。「タイだったら、家庭や貧困の問題があるのでは？」と、言われるかもしれません。もちろん、それについては、配慮しています。ただ、勉強しない理由は、ただ単に、「怠惰」だけなのです。ある地域では、小学生が全く勉強しないということで、オンラインレッスンを止め、いち早く、学校を再開したところもあるようです。コロナと教育、教育をとったということなのでしょう。現在、ほとんどの学校が再開しています。現在、タイで、最も、感染者数が多い県は、サムットサコーン県です。私が働いている学校の生徒は、バンコク６、サムットサコーン県４くらいの割合です。よって、まだオンラインレッスンが続いています。(つづく)

  2021.02.24

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  一体、どこを見ているのだろう【タイの日々 Part 430】

  [Bago in Myanmar]仕事をする上で、最もつらいことは、・・・・・・それは、無意味な仕事をすること。私が働いている学校では、ここ数年、極端に中間・期末試験の問題用紙作成が厳しく（細かく）なりました。大学入学共通テストのように全科目、問題冊子を統一したいという意図があるのだと思います。問題の中身については何も言われません。とにかく外観をきれいに作成しなければなりません。以前、「ここを２ミリメートル動かしてください」と、修正を求められたこともありました。また、冊子には、テストの目的と分析を書かなければなりません。「こんなの、生徒が読むの？」と、思いました。とは言え、今まで指示通りやってきました。そして、２月、オンライン中間テストが実施されました。オンライン中間テストの最大の問題点は、カンニング対策だと思うのに、それについては、何も指示がなく、テストのフォームについては、細かく指示がありました。その通りに作成し、提出しました。すると、問題作成者の名前を、今までは、問題文の後だったのに、前に記してほしいと変更の指示がきました。タイでは、しばしば「前もって言えよ」と、叫びたくなることがあります。学校には、教師が１５０人くらいいます。私は５クラス（５種類）の中間テストを作成しました。一つの指示の変更で、膨大な数の中間テストが作り直しになったことでしょう。とは言え、無事に、カンニングだらけで中間テストが終わりました。すると、なんと、中間テストのフォームの作り直しが命ぜられたのです。中間テストが終わったのに、、中間テストのフォームの作り直しが命ぜられたということは、生徒のためにきれいに作っていたということではありません。上の機関に提出するためとか、視察団が来た時に見せるためとか、・・・・・・まぁ、よく分かりませんが、弱小教師なので、言われた通りにやるだけです。

  2021.02.11

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  2021年、タイ国　日本語教師、ワークパーミット取得のために必要な書類【タイの日々 Part 429】

  タイ国、日本語教師、ワークパミットを　1月22日、クローズ直前に申請し、1月27日に取得しましたので、必要な書類等を報告します。1月25日から、PCR検査が必要という噂があったのですが、それについては、分かりません。@WP25[申請書]　@パスポート原本と　そのコピー@ワークパーミット原本と　そのコピー@タイ国教員免許原本と　そのコピー@Bangkok District Letter@School Letter@健康診断書@学校との契約書@Employment certification　Form 46@Power of　Attorney　　切手１０バーツ@employer's  ID＠納税証明書＠３１００バーツ以上で、私は取得できました。職種によって、提出する書類が違います。私は、チャオプラヤ川西岸に住んでいるので、スクサワット通りにあるofficeで、取得しました。申請書WP5で、申請したのですが、受理されず、WP25へ、Employment certificationは、　Form 46に変更となっており、やり直しになりました。税金は、コンビニで支払ったので、そのコピーを提出しました。onlineで、様々な情報を打ち込んで、納税額が算出されるのですが、全てタイ語なので、普通の人には厳しいと思います。自分は、タイ人に手伝ってもらいました。

  2021.01.29

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  2021年、タイ国　日本語教師、就労ビザ、取得のために必要な書類【タイの日々 Part 428】

  2021年1月19日に、Non immigrant "B" VIZAを取得しましたので、必要な書類等をお知らせします。@TM7[申請書]@パスポート原本と　そのコピー@ワークパーミット原本と　そのコピー@タイ国教員免許原本と　そのコピー@学校との契約書@Bangkok District Letter@School Letter@1900バーツ以上で、私は取得できました。

  2021.01.23

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  タイで、末永く働くには、－－－【タイの日々Part 427】

  タイトルに関しては、日系企業で働いている人は、含みません。また、職場に複数の日本人がいる場合も含みません。現地採用で、タイ人の中に、ポツリと日本人が一人、というタイプについての話です。では、そのような状況で、タイで末永く働くために必要なこととは、－－－－－－それは、トップから言われたことに対して、忠実に働くこと。それができれば、末永く仕事を続けることができると思います。でも、－－－－非合理的な指示もあります。日本人の感覚からすると、文句を言いたくなります。でも、言わない方がいいでしょう。タイは階級社会です。下位の意見なんか、馬耳東風です。意見を言うということは、トップは、自分のやっていることに反抗していると思うかもしれません。因みに、トップは、さらにその上の人たちに対して、極端に忠実になっています。次に、たまに、クリエイティブなことを、自発的やっていこう思う日本人もいると思います。タイでは、止めた方がいいと思います。とにかく、言われたことを忠実にやるということがベストです。余計なことをやると、裏目に出ることも多々あります。最後に、タイ「あるある」タイでは、連絡など一切なく、「今から、やってください」ということが、しばしばあります。これは、心が折れます。もし、それでキレたりしたら、その職場を去るしか道はありません。とにかく大事なのは、言われたことに逆らわない。忠実になることです。以上は、私見であり、もう少し長くタイに滞在すると、違うものが見えてくるかもしれません。

  2021.01.16

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  【珍スポット】棺桶から足が出ている像のあるお寺【タイの日々Part426】

  タイでは、至る所に足マッサージ店があります。私のお薦めは、BTSプルンチット駅のすぐ近くにあるハッタサート店。上手いですが、痛すぎます。激痛が好きな人には、お薦めです。次にお薦めは、パタヤー中央通りにあるマッサージ店。なんと、1時間、８０バーツ[280円くらい]技術力は、普通です。おそらく、タイ全土で、最安値だと思います。　とは言え、タイでは、相手に足の裏を見せるという行為は、非礼な行為のようです。また、地面以外、ついどこかに足を置きたくなることもありますが、注意した方がいいかもしれません。特に、仏様に対して、足の裏を向けてはいけません。で、・・・・・・足の裏は、不浄とされているのに、Wat Intharamというお寺には、棺桶からお釈迦様の足が出ており、それに向かって、祈っている弟子の像があります。見ると、笑えます。行き方は、4番、43番のバスが、お寺の前に停まります。また、BTS　ポニミット駅からも歩いていけます。ただ、大きい道がないので、小さな道をgoogle map でも見ながら、くねくねと、行ってください。では、本年もよろしくお願いいたします。

  2021.01.07

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  【珍スポット】沈みゆく お寺【タイの日々　Part425】

  チャオプラヤ川の河口、西岸、タイランド湾に小さな島があり、そこに、Wat Khun Samut Chinというお寺があります。[サムットプラカーン県]そのお寺が、毎年少しずつ海に沈降しているのです。気になったので、行ってきました。行き方は、チャオプラヤ川東岸に住んでいる人は、ボートで渡って、プラサムットチェディーへ、自分は西岸に住んでいるので、20番のバスで、終点のプラサムットチェディーへ行きました。そこから、乗り合いトラックで、20分くらい[８バーツ：30円くらい]、船着き場に行きました。実は、岸から島まで、細い橋がかかっています。ただ、その岸まで行くまともな交通手段がないので、ボートで岸まで行くことにしました。[チャーターで、１００バーツ]岸から２００メートル以上ある細い橋を渡って島に着くことができました。さて、・・・・・・・・・・・・・・・・・・沈みゆくお寺を見て、悲しくなりました。それは、沈みゆく形跡が見られたからではありません。なんと、もうこれ以上、沈まないように、四方を全て、コンクリートで囲んでしまっていたのです。今一つ、風情がありませんでした。お寺の入口は、腰をかがめないと、入れませんでした。昔はどれくらいの高さだったか分かりませんが、その分だけ沈んだということなのでしょう。また、お寺から見る12月のタイランド湾は、きれいでした。帰路は、ジョギングできる服装で来ていたので、岸から乗り合いトラックの走っている大通りまで、赤土の道を走って帰ることにしました。これが大失敗でした。遠いし、10匹くらいの野良犬に囲まれるし、・・・・帰路もボートをお勧めします。では、良いお年を・・・・・

  2020.12.30

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  サムットサコーン県　情報　【タイの日々 Part424】

  [サムットサコーン県の塩田]私は、バンコクに住んでいるものの、走って２０秒で、サムットサコーン県です。アパートの裏には運河が流れています。そこは、巨大トカゲ、グリーンスネーク、リスの生息地となっています。自分の気持ちとしては、バンコク文化圏というよりは、サムットサコーン文化圏に属しているような感じがします。そんなサムットサコーン県最大の特徴は、・・・・・・・・ミャンマーと国境を接しているわけではないのに、極端にミャンマー人が多いこと。どうしてミャンマー人と認識できるかというと、・・・・・・・・タイ人女性は、ほとんどしないタナカという日焼け止めクリームを塗っていること、男性でロンヂーをはいている人がいること、Facebookの文字がミャンマー語であることなどからです。サムットサコーン県は、冷凍食品工場、缶詰工場がやたらと多いです。そこの労働力になっているようです。一方、重化学工業は発展していないのに、やたらとPM2.5の数値は高いです。そんなサムットサコーン県の魚市場で、コロナ感染爆発が起きました。現在、サムットサコーン県は、外国人入域禁止になりました。私のアパートの隣は、ガソリンスタンド[サムットサコーン県]です。そのガソリンスタンド内にあるセブンイレブンに、やっぱり行ってはいけないのでしょうか。授業は、オンラインレッスン[Work from home]に切り替わりました。不満、不安はありますが、こういう時は、指示に従うのがベストかな、と思います。

  2020.12.22

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  タイの女子中学生から言われて嬉しいこと【タイの日々Part423】

  以前にも書きましたが、・・・・・・・・タイの生徒に言われて嬉しい言葉は、朝から元気な声で、「センセー、こんばんは」と、言われることです。朝から大きなエネルギーをもらっていました。ところが最近は、・・・・・・・・中学一年生からは、無視です。無視されているということは、大して重要な人物ではないと思われているということです。一方、高校生は、朝、「センセー、おはようございます」と、言うようになりました。まぁ、それはそれで、良いことです。そんな中、最近、中学二年の女子中学生たちから、あることを言われるようになりました。最初は、違和感があったのですが、最近では嬉しく感じるようになりました。それは、・・・・・・・・なんと、女子中学生たちから呼び捨てにされること。「トイレに行ってもいいですか」を教えたものの、そんなの覚えきれず、呼び捨てされた上に、「トイレ」と言って、生徒は出ていきます。なんだか、自分自身、中学時代戻れたような感覚になるものの、思えば、中学時代に女子学生たちから呼び捨てにされたことは、ありませんでした。自分の場合は、許容範囲です。無邪気な生徒たちを見ると、許せます。

  2020.12.15

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  タイ（？）で、最も行きたかった遺跡を見てきた。【タイの日々 Part 422 】

  タイには、アユタヤ、スコータイ、ピマーイなどに有名な遺跡があります。個人的には、アユタヤのワットロカヤスタ（寝仏）が、気に入っています。でも、ずっと前から気になっている遺跡がありました。それは、シーサケット県にあるカオプラウィハーン[タイ語]、プレアビヒア[クメール語]。この遺跡の領有を巡って、タイとカンボジアは、紛争に発展したこともあります。結局、国際司法裁判所は、カンボジア領と、判決を下しています。どんな遺跡なのか？歴史的よりも地理的に興味があり、行ってみることにしました。google mapを見ると、流石にタイ領土というのは厳しいと思いました。行ってみると、・・・・・・・・とは、言え、カンボジア領なので現在行くことができません。ただ、すぐ近くのパーモーイーデンから見ることができます。因みに、パーモーイーデンに行くのもなかなか困難です。自分は、カンターララックまでバスで行き、レンタルバイクを探しました。無かったので、バス停にいた中年男性（バイタクドライバー）に、パーモーイーデン往復と滞在（１時間30分）したいことを伝えました。彼は400バーツ[1バーツ：3.4円]いいよと、言ったので、値切り交渉もせず、その額で行ってもらうことにしました。また、パーモーイーデンの入場料は、外国人は、４００バーツかかります。行ってみると、・・・・・・・・崖の上、タイ、崖の下、カンボジア。カンボジアの何もない広大な平原を見ることができました。そして、現在行くことのできないカオプラウィハーン遺跡を遠方から見ることができました。遺跡自体は、今一つでした。長い参道がありました。すぐ近くにあるスリン県のパノムルン遺跡に似ていて、そちらの方が見応えがあると思いました。タイ側の主張は、遺跡への正規の入口は、タイにあるということでした。でも、私が見た印象では、遺跡自体が（別の）崖の上にあるため、タイ領土でもいいのではないかという印象でした。この付近は、軍隊が駐留しています。地雷もたくさん埋まっています。遺跡は、遠くにしか見えません。交通も不便です。自分は、大満足でしたが、おすすめかどうかは分かりません。

  2020.11.28

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  ちょっと、イサーン（タイ東北部）旅行へ【タイの日々 Part 421】

  [写真はスリン]タイで、日本語教師をしていて嬉しいことは、４月と10月に、まとまった休みが取れることです。私自身、実力不足でなかなか生徒が言うことを聞いてくれないため、この休みがないと、肉体的にも精神的にも持たないと思います。通常は、4月、日本帰国、10月、国外旅行が理想なのですが、今年は、無理です。そこで、今年は、タイ国内旅行をすることに決めました。行き先の候補で、気になったのは、タイ中北部。チャイナ―ト、ウタイタニ―、ナコーンサワン、ピチットなど、何とも言えない中小都市が並んでいます。おそらく、ここを主目的にする日本人観光客は、ほぼいないと思います。ただ、私自身、バンコク郊外の何とも言えない街に住んでいるため、タイ中北部は、止めました。次に、国境の町、メーソート方面も考えたのですが、コロナに感染したミャンマー人が流入しているので、メーソートも止めました。暇なので、どこに行くか、いろいろ考えて、タイ東北部を旅行することに決めました。ルートは、ブアヤイ（ナコーンラチャーシーマー県）、シーサケット、ウボンラチャターニー、アランヤプラテート、トラート、パタヤ―です。イメージは、ラオスの国境まで行って、カンボジアの国境付近をウロウロするという感じです。因みに、タイ、ラオス、カンボジアの3か国が国境を接するエメラルドトライアングルは、タイの軍事基地があるため、行けないようです。旅行中は、ブログを休止させていただきます。では、・・・・・・・・・・・・・・・・・

  2020.11.12

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  授業中、女子高生が叫ぶ【タイの日々 Part 420】

  既に、前期は、11月6日で終了しています。10月の終わり頃、授業をしていると、残り時間、13，14分くらいの時に、ある女子高生が、「ポーレーオ」と、叫びました。直訳すると、「もう、充分です」という意味になると思います。本心は、「はぁ、あんた、まだ続ける気？早く終わりなさいよ」ということだと思います。その時は、昼休み前の授業、３００人以上入る学生食堂に混雑する前に行くには、１、2分の差異でも大きく変わります。ただ、このクラスには、日本語に意欲的な生徒もいるので、そんなに早く終わることもできません。でも、彼女の言葉は、嬉しかったのです。私は、生徒に対して、私のように泥沼に嵌ってしまったような人間にはならず、「ピュアで正直に歩んでほしい」と、思っています。私は、生徒に、「正直さ」を求めています。ただし、正直に言われると、辛いことも多々あります。一方、隣の教室では、学部長が、昼休み前の同時刻、授業をしています。学部長は、必ず授業を５ｰ１０分くらい、オーバーします。タイでは、原則、権力に逆らうことができません。誰一人、「ポーレーオ」と、言うことはできません。

  2020.11.10

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  交換条件【タイの日々Part 419】

  対人関係において、交換条件を出すということは、あまり上手くいっていないということなのでしょう。中学二年生は、一時期、学級崩壊にちかい状態でした。私が教室に入っても、女子生徒は、バトルロイヤルをやっていました。そんな中、ある交換条件を出したことによって、上手くいくようになりました。それは、・・・・・・因みに、日本語100分授業です。生徒は、途轍もなく長いと思っているはずです。まぁ、最初は聞いてくれるので、通常授業をします。でも、中盤から徐々に乱れてきます。そこで、生徒に、「ここから、ここまで、書いてください。書き終わった生徒から前に持ってきてください。先生がチェックします。パスした生徒から自由時間です。」と、いう方針（交換条件）を導入しました。これが、上手くいきました。最近では、「我先に」という感じで、みんなが真面目に取り組むようになりました。中には、「今日、先生は、ここから、ここまで書かせるはずよ」と、先回りして、書いている生徒もいます。本当は、「自習時間」と、言ったのですが、上手く伝わらず、「自由時間」になってしまいました。それにしても、自由時間の生徒の表情は、生き生きとしています。ある男子生徒は、教室内で、スケートボードに乗っていました。女子生徒たちは、後期に開催される体育祭のため、早くもダンスの練習をしています。その自由時間、完全に無秩序であるものの、そこには、微笑みの国タイランドがありました。と、そんな交換条件を出しているとき、なんと、学部長が見に来ました。生徒は、誰一人気付いていませんでした。でも、学部長が見に来たのは、私が課題を出した直後、生徒が真面目に取り組んでいる時でした。「あんた、よくこのクラスをまとめきれてますね」と、いやらしい話ですが、評価が上がったかもしれません。一方、自由時間の場面を見られていたとしたら、悲惨なことになったかもしれません。まぁ、しかし、日本語よりも、生徒が生き生きしている方を重要視していこうと思っています。

  2020.11.05

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  いい授業とは、【タイの日々 Part418】

  いくら分かりやすい授業をしたとしても、生徒が聞いてなかったら、意味がありません。いくら高度な授業をしたとしても、生徒が求めているものと違ったら、意味がありません。いい授業とは、・・・・・・・・・・・・・・・・・・その答えは、環境、対象生徒、教師の信念などによって、変わってくると、思います。私が思ういい授業とは、・・・・・・・・・・・・・・・・・・それは、生徒の参加率が高い授業。恥ずかしながら、わたくし、日々、生徒が授業を聞いてくれなくて、悪戦苦闘しているのです。「それって、あなたの実力不足でしょ」と、言われるかもしれません。もし、そう言われたら、「はい、その通りです」としか、答えようがありません。でも、タイで中学・高校教師をやっている人だったら、同じような悩みを持っている人もいると思います。高校一年生の場合は、約４割が聞いていません。では、生徒が授業を聞かなくて、何をしているかというと、・・・・・・スマホゲーム、睡眠、友達とのおしゃべり、他教科の宿題と、大きく４つのグループに分類されます。教師なので、スマホ辞書機能を使っているのか、ミサイルを撃っているのかぐらい分かります。高一には、起立、礼、着席、睡眠、という生徒もいます。ある女子高生が、ひたすら他教科の宿題（丸写し）をしていたので、注意しに行きました。すると、彼女は、「センセー、英語の時間に、日本語の宿題をするから大丈夫ですよ」と、とんちんかんな返事をしました。　　そして、中学・高校、全クラスに言えることは、私が教室に入っても、全く勉強するような雰囲気ではありません。着席させて、静かにさせるまで、毎回5分、要します。また、中学・高校、全生徒に言えることは、授業中に、電話が鳴ると、出ます。中には、話しながら教室から出ていく生徒もいました。現在の私の目標は、とにかく、生徒の授業参加率を上げることです。そんな中、ついに、生徒の参加率１００パーセントの授業をすることができました。それは、折り紙で、カエル作成。おしりをつつくと、ピョンと、跳ね上がります。これは、大うけでした。やり方次第では、生徒の参加率が１００パーセントになることが分かりました。これをヒントに、通常授業でも、生徒の参加率を上げる方法を模索していこうと思います。

  2020.10.28

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  かわいそうなタニヤ通り【タイの日々Part 417】

  [コロナ前のタニヤ通り]おそらく、タイで、最も日本語の看板で溢れている通りは、タニヤ通りだと思います。タニヤ通りは、カラオケ街。他にも、牛角、リンガーハット、大阪王将、金沢ゴールドカレー（おすすめ）、居酒屋、ラーメン屋、寿司屋などがあります。ただ、私は、夜の遊び（昼からも可能）の中で、カラオケとマッサージパーラーには、あまり興味がありません。でも、『とん清』（かつて、猿岩石が働いていたお店）や『北海道』（ランチメニューが充実、10月4日時点では、closed）に行く途中、しばしば、タニヤ通りを通っていました。10月4日、19時過ぎに、タニヤ通りを歩きました。カラオケ店は、3割程度がオープン？風前の灯火の一歩手前という感じでした。タイに居住し始めてからは、タニヤのカラオケ店には行ったことがないものの、バックパッカーの時は、４、5回、行ったことがあります。その時は、女の子が多すぎて、感動しました。外の呼び込み、店内の通路、中にある赤いひな壇、合計で、８０人くらいいたと思います。ママさんから、「一人、選んでください」（別に、何人選んでもいい）と、言われたものの、5、60人の女の子から見つめられて、困惑しました。そして、どんな人件費の計算をしているのか、不思議に思いました。実は、タニヤ通りについて、思うことがあります。コロナ前から、なんとなく、タニヤは、斜陽化しているような気がしました。そこに、コロナがとどめを刺したような気がします。夜遊びなんかしない駐在員が多くなっているのかもしれません。でも、私は（単なる私見）、タニヤの日本語の看板が消えていく度に、日本の国力の衰退を感じてしまうのです。

  2020.10.17

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  かわいそうなパッポン通り【タイの日々Part 416】

  [写真は、ドンカイディー村]10月4日、19時ころ、スリウォン通りを歩きました。「あれっ」パッポン通りに気づかず、通り過ぎてしまいました。引き返してみると、「おーー」なんと、パッポン通りのど真ん中にひしめき合うように並んでいた露店が、全て撤去されていたのです。(もっと前から、撤去されていたのかもしれません)かつて、タイ最大の歓楽街と言われていたパッポン通りは、閑散としていました。活気も全くありませんでした。思えば、パッポン通りには、苦い思い出があります。私が、初めてタイに来たのは、はるか前。当時の情報源は、『地球の歩き方』しかありませんでした。その『地球の歩き方』に、夜の繁華街が、パッポン通りにあると記載されていたので、行ってみることにしました。パッポン通りの露店には、怪しい物がたくさん売っていました。そんな通りを歩いていると、所々の店舗のカーテンが３０センチくらい開いており、中の様子を見ることができました。カーテンの向こう側では、白いビキニを着た女の子が20人くらい、カウンターステージの上で踊っていました。ゴーゴーバーです。ただ、その時、私は、ゴーゴーバーの存在すら知らない、知識力ゼロの状態で、それを見たのです。「入りたい」と思いましたが、少し勇気がいるので、店舗の前を行ったり来たりしていました。５，６往復していると、呼び込みの人から声がかかりました。入ることに決めました。でも、彼が案内してくれた店は、自分が覗き込んだ店ではなく、すぐ近くにある２階の店舗でした。そして、やられました。ビール2杯で、３６０００円くらい。出入口には、屈強な男が立ち、両サイド、男に囲まれました。身の危険を感じたので、払いました。それが、私のゴーゴーバーのデビュー戦でした。でも、それ以降、ぼったくられたことはありません。コロナで、多くの店が苦しんでいます。せこい私でも、少しは貢献しようと思います。そんな中、ぼったくり店などは、淘汰されたことでしょう。

  2020.10.13

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  かわいそうなパタヤ【タイの日々Part 415】

  多くの人にとって、つらいとき、ストレスが溜まったとき、現状から逃げ出したいときなどに、行くと心が落ち着く場所があると思います。それは、山であったり、海であったり、故郷の何の変哲もない風景であったり、湖畔、高台、喫茶店、バー、ハワイ、ニューヨーク、・・・・・・・・・・・・・・・・・・私の場合、その場所がパタヤなのです。パタヤ市内中心部には、観光名所などはありません。あるのは、無数のバーとマッサージ店です。海もあまりきれいではなく、海の中は、ヘドロで、ぬるっとします。因みに『G-Diary』という雑誌では、世界一下品な街に選ばれました。お酒でも飲んで、まったりとしたい人に向いています。主に、外国人観光客で成り立っている街です。従業員も、ほとんど県外からの出稼ぎ労働者です。そんなパタヤに、9月の連休に行きました。「オーーーーーー」多くの店がclosedでした。自分が一時期、宿泊していたホテルは、解体されていました。オープンしているお店はあるものの、お客が入っていません。全く無関係な私なのに、危機感を覚えました。夜、ウォーキングストリートに行きました。ロックダウン中は、暗黒だったそうです。その日は、土曜日でしたが、それでも人通りは、疎らでした。あまりにも人通りが少ないため、一般車両の通行を認めたようです。「BLISS」というゴーゴーバーに入ってみました。このお店、数年前に開店したのですが、実は、開店初日、一番目の客が私なのです。ちょっとした思い入れがあるので、入ってみたら、女の子は２０人以上いるのに、客は私だけでした。8時過ぎに入りました。50分くらいいて、ヨーロッパ人が、３，４人やってきただけでした。ゴーゴーバーの伝票には、整理番号があります。それを見ることによって、その日の何番目の客か(それまでに入店した客数)、が分かります。数軒行きましたが、どこも悲惨な状況でした。従来、ゴーゴーバーは、「タイ人お断り」だったのに、一部のゴーゴーバーは、タイ人富裕層を受け入れているようです。女の子たちは、本心は悲壮感だらけなのかもしれませんが、表面的には、明るかったです。人として、せこい私でも、パタヤが完全回復するまで、少しは、パタヤにお金を落としていこうと思います。

  2020.10.02

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  かわいそうなカオサン通り【タイの日々Part 414】

  個人的には、バックパックを背負って、旅をしているときが、最も幸せな時間です。今でも、日本への一時帰国以外、バックパックを利用しています。タイには、バックパッカーの聖地と言われるカオサン通りがあります。ただ、私は、交通の便が悪いためカオサン通りには、一度しか泊まったことがありません。最初は中華街にあったジュライホテル（今でも7月22日ロータリーに、巨大な廃墟があります）、次にパッポン通り周辺、次にナナ・アソーク地区に宿泊しました。よって、カオサン通りには、大した思い入れはありません。そんなカオサン通りに、9月12日、14時ころ行きました。「オーーーーー」人が20人くらいしか、いませんでした。普段だったら、３００人くらい歩いていると思います。警察署も取り壊されていました。マクドナルドは、一店舗は、閉店でした。多くの店がClosedでした。ランブトリ―通りに続く小路、普段だったら、お土産屋やマッサージ店がひしめき合っているのに、全て閉店になっていました。ホームレスもいて、うす暗い通りなので、女性だったら、身の危険を感じるかもしれません。全く愛着のないカオサン通りなのに、悲しみがこみ上げてきました。

  2020.09.20

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  高校一年生も岐路に立った【タイの日々 part 413】

  [Salt farm in Samut sakhorn]前回、中学二年生の様子を紹介しました。「ひどいですね」と、言われるかもしれませんが、実は、中学一年生の方が、その２倍くらい、ひどい状況になっています。さらに、その３倍くらい、悩まされているのが、新高校一年生です。中学一・二年生は、gifted class[理系]です。追加科目として、日本語を勉強しています。一方、新高校一年生は、自分の意志で、日本語を専攻したのです。新高校一年生の様子は、・・・・・後ろに座っている生徒全員が、スマホをいじっています。私が後ろへ移動すると、全員が、スマホをやめ、勉強するふりをします。また、授業中に、他教科の宿題をやっている（丸写し）生徒が多いです。教師の話は完全無視です。また、トイレに関しては、全面許可しているのですが、一度出ると、なかなか戻ってきません。また、「起立、礼、着席」を終えた瞬間から眠る生徒もいます。さらに、私にとって苦手なタイプが・・・・・・私にとって、最も苦手なタイプは、授業中にイヤホンをしている生徒。「起立、礼、着席」を終えた瞬間から眠る生徒に対して、「もっと、生徒の気持ちを考えるべきですよ」とか、授業中にイヤホンをしている生徒に対して、「もっと、寛大な心を持つべきですよ」とか言う、崇高な教師もいるかもしれませんが、私は、心が狭いので、そこまでいきません。授業開始早々、細かいことで、ガタガタ言いたくありません。でも、言わないと、つけ上がってくるという感じです。最近、生徒が勉強したくないのなら、それを尊重したほうがいいのかいもしれないと、思っています。でも、そんな生徒がクラス内にいると、教師にも、真面目に勉強している生徒にも悪影響が及ぼすのです。このままでいくと、今、聞いていない生徒は、３年間、無意味な日本語クラスに在籍することになります。たぶん、授業中に、ひたすらスマホゲームをしている生徒が、自分から心を入れ替えることはないでしょう。と、いうことは、教師である私が、何らかのアクションを起こす必要があります。でも、「起立、礼、着席」を終えた瞬間から眠る生徒に対して、真剣に向き合う気力が失せてきているというのが、実情です。現在、中間テスト期間中で、来週から前期後半が始まります。聞かない生徒、４割、聞いてくれる生徒、６割、[４５人クラス]。聞いてくれている生徒を大事にしていこうかな、と、考えています。

  2020.09.10

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