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東京今昔物語  (写真の世界 http://wakowphoto.world.coocan.jp/ より)

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2012.02.18
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カテゴリ:カテゴリ未分類
猿江恩賜公園は、その歴史は古く、昭和7年に猿江貯木場の南側の一部が皇室から下賜されて公園になりました。中に小さな池がありますが、木の茂ったこぢんまりした公園です。
写真1
1.猿江恩賜公園-09D 1202q.jpg

  • 北側はその後も貯木場として使われて、木曽の檜材など常に5000石(550m3)もの木材貯蔵していました。戦後は林野庁が使用し、全国の国有林から伐り出された木材を貯木場に保管していましたが、昭和51年(1981)に閉鎖され、昭和58年に全域が猿江恩賜公園となりました。

    公園の中程に大きな四角形の池がありますが、これはミニ木蔵(みにきぐら)と言いまして、貯木場であった時代の景観を残すために作られました。ここは江戸時代に「猿江材木蔵」と称していたので、その名を残したのです。
    写真2
    2.猿江恩賜公園-07D 1202q.jpg

  • この猿江材木蔵の貯木法は木材を水中に沈めて腐るのを防ぐ方法でして、そのために使われた重しの石は池の護岸に使われています。

    木材は水中に保存すると腐食しないことは戸時代から知られていて、江戸前の海を埋め立てるとき、多くの木材が地盤強化材として海中に埋め込まれました。特に海水と真水が程よく混ざった水中では保存効果を発揮したようですから、横十間川から水を引いたの猿江材木蔵の水質は丁度良かったのでしょう。

    因みに、佃の住吉神社の例大祭に建てる長大な幟の柱は、佃船泊の海中に埋められて保存されています。数本の幟柱は、3年に一度の例大祭の時に海中の泥の中から引き上げられて祭りを飾り、また3年間海水の泥に眠るのです。江戸時代の柱がまだ残っていると聞きました。
    (以上)





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    Last updated  2012.02.18 10:52:45
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