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カテゴリ:今日の一冊
国家の謀略 異能の外交官が公開する「インテリジェンス」の技法。世界のインテリジェンス哲学から、カネ・酒・セックスを用いた「汚い工作」への対処法までを伝授する。『SAPIO』連載に加筆、再構成し単行本化。 本書は、陸軍中野学校に由来する日本のインテリジェンスの伝統や、ロシアを中心とする最新の国際情勢にも幅広く言及し、「インテリジェンスとは何か」を解き明かしたもの。情報、諜報、謀略などと訳されるこの「インテリジェンス」の用語での、工作や外交最前線もリアルに描かれ、スパイによる金や酒やセックスを用いた籠絡工作への対処法など、知られざる諜報活動が明らかにされています。 【満足度】 ★★★★ お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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お早うございます。
佐藤優の本はどれも、知的好奇心に満ち、目からウロコの内容ばかりです。 今年は本書がイチオシですね。★★★★★ 市川雷蔵主演の「陸軍中野学校」シリーズがとてもリアルだと思ったら、北朝鮮がこの映画を教科書にしてるとか。 中野学校の義烈航空隊が陸軍97式重爆撃機(12機)で、1945年5月24日夜、米軍占領下の沖縄・読谷と嘉手納飛行場へ胴体着陸し「米軍機9機炎上、29機損傷、航空燃料7万ガロン炎上」させた話は胸が熱くなりました。もちろん彼らは未帰還でしょうね。 (May 20, 2008 07:39:46 AM)
伯楽天さん、こんにちは。
>佐藤優の本はどれも、知的好奇心に満ち、目からウロコの内容ばかりです。 >今年は本書がイチオシですね。★★★★★ 外交の本音が分かりやすく書かれていますし、諜報活動の実態は正に目からウロコでした。 >市川雷蔵主演の「陸軍中野学校」シリーズがとてもリアルだと思ったら、北朝鮮がこの映画を教科書にしてるとか。 > >中野学校の義烈航空隊が陸軍97式重爆撃機(12機)で、1945年5月24日夜、米軍占領下の沖縄・読谷と嘉手納飛行場へ胴体着陸し「米軍機9機炎上、29機損傷、航空燃料7万ガロン炎上」させた話は胸が熱くなりました。もちろん彼らは未帰還でしょうね。 中野学校の義烈航空隊は勿論未帰還でしょうね。 最近日本の戦争映画も改めて見直そうかとも思っているところですが、本書の中での陸軍中野学校に由来する日本の伝統も興味深かったです。 (May 20, 2008 12:26:28 PM) |
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