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カテゴリ:今日の一冊
ある事件の取り調べを担当した同僚が容疑者と失踪し、死体で発見された。死因は青酸カリによる毒死。心中か、それとも…。元教師の刑事「第2捜査官」神村五郎と元教え子の新人刑事、異色の迷コンビが事件に挑む。 元高校の物理教師という異色の経歴を持つ神村五郎。並外れた捜査能力から署ではナンバー2扱い。ついた呼び名が「第2捜査官」。ある日、勤務する蒲田中央署に新人刑事が赴任してきた。西尾美加―なんと神村の元教え子だ。ドメスティック・バイオレンスに耐えきれず夫を刺した佐竹朋子が、取り調べを担当した神村の同僚・樽井とともに忽然と取調室から姿を消した。数日後、二人は死体で発見される。死因は青酸カリによる毒死。心中か?それとも…。 物語は、元教師の主人公と教え子の刑事コンビの活躍が描かれる警察小説。元高校の物理教師の刑事と、その教え子という設定は面白かったものの、その設定が物語ではうまく活かされておらず、展開もご都合主義的で、推理捜査の謎解きは複雑なからも凝っていただけに、素材が活かしきれていなかったのが残念です。 【満足度】 ★★★ お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
December 13, 2013 12:00:35 AM
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