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カテゴリ:今日の一冊
このままじゃ不登校んなるなぁと思いながら、高2の僕は小学生の時にバッテリーを組んでた一個下の春と再会した。そしたら一瞬にして、僕は怪しい闇バイトに巻き込まれ始めた…。『すばる』掲載を単行本化。 このままじゃ不登校んなるなぁと思いながら、僕は小学生の時にバッテリーを組んでた一個下の春と再会した。そしたら一瞬にして、僕は怪しい闇バイトに巻き込まれ始めた…。でも、見たり聞いたりした世界が全てじゃなくって、その裏には、というか普通の人が合わせるピントの外側にはまったく知らない世界がぼやけて広がってた…。 本書は、第47回すばる文学賞受賞作で、自由奔放で音楽性豊かな冗舌体を駆使し、10代の青春を鮮やかに描き出した作品。ラップを読んでいるような文体で、抽象的な表現が多く、読み進むのも少々時間がかかりましたが、ノリの良さを感じる作品でもあり、若者の感性を強く感じました。 【満足度】 ★★★ お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
May 16, 2024 06:28:35 PM
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