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カテゴリ:今日の一冊
カラスがいないと生態系や人間社会、都市環境はどうなるのか? カラスを愛しすぎている鳥類学者が、ただの空想ではなく、膨大な資料や考察をもとに展開するサイエンス・フィクション。 不本意ながら、嫌われ者のカラスをこの世から消してみました。カラスがいないと人間社会や生態系はどうなる?カラス学者が占うSFな未来。カラスを愛しすぎている鳥類学者がカラス寄りの目線で挑んだ新境地…はたして結末は!? 本書は、嫌われ者のカラスが生態系や人間の生活に果たす意外な役割を動物行動学の研究者が紹介した一冊。カラスだけじゃなく、鳥類やその他動物の豆知識も豊富で、カラスが絶滅した世界、カラスがそもそも存在しなかった世界、二つのカラスが消えた世を空想する内容となっていますが、カラスの代わりを探すことで他の種の事を知ることができ、改めて生態系や人間社会を考えざせられました。 【満足度】 ★★★★ お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
June 26, 2024 09:25:35 PM
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