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カテゴリ:駅伝・陸上競技のこと
3日は日帰りで福島県にある家内の実家へ行き、箱根駅伝復路をテレビ観戦。
6区は移動中で見られませんでしたが、後でハイライトを見ると 早稲田の加藤選手が素晴らしいラストスパートをみせていました。 6区山下りは早稲田にとって「鬼門」でした。早稲田の選手が59分台で 6区を駆け下りたのは初めてのことです。それだけに加藤選手の区間賞は 大いに価値があります。そのあと、駒澤の藤井選手がやっとの思いで 小田原中継所に入ってきただけにすごく対照的な光景でした。 大八木監督が「冷や冷やしたよ!」と言ったそうですが、 駒澤唯一の誤算は6区だったのではないでしょうか。 戦前の予想では、7区、あるいは8区で駒澤が早稲田を逆転すると 思われていましたが、9区序盤まで早稲田がトップを守ったのには驚きました。 早稲田が駒澤に勝ったのは、3,5,6区の区間賞をとった区間だけです。 他の区間はすべて駒澤大学のほうがタイムが良かったですね。 大東文化大学の棄権については、歩けば鶴見中継所まで行けたとは思いますが 只隈監督が判断したことですから仕方ありません。個人的には、高坂にある 大東文化大学陸上部の合宿所が建設されたときに枠材を納入しに行ったことが あります。当社から一番近い大学なのですが、また予選会からの再スタートに なってしまったことは残念です。 驚いたのは東海大学の途中棄権です。踏切でねんざしたという報道ですが 暑さで体力を消耗したこともあるのではないでしょうか。10区は晴れると かなり暑くなります。北海道出身のランナーには10区の暑さはこたえた のかもしれません。ねんざの原因になった蒲田の踏切は立体化工事によって なくなる予定です。踏切がなくなった後も、「ここでねんざをして棄権した ランナーが出た踏切跡地」として報道されつづけるのでしょうが。 今年は、誰が見ても駒澤が勝つという下馬評通りに駒澤が勝ちました。 来年は、早稲田に八木勇樹(西脇工業)、三田裕介(豊川工業)、中山卓也(須磨学園)という3人の強力な新入生が入るので 駒澤と早稲田が優勝候補として注目されることでしょう。 昔のスーパールーキートリオを思い出しますね。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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