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2020/04/05
カテゴリ：本・読書
誰もが重要と認識しながら、正しく理解しているかどうか自信の持てない「経済」という概念。
だが著者は、「経済のような大切なことを経済学者にまかせておいてはいけない」と説く。 ティーンの娘にわかりやすく語るという形式で書かれた経済と政治の話は、帯の惹句の通り、異様に面白くて夢中で読める。 コロナ禍が世界を覆い、経済も暗闇に突入しようとするこの状況はさすがに著者も想定外だったと思うが、もしかするとこの経験が新しい世界のヒントを与えるのかもしれない。 そのヒントがヒントであることを理解するためには、まずはこの本を一読しておく必要はあるんじゃないか、と思ったりする。  父が娘に語る 美しく、深く、壮大で、とんでもなくわかりやすい経済の話。1万年前から現代まですべてを紐解く「資本主義」全からくり【電子書籍】[ ヤニス・バルファキス ] お気に入りの記事を「いいね！」で応援しよう
Last updated
2020/04/05 05:47:54 PM
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