犬はベロンで、猫はザラッ、〇〇〇はペロペロ。
新しい子が仲間入りしました。ロールカーテン越しに何やら黒い影。。。外の景色を見たいのか、日の光にあたりたいのか、窓際にみえる動く影。このシルエット、何の生き物でしょう。さてさて、ちょっとずつ開けてみましょう。ちら、ちら、ちら、ちら、ちら・・・・ででーーーん。正体は、ウサギさんでしたぁーーーウサギは、ウサギでも、デカウサギ、ジャイアントウサギさんです。これでも、まだ子供です。子供なのに すでに大きいです。いったいどのくらい大きくなるのでしょうね。それもまた楽しみです。おっきな耳。その大きさは、人の手のひらよりもデカいです。心はとても穏やかな印象です。体が大きくて迫力がありますが、こういうデカウサギさんはその体の大きさに比例して、心も大きいです。心の器が大きくて、どっしりかまえています。ためしに 寝っ転がって、デカウサギさんの口元に顔を近づけてみるとクンクン鼻先を近づけて匂いを嗅いだ後に、顔を舐めてくれます。その舌ざわり。。。ワンコやニャンコとはまた違う感触。ワンコがベロンで、ニャンコがザラッなら、ウサギは、ペロペロという感じがします。一般的にウサギという生き物は、機嫌が悪いときはまあまあ危険です。噛みつき、引っかき、跳びはねます。本気で興奮したときは、とても手がつけられません。「大丈夫だよ。 よーしよしよし。」そう心の中で唱えながら、口元に顔を近づけてあげるとあったかい小さな舌でペロペロと舐めてくれます。かつて、ムツゴロウさんがライオンと遊んだ時と同じように。ムツさんは、ライオンとじゃれ合うときに自分の顔をライオンの口の中に入れていました。もし、そのときライオンが口を閉じれば、頭をもぎ取られて終わりです。顔面を引き裂かれて終わりです。でも、ムツゴロウさんは、自分は危害を与えない人間だということを身をもってライオンに伝え、まるで、猫とでもじゃれ合うかのようにライオンといっしょにたわむれていました。それと同じかどうかは微妙ですが、ウサギも同じ。ウサギに本気で顔面をかじられれば皮膚がさけます。本気で、引っかかれたら目ん玉やられます。だから、大丈夫だよ~とともだちになるつもりで接することができれば、ウサギは、ペロペロしてくれます。ポイントは、「よーしよしよし」です。ジャイアントウサギさん。なかなかの迫力ですが、おっとりしていて、ドデーーンとしたおおらかさがあって、行動パターンがとても面白いです。見ていて飽きないです。子供たちもそんなジャイアントウサギさんに興味津々でお水やごはんをあげたり、床の掃除をしたり、自分たちで考えてできることを手伝ってくれています。ジャイアントウサギさん、迫力ある体格と穏やかな性格がとても魅力的です。