身延線 ペニー紡績踏切(富士宮~西富士宮間)
富士宮駅の西側に隣接している踏切です。先述の「黒田踏切」同様、富士宮の市街地にあって県道414号(旧国道139号)と接続する道路が交差しています。さらに、付近には「イオンモール富士宮」があるため終日にわたって交通量が多く、混雑しています。2012年に富士宮~西富士宮間が高架化されましたが、駅自体は高架化されなかったためこの踏切もそのまま残ってしまいました。スムーズな交通のためにはこの踏切と手前の「黒田踏切」を高架化したほうがよい気がしますが、駅の高架化が必要になり莫大な費用がかかるためか、これ以上の高架化は行われないようです。踏切名は「イオンモール富士宮」の場所に存在した紡績工場「オーミケンシ富士宮工場」の前身である、「日本ペニー紡績大宮工場」が由来となっています。工場がなくなっても、踏切名だけは「日本ペニー紡績」の記憶をしっかりと受け継いでいます。富士宮方を見ます。左に見えるのは臨時列車用のホーム(1番線)で、奥に見える2、3番線に通常の列車は入ります。西富士宮方を見ます。この先が2012年に高架化された区間となります。ちなみに、複線区間は富士宮駅までで終わり、ここから甲府まで単線区間が続きます。ペニー紡績踏切 10K464M所在地:静岡県富士宮市中央町・大宮町撮影日:15.12.20