尾久車両センターの留置車両~オシ24形
お次は24系客車。尾久車両センターには「北斗星」で活躍する24系が所属していますが、それ以外に保留車として何両か使用されていない車両が所属しています。この車両は、かつて寝台特急「出雲」で使用されていた食堂車、オシ24 701です。「北斗星」で活躍するスシ24(485系・489系食堂車からの改造車)とは異なり、当初から24系として製造された正真正銘の24系食堂車です。オシ24形は当初は0番台で、「あさかぜ」のグレードアップに合わせ、1986~1987年に改造されて700番台となりました。オシ24が連結されていた「あさかぜ」や「出雲」では、その後食堂車が廃止されましたが、この車両は2006年の「出雲」廃止までロビーカーとして連結され続けました。窓から車内を少しだけ覗けます。テーブルや椅子などの調度品はそのままのようです。車内を見学したいです。製造、改造銘板と車番表記です。製造は1973年(昭和48年)に新潟鐵工所で、改造(700番台化)は1986年(昭和61年)に大宮工場で行われています。車番の「701」の数字の間隔がなんとなく変ですね。当初からこんな感じだったのでしょうか?撮影日:14.11.15