ハートをわしづかみ！！

今期のTrack2（必須科目用のクラスみたいなもの）はなぜか留学生比率が高い。
学年全体での留学生比率は38％だけれど、
このTrackではもしかしたら60％を超えるのでは？？
教室をざっと見渡すと・・・アメリカ人のほうがマイノリティかも・・・。

そのおかげで、マクロ経済の授業が大変面白い。
例えば今日の中国に関するケースディスカッションでは中国人たちが活発に発言する。
先生が何か言うと
「でもその実情は～」
というふうに、詳しい事情を説明してくれる。
世界のレベルでの話をするのなら、絶対に留学生比率が高い方が面白いと思う。

同じ教室で勉強しているけれど、
みんなそれぞれまったく違う環境で育ってここまできたはずだ。
改革と経済発展ともに成長してきた中国人。
東西ドイツ統一とEUを眺めながら育ったドイツ人。
1990年代のニューエコノミーと9・11を経験したアメリカ人。
アジア通貨危機を見てきたタイ人。
そして失われた10年を経た我々日本人。

ビジネススクールに行こうと決めた時、
自分とは異なった環境を経てきた人とできるだけ多く交流したいと思った。
そういう意味では、このTrackはとても楽しい。