テーマ:★留学生活★(629)
カテゴリ:留学日記
2週間後にWeek of Asiaというイベントがある。
アジアの各国の出身者が自分たちの国を紹介するというもの。 簡単な料理などもふるまう。 (学校から予算がおりるのだ。) AくんとMくんとぼちぼち準備はすすめていて (料理については楽勝だからのう・・・) 私はちょっと寒いけれどゆかたを着るつもりではいた。 だって日本人で唯一の女子学生だし、他の国は民族衣装を着る人も多いし 何よりも多くの人が喜んでくれるだろう・・・と思ったからだ。 しかーし・・・・だ。 中国人のShuyinがまとめ役で 「民族衣装のファッションショー」がイベントの一部として行われる。 このショーに日本代表のモデルとして出てくれと言われていて、 一旦は断ったんだけど・・・・ 「出られないのなら、衣装だけでも貸して欲しい」 と言われて、私はちょっと考えた。 衣装を貸すのはいい。だけど、誰が着付けるの? 日本の民族衣装は簡単に着られると思って、ナメてない? それに、着物は着ているけど和服らしい雰囲気がぶちこわしにされて それをもって日本の民族衣装についてみんなに誤解されるのはどうしても嫌なのだ。 (最近公開された某映画みたく・・・・) で、Shuyinにその旨をメールしたらちょっと謝られたりして 私もそう言った以上は、ショーに協力することにしたのだ。 放課後、ちょっとショーの練習があった。 Shuyinは長身でキレイな人で、プロのモデルをしていた経験があるらしい。 彼女はモデルの立ち方や歩き方の基本を教えてくれた。 キャットウォークっていうやつね。 他のモデルメンバーを見ると・・・ううむ・・・ みんな校内でも「容姿に自信あります」っていう感じの人ばかりだった。 (大丈夫なのか、華岡紬?) タイの民族衣装を見せてもらったりして、けっこう楽しみになる。 私もチャイナドレスが着たいけど (自前のあるし、動きやすいし、着替えがラクだし・・・) 今回ばかりはゆかたを着ることにする。 考えてみればドイツに居た頃も、 コーラスでゆかたを着て日本の歌を歌ったりした。 日本人学校のコーラスは地元ではちょっと有名で、 あちこちのイベント・・・遠いところではルクセンブルグから招待されたりもした。 クラスでも文化行事への参加はけっこうあった。 ドイツでサミットが開催されて、当時の首相夫人が学校を訪問されたときの言葉を思い出した。 「あなたたちひとりひとりが日本大使なのです」 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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