テーマ:今日飲んだお茶(1041)
カテゴリ:喫茶道楽記 日本茶
久しぶりに上京いたしましたら、○千家はお家元が替わられたそうで・・・。 それも、もう随分とムカシのお話だそうでございますが、鳩○堂でも辻○でも、ご当代のお好みというお香やお茶が並んでおりまして、いえ、鳩○堂ではつい、“黒方”を求めてしまったのですが、辻○ではご当代お好みの“長久の白”なる薄茶にいたしました。 京都へ参ります楽しみは・・・というと、このトコロの内職のせいか少々疲れ気味で、お料理をいただく気にもなれないというのが、もう、その楽しみの3分の2くらい無くしているような気がいたしますが、残りはなんと申しましても末○さんの生菓子でしょう。 一個500円と、決してお安くはありませんが、甘さも程よく控えめで、3つあったら3つともいただけてしまうようなお菓子でして、高島屋に置いてあるのも、気軽にちょっと求められてようございます。 もっとも高島屋には、とらやも生菓子をだしておりまして、と○やさんの生菓子を置いているところというのは少ないのですが、と○やさんのものは少々甘いような気がいたさぬでも・・・。 しかし、この度は“葛焼”が出ておりましたので、つい、こちらにも手がのびてしまいました。 ということで、こちらに帰りましてから早速お茶をいただくことにしたのですが、お茶を漉して温めたお茶碗に入れ、お湯を注いだ時、なんともいえぬよいお茶の香りが立ち上りました。 お抹茶というのは、封を切ったその瞬間から風味が損なわれていくものですから、この味わいはまさに一瞬のものなのでしょうが、それにしても、このようによい香りは久方ぶりのような気がいたします。 茶筅を振る手にも、つい、力が入るような気が・・・。 いえ、それは修行が足りていないだけなのかも知れませんが・・・。 なかなか、結構なお茶でございました。 今度はお濃茶なども、新しいお好みを試してみなければ・・・。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2005/05/24 09:44:55 PM
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