テーマ:今日 何飲んだ?(925)
カテゴリ:喫茶道楽記 日本茶
お茶の量に合わせてお湯の量を加減することが出来ないそれがし、秘策を思いつきました…ふふふ。 我が家で一番小さい蓋椀が、2人で玉露をいただくのにちょうど良いくらいの大きさでございますよ。 ということで、早速淹れてみましたところ、それはそれは甘い、甘露なお茶になりましてね。 しかしながら、不満な点が一つございます。 寒い季節ですから、いくら茶器を温めておいても、容量が小さいということは、それだけお湯が冷めるのも早いということでして、お茶が口に入る頃にはけっこうかなり冷えてしまっているのでございます…。 玉露はだいたい50度位のお湯を注いで約2分半置いておきますから、それでなくとも口に入る温度は人肌くらいなものでございますが、寒い夜などにいただきますと、あっという間に冷たくなってしまっているのでございます…。 ということで、この欠点を克服すべく、我が家で一番小さなお茶壺である梨花さんにお茶を淹れていただくことにいたしました。 梨花さんは、“中国宜興”の落款がある、いわゆる初期壺というおヒトなのですが、磁器の方が保温効果が高いので、比較的よろしいかと、斯様に考えたのでございますが…。 「わたしはどうにも、この茶葉を切ってある日本のお茶が苦手ですわ…。」 「そうですねぇ…。あなたのお口だと、ティーストレーナーを使わないと、お茶の切れっぱしがダダ漏れに…。」 「そんな、ダダ漏れだなんて…。」 「いや、失礼、失礼。 しかし、このティーストレーナーを使いますと、それでまたお湯の温度が冷めてしまうような気がいたしますねぇ…。」 梨花さんはお口が単孔でして、そのあたりがちょっと、お茶を選んでしまうのでございます。。。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2007/12/08 05:02:07 PM
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