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カテゴリ:DEXTER(デクスター)
これでシーズン6の2/3が終わりましたね。
特に大きな声を上げる訳でもないのに、EJOの存在は圧倒的で底知れず怖い。マイケル・C・ホールとコリン・ハンクスという若手2人が束になってかかってちょうどかも知れません。 そして、デクスターが闘うべき相手はゲラーであることは間違いないですが、それ以上にやっかいな存在がクローズアップされた感じです。 デブラは勝手に5日間も仕事を休み連絡を絶ったデクスターに腹を立てていた。 DDK殺人事件でメトロ署はなお一層捜査に力を入れていかなければならないのに、兄のデクスターに休みをやったと思われては部下たちに示しがつかない。 平謝りで許しを得ると、デクスターはブラザー・サムの葬儀に出かける。サムは形見として死ぬ間際まで持っていた聖書をデクスターに託していた。 「全ての答えはここにある」という。 旅行中に娼婦のホリーがゲラーたちから開放されたと聞いて、デクスターはトラビスが逃がしたと察する。 ゲラーの居場所を聞き出すため、博物館で仕事をしているトラビスに会いに行くと、トラビスは自分の過ちに気付いたが姉の事でゲラーに脅されているため、協力できないと断る。 また、自分が荷担した犯罪について警察に出頭することもできないという。 ゲラーは狂っていて、何をするか判らず危険だ。デクスターは自分がゲラーを片付けてやると伝える。 高級ホテルの一室で娼婦のジェシカが不審死した事件が発生し、デクスターは現場に向かう。なぜかラゲルタ警部が仕切っていた。 ヘロインの過剰摂取による事故かと思われたが、デクスターは血痕の様子から誰かが倒れた被害者を仰向けにして心臓マッサージを行い、助けられずに元の位置に遺体を戻したという。詳しくは検死の結果を待つことになった。 マスカのインターン、ルイスがゲラーの教え子を絞り込み、メトロ署ではそれらを虱潰しに調べることになった。 デブラは偶然トラビスの姉リサの自宅を訪れ話を聞く。家に戻ってきたトラビスは自分の身に捜査の手が及ぶのを感じる。 デクスターはサムの教えに従い、聖書の言葉を引用してトラビスの「怠惰の罪」の意識に訴えることにする。 トラビスは姉の身を案じ、姉を市外に連れ出したらデクスターに協力してゲラーを倒すと約束する。 デブラはラゲルタがジェシカの事件を事故死として片付けたことに疑問を持つ。 ラゲルタによると、メトロ署の未解決事件を増やさないためにデブラに協力しているのだというが、デクスターによると犯行現場に誰か、助けようとした人間がいた事は明らかだった。 デブラはデクスターが持っていたネブラスカのモーテルのボールペンを見て、デクスターが嘘を付いてトリニティの息子ジョナーに会いに行っていたと知りショックを受ける。 ジョナーと話をしたかったというデクスターに、自分もトリニティにランディを殺されていて、なぜ自分に話してくれないのかと主張する。 姉に危険を知らせようと仕事場に行ったトラビスはゲラーに捕らえられてしまう。 その後、リサの職場の校庭に「バビロンの大淫婦」のタブローが出現する。 娼婦役として殺されていたのはリサで、遺体にはデブラの名刺が残されていた。デブラは自分が接触した事で殺されたのかとショックを受ける。 ついに、トラビスはDDK殺人の共犯者として指名手配されることのいなった。 デブラはセラピーで、デクスターが自分に隠し事をしていると話す。セラピストはもっとデクスターの話を聞くようアドバイスする。 デクスターはタブローに使われた僧服に「F.L.ゴールウェイ」という名前があるのを見つけ、今は老人ホームにいる元司祭に会いに行く。 ゴールウェイ司祭は認知症で、彼から有益な情報を得ることはできなかったが、彼の教会が今は廃墟になっているという事を知る。 自宅に戻ったデクスターは、デブラから兄妹で話をしようと迫られ、今は都合が悪いと嘘をついて家を出てしまう。 そのころ、トラビスはゲラーに悔い改めるよう折檻されていた。デクスターはゲラーを追って教会に向かい、鎖で繋がれているトラビスを発見する。 姉が殺された事を知ったトラビスはデクスターについにゲラーを倒すために協力すると言う。 もう、ゲラーの陰湿さというのは酷いですね。 ああやってネットリとトラビスの家の周りで見張っていたのでしょうか。二言目には神のことを持ち出して、妄言を繰り出し自分の言いなりにしようとする。 それでもフットワークは軽いのか、いざとなるとさっと隠れてデクスターにも見つからない。(爆 さすがのトラビスも姉を虐殺されては、もう従うことはないでしょうね。マインドコントロールされていたということを自覚し、自分の罪を意識した。 今回はデクスターが上手く聖書を利用したという感じですね。 悩んだ時に自分の答えを探せ、というつもりでサムが与えたのでしょうが、結局人の心を操るあるいは、コミュニケーション・ツールのために使ってしまって、とても信仰とはいえない。 それでも、ゴールウェイ司祭から罪を告白せよと言われて、殺人を冒しましたと告白すると、司祭は神と精霊の名において許されるという。 デクスターは複雑な顔をしていましたが、この辺のちぐはぐ感が今シーズンのテーマなのでしょうか。 ラゲルタは誰か偉い人の不始末を尻ぬぐいしているようですね。 昇進しても結局やることは同じ。市民の命を守るというのはどこへやら、本当にダーティです。 バティスタがジェイミーとルイスが付き合うことになって、とても機嫌が悪い。 確かに何でそうなるのか、ルイスがとらえどころがないタイプなのでバティスタの気持ちも判ります。この先、ルイスがとんでもないことをしでかすとなると楽しみですが。 クィンは今週もダメ男全開でしたね。あそこまでいくと、哀れを通り越して笑えます。 さてさて、ついにデブラがデクスターに対して「何をしていたのか、どこにいたのか」と質問を始めた。 これまでは自分のことばかり、兄に聞いて欲しいばかりだったので、怪しさ一杯のデクスターの行動など、気にならなかったということですね。 デクスターもリタから随分疑わていましたが、デブラはあまりにも素直に兄を信じていた。 デクスターもデブラに対しては、アリバイ工作に手を抜きすぎです。 といっても、現役警官で今は警部補のデブラに嘘が通用する方が不自然です。 この先、デブラはデクスターの秘密を知ることになるのでしょうか。これは相当やっかいですね。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
June 13, 2012 11:24:40 PM
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