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カテゴリ:The Blacklist
前話の続き。
前後編だと、盛り上がった分期待値が高くなって、後半は満足できないことが多いのですが、新たな展開が始まって興味深く見続けることができました。 まあ、突っ込みどころは多々ありますが。 アラムとリズは電波妨害装置を解除し、通信網を確保する。 援軍の要請はしたものの、2人とも敵に捕まり、ギャリックの前に突き出される。 リズを見たレッドはすぐにレスラーに「箱」を開けるコードを言えと迫る。 その時、運悪くトムから電話が入り、ギャリックはこれからリズを殺すと言って切る。 銃で脅されたレスラーはついに「ROMIO」だと答えてしまう。 ギャリックはレッドがリズのために、ドアを開けて身を預ける決心をしたことを重視し、2人とも連れて行くという。 一味は床に穴を開けて、階下から出て待たせてあった救急車に乗り込み現場を去る。 レスラーが見張りで残っていた敵を撃ち殺すと、FBIの急襲チームが「郵便局」に突入してくる。 一方、救急車の中でギャリックの手下はレッドの首から追跡チップを取り出そうとする。 リズは隙を見て反撃し、救急車から飛び降りる。 ギャリックは取り出したチップを捨ててしまい、FBIはレッドの行き先を見失う。 「郵便局」では駆けつけたダイアン・フォウラーが、すぐに事態を収拾し、拉致されたレッドは放っておけとクーパーに命じる。 諦めきれないリズはアラムに監視カメラの映像を渡すよう頼み、去り際にレッドが口にした「エミサリー・ホテルのミスター・キャプラン」に連絡を入れることにする。 レッドはギャリックからリズは何者かと拷問される。 自宅に戻ったリズは、トムに危険な事態を知られ、もうこの家にはいられないと言われる。 映像を調べたアラムはレッドは尾行されていなかったが、その代わりプリペイド携帯で郵便局から不審な通話があることに気付いたという。 レッドが郵便局に到着すると、必ず数秒間の通話があった。その通話先というのが、何とリズとトムが住んでいる家の向かいの家だった。 リズは一人でその家に侵入し、そこで自分たちが何者かに監視されていた事を知る。彼らがギャリックに情報を流していたらしい。 そこに監視をしていた「リンゴの男」が戻ってきて、正当防衛でリズは男を撃ち殺す。 リズはクーパーではなく、「ミスター・キャプラン」に連絡を入れる。現れたのはレッドに雇われた女性で、後始末は任せてくれという。 リンゴの男はキャプランのデータベースでも身元はわからなかったが、男の車のGPSからとある場所が浮かび上がる。 リズはレッドの部下たちとその廃工場へと向かい、建物を守っていた傭兵と戦う。 そこにレッドの姿はなかったが、最新鋭の機器が置かれ、郵便局も近く、ギャリックらの前線基地のようだった。 連絡を受けたクーパーは、正式な命令なしにレッドの追跡はできないという。 ただ、自爆装置で破壊されたサーバーからFBIの郵便局がギャリックらに監視されていた事が判明し、クーパーはダイアンに捜索を続けたいと直訴する。 痛めつけられるレッドの前に、ギャリックの雇い主フィンチが現れる。 フィンチはFBIに投降したレッドの行動を知っていたが、あえてFBIの基地からレッドを奪還することで、守ってやれる者はいないと知らせる意味があったという。 フィンチの組織とレッドの間には秘密を守る約束があった。 レッドはFBIには何も話しておらず、投降したのはフィンチとは無関係の行動だと答える。 マリクは情報を共有するため、CIAの秘密基地を調べていて、閉鎖済みの施設があるという。 リズはFBIにスパイがいるのなら、名前と場所が判明している閉鎖済みの施設が怪しいと言い、元教会だった場所に注目する。 その近くでレッドとリズを乗せた救急車が発見されていた。監禁場所に違いない。 フィンチの尋問が終わり、個人的にレッドに恨みのあるギャリックがこのままレッドを引き取って好きにするという。 レッドは盗んだはさみでギャリックを襲い、脱出する。 一足違いで監禁場所に足を踏み入れたFBIはレッドの生存を確認し、ダイアンはブラックリストのターゲットはレディントンのみで、レディントンを捕らえよと命令する。 レスラーは4時間にわたる手術に耐え、何とか脚を失わずに済んだ。見舞いに、元恋人のオードリーが現れる。 引っ越しを考えるリズに、レッドから連絡があり、しばらく姿を消すと告げる。 「あなたは私の父親?」と尋ねるリズだったが、レッドは「違う」と答える。 レッドはリズに必要があればいつでも助けに現れるが、「夫には気をつけろ」と言って電話を切る。 アクションシーンはなかなか迫力がありました。 レディントンの拷問シーンはあまり見たいとは思いませんでしたが、さすがレディントンは抜かりはなく、ギャリックごときにはやられませんでしたね。 フィンチという男は闇の組織の代表なのでしょうか。 レディントンはそこに20年かかわっていて、悪の限りを行ったようですが、独自の行動を始めた。 そのきっかけがリズの存在だったのは明らかですが、リズに「あなたは父親か」と聞かれて「違う」と答えても信じるわけがありません。 FBIはレディントンのDNAを持っているのですから、リズとの間で親子関係を調べる事はできるはず。 そうじゃなくても、これまでにいくらでも調べるチャンスはあったでしょう。 これまでの話を整理すると、リズを監視していたのは、フィンチに雇われたギャリックの差し金だったということでしょうか。 レディントンを捕らえるためにリズを監視していたというのは、違うような気がしますね。他に何が目的だったのか。 スパイは誰なのかという点で、レッドの言うようにやはりトムへの疑念は消せませんね。 まだ10話なので、そう簡単に素顔を見せてはくれないのかも知れませんが、引っ張りすぎな感じです。(笑) デンベにも居場所を知らせないで、レッドは何をたくらんでいるのか。 今週は寝ているだけのレスラーですが、上司の命令に逆らってコードを教えて仲間も救った。 元カノが現れたのは、ヨリを戻す伏線なのでしょうか。 あの「郵便局」ですが、悪者に存在が知られては使い続けるのはどうかと思います。「箱」の役目ももう終わった感じですね。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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