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カテゴリ:The Blacklist
いよいよ、フィナーレ前の大詰めですね。
トム(ジェイコブ)の役割は何だろうと思うと、次週が想像できるような気がします。 それにしても、手の込んだ陰謀だなあと思いつつ、リズの運命がどうなるのか目が離せません。 レッドはアメリカ国内に入ったとされるカラクルトの情報を探る。 カラクルトの素顔は、ロシア対外情報庁(SVR)の暗殺者で、結社はアメリカとロシアが対立するように、新たな冷戦を起こすべく、テロを始めようとしているという。 まずは防衛施設が数日以内に攻撃されるという情報があり、何としてもカラクルトを止めなければならないという。 リズは写真に写っているカタリーナの情報をレッドから引き出そうとするが、レッドは相手にしない。 FBIに戻ったリズは、結社がカラクルトをアメリカに送り込んだのは、SVRがアメリカ国内でテロを起こしたと見せかけるためだと報告する。 クーパーはCIAの対ロシア・ヨーロッパ分析部で情報を得るように命令する。 しかし、CIAのキルパトリックはFBIの持ち込んだ情報をあまり歓迎しない。 部下のマシクはむしろ、FBIの情報が彼らのものと同じで、どこからそれを得たのか疑っているという。 マシクは情報提供者が出入りする、DCのスパイのたまり場で録音したデータを渡すという。 リズはマシクに母親の写真を見せ、情報を得ようとする。 マシクによると、カタリーナは神話的存在で、左翼のマタ・ハリと呼ばれる存在だったというが、情報提供者にも聞いて見るという。 レッドがロシア領事館の職員で、結社の手下を拷問して、カラクルトの手がかりを掴む。 カラクルトのアパートには手製爆弾の材料などがあり、昨夜そこに訪ねてきた人がいたらしい。 さらに、カラクルトは白いトラックに乗っていたという情報を得るが、リズとレスラーが分析部を出ようとしたとき、その白いトラックが爆発し、建物の中にいた分析官たちは全滅してしまう。 カラクルトは情報分析部を狙っていたのか。 すでに、ロシアのスパイがアメリカでテロを起こしたと騒ぎ立てる政治家も出始めた。 結社はレッドの読みの何歩も先を進んでいる。 FBIは、白いトラックの運転手らしい男の写真を唯一の手がかりとして、カラクルトを追う。 レッドがカラクルトがアパートに戻ったらしいという情報をリズに伝えてくるが、その時特別捜査班にコノリーが現れ、クーパーにレッドの手がかりを無視しろと命令する。 男はユニオン駅にいるとリズたちに伝えろというので、クーパーが理由を尋ねるが、とにかく命令に従わなければ、夫に代わって捜査情報を漏らした妻のシャーリーンをスパイ防止法で逮捕するという。 クーパーはやむなく命令に従う。 リズとレスラーはユニオン駅でカラクルトを探し、リズは怪しい男に不意打ちされて倒れてしまう。 アラムはマシクから渡された録音を分析し、「実験が第2段階に入った」という怪しい会話を見つける。 この店の店主アントン・ヴェロフは元スペツナズで、録音された時に支払われたカード記録から、有名な微生物学者レオ・アンドロポフの名前が挙がる。 アンドロポフの自宅を捜索すると、生物兵器のようなものを研究していた証拠が見つかる。 リズは見つかったデータなどを解読するのに、レッドの友人の研究者の力を借りる。 クーパーはコノリーから脅された事をレッドに話す。 レッドはあえてコノリーに反抗せず、何が起こっているのか、何をしようとしているのか黙って見守れという。 アンドロポフの実験は、大抵の人に無害なロタウィルスをカスタマイズして、特定のDNAを持つ人物を狙ってウィルスに感染させる研究をしていたことが判る。 そのウィルスに感染すると、数分で中枢神経が破壊され死に至るという。感染は接触するだけで起こる。 カラクルトのターゲットは誰なのか。 レッドは、ロシアへの対抗心を燃やすのに最もふさわしい人物、場所を考えろと言う。 今日は殉職したCIAの職員の追悼式が教会で行われ、そこに政府や軍、海外の要人が集まるというので、FBIは現場に向かう。 ターゲットになるのは67名もいるが、カラクルトがすでにテストをしていると考え、直前に特殊な症状でERに搬送された患者がいないかどうか探る。 すると、大学生が突然倒れ死亡していたことが判った。 ナヴァービが大学生の母親から事情を聞くと、若い頃国会議員の手伝いをしていて、身ごもってしまったという。 その相手というのが、ロシアへの舌鋒を強めるホーキンス上院議員だった。 ホーキンスは追悼式に向かっているものと思われるが連絡が取れない。 レッドは、クーパーにコノリーを呼び出させ、FBIがカラクルトの標的を特定したと告げるようにいう。 クーパーは何が起こるにせよ、中止させろというと、コノリーは止めないかわりに、カラクルトがジャーナリストを装って近づくと匂わせる。 現場にいたリズとレスラーが、到着したホーキンスを間一髪でカラクルトとの接触から救い、身柄を保護する。 カラクルトも逮捕するが、接触していないはずのホーキンスが車の中で発病してしまう。 しかも、カラクルトの血液からはウィルスは検出されなかった。 レッドはヴェロフに、君を雇うともちかけ話を聞くが、リズ以外の政府の人物がカタリーナについて聞いてきたという。 彼らの狙いはカタリーナの子供の事で、レッドはリズが結社にはめられたと察する。 リズはCIAの爆破現場にもいたし、ユニオン駅でも容疑者を逃がした。追悼式の場にもいた。 もし、リズの血液からウィルスが検出されたら、テロの実行犯と見なされてしまう。 すぐに逃げろというレッドだったが、特別捜査班には部下を連れたコノリーが現れる… コノリーは結社の命令の下に動いていると思われますが、クーパーにジャーナリストを匂わせた事は、どう考えたら良いのでしょう。 良心を見せてホーキンスを救えという事だったのか、あるいは確実にリズがホーキンスと接触するための作戦だったのか。 もしそうだとすると、レッドの入れ知恵はやぶ蛇だったわけですね。 クーパーは友達みたいに、レッドに話していましたね。良いのか? 新たな冷戦の影で、全てはリズを罠にはめるために、カラクルトが動いていたとすると、これはレッドを狙い撃ちした局長の壮大な作戦だったのかな。 何だか結社のやることはすごいなと思ってしまいました。 ただ、あのウィルス、パンデミックを起こした方が恐怖を煽るのじゃないかと思いますけど、これで本当に冷戦が始まるのでしょうか。 爆発シーンですが、CSIマイアミで爆風を浴びると、見た目は無事でも内蔵がやられて体内がジュース状態になるというのを思い出しました。 リズとレスラーは吹き飛ばされたダメージだけでは済まないはずですけどね。 その上、リズは頭を殴られているし傷だらけ。 トムは自分を頼ってきたリズに、未練たらしくさかんに新しい人生を捜しに行こうと誘いますが、これは感傷的なストーリーなのか、あるいは裏があるのか。 私としては何となく、悲劇的な結末を迎えそうな気がします。 カタリーナがものすごいKGBのスパイだったというのは、もしかして次のシーズンはママが現れるとか? 「エイリアス」みたいな展開になりそう。(笑) お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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