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カテゴリ:The Blacklist
仕切り直して、どうやらこれからは闇に沈んだレッドを救う方向に進むようです。
悪人だけど根はみな善人だというのが、このドラマのテーマですが、レッドは心無い悪人に成り下がっていくのでしょうか。 レッドに救う価値があるのか、ということかも知れませんね。 ヘルペッパー連邦判事が、ブールで溺死した。 その1時間前、リズとトムの新居に判事の死を表現するジオラマが届けられていた。 「彼女を救って」というメッセージが付いていて、これは警告なのか、予告なのか。 リズはレッドに情報を求めるが、特に手がかりはないという。 リズはもう見張りを置く必要はないとレッドにいう。 アグネスと留守を預かるトムは、何者かが玄関先に第2のジオラマを置いていったのを見つける。 今度は、特徴のあるビルの前で自転車に乗った人物が男を射殺したシーンだった。 「これを止めて」と書かれており、ジオラマからは部分指紋が検出できたという。 判事については過去の裁判の関係者が恨みを持っていたと考えられるが、次の男性は検討がつかない。 しかし、アラムはビルのデザインを見て、オールド・ポスト・オフィスだという。 掲示されている時計は12時30分を示しており、FBIは直ちに現地の公園に向かう。 監視していたところ、バイクの男が銃を取り出したのを見て、リズは狙われた男を身を挺して救う。 狙われたのはマーロン・ミルチという男で、バイクの男は逃走する。 ジオラマから採取された指紋は、フィオナ・ドリスコルという女性で、ドリスコルは判事もミルチも知らない人だという。 ただ、彼らを助けたかったというので理由を聞くと、これは予知だという。 警察にも相談したが、相手にされなかったので、偶然見かけたリズを自宅まで付いていき、ジオラマを置いていったという。 事件を予知をしたのは、ドリスコルの娘マギーだった。 9才のマギーは障害があり耳が聞こえないが、2年前からなぜかジオラマを作りはじめ、それらが大事故や災害などを予知していたという。 にわかには信じられない話だが、クーパーはマギーのカルテを取り寄せて、認知能力を確認するように命じる。 マギーは補聴器を使っているが、アラムはたまたま補聴器が拾う電波がマギーに先のことを知らせているのではないかという。例えば、近辺の電話の会話など。 アラムはマギーの自宅で電波が出そうな機器を止め、漏れている電波を探る。 アンテナが誰かの会話を拾ったかと思うと、マギーは急にジオラマを作り始める。 会話を聞いていると、ミルチの暗殺でマギーの存在が殺し屋と雇い主にバレたことがわかった。 マギーの命が狙われている。 レスラーとリズはマギーの家の窓から外の様子を探り、向かい側の建物に怪しい人影を発見した2人は男の後を追う。 しかし、その間にアラムとマギー母子だけになった部屋に、男が侵入しマギーが連れ去られる。 男は緊急要請で駆けつけた警官を撃ち、制服を盗んだ。 スクールバスに乗り込む子供と保護者の人混みに紛れ込んだ男をレスラーとリズが追い、アラムがマギーの補聴器にハウリングを起こして居場所を突き止める。 男はマギーを残して逃亡する。 部屋を調べたところ、殺し屋はレイプ犯のベンジャミン・チャーンキストで、2002年に出所後、行方不明になっていた。 アラムの分析によると、マギーが予知したこれまでの大事故、事件では、関係する会社の株が暴落するという傾向があり、関係者の死がそれを引き起こしていたという。 命を狙われたミルチは大企業のCEOで、ヘルペッパー判事の裁判では、会社側が敗訴する見通しだった。 チャーンキストの電話相手は、大学時代の友人クリス・ファーンズワースで、ファーンズワースはジェイセック証券のCEOだった。 この会社は事故後逆に、莫大な収益が上がっている。 クーパーはファーンズワースが黒幕とみて、レスラーとリズに会社に向かうようにいう。 その時、自宅に戻ったマギーはまたジオラマを作り始める。 今度の事故はエレベーターの落下事後だった。 ファーンズワースはチャーンキストに、事情を知る部下のベックナーを事故を装い殺すようにいう。 ベックナーにはジェイセック証券の株を売りぬくよう命じてあるという。 クーパーはジェイセック証券に知らせを入れるが、一足早くチャーンキストが侵入していた。 チャーンキストはエレベーターのワイヤを切断しようとした時、ベックナーがエレベーターに乗り込んでいた。 レスラーは間に合わないと見て、ジェイセック証券の向かいのビルから屋上のエレベーター室を狙う。 レスラーがチャーンキストを撃ち殺した時、エレベーターは急降下し始めた。 リズは緊急停止レバーを引き、エレベーターを止める。 ファーンズワースは姿を消した。 レッドは外さない株屋ということで有名な「予言師」がいたという。 事故を引き起こして、その直前に株を売り抜け大儲けする、それがファーンズワースだった。 レッドはコバルト鉱山への投資で、ジェフリーという男を部屋に呼ぶ。 その部屋で、レッドの友人がジェフリーのボスに殺されたという。 レッドはジェフリーにボスを裏切って、自分の側に就くように焚き付ける。 次にレッドはボスのイニコにも接触して、ジェフリーがお前を裏切り、殺してくれと頼みに来たと話す。 イニコは人身売買や誘拐など、数々の悪事に手を染めていて、レッドの話にジェフリーと距離を置き始める。 2人はレッドの企みに乗せられ、ついにジェフリーはデンベから殺しの銃を手にする。 レッドとイニコが会っている部屋に現れたジェフリーはイニコに銃を向ける。 しかし、ジェフリーの銃には弾が入っておらず、逆にイニコに撃ち殺されてしまう。 レッドは出資していたダイヤモンド鉱山の周辺の住民を暴力と恐怖で支配していた武装グループの話を聞き、住民を保護し残虐行為への抵抗活動をしていた友人を支援していたという。 その友人を殺したのがイニコだった。レッドはイニコを殺す。 イニコには優秀な「掃除人」がいて、レッドはミスター・キャプラン亡き後、イニコの掃除人を手に入れたかったという。 デンベはレッドの手段を選ばないやり方は、ケイトに対して失礼だと苦言を呈する。 デンベはリズを訪ね、レッドがリズとアグネスしか大切にできなくなったという。 レッドはすっかり変わってしまい、誰の話も聞かなくなった。 デンベはリズに、ケイトがレッドに罰せられ殺されたと話す。 始めはマギーがリスト者なのかと思いましたが、違ったのですね。 事故を装って殺す暗殺者は前にもいましたよね。 大学をドロップアウトしたチャーンキストと、頭の良いファーンズワースがコンビを組んで「forcaster」だったのかな。 それでもかなり無理のあるストーリーでした。 9歳の少女が暗殺の指示の会話を傍受するだけで、それをどういう風にビジュアル化でてきたのか。 言ったことがない場所や、意味の分からない言葉があっても想像で作り上げた? 本当に予知能力があったのじゃないか、と思わせますね。 マギーはこれからも、聞きたくない会話で苦しむのではないかと思うと、気の毒になります。 さて、込み入った方法で新しい掃除人カップル(サキヤとフドー)を手に入れたレッド。 デンベは彼らが手に入れるために、ジェフリーとイニコを対立させてまんまと殺し合いをさせた。 イニコは、この世はレッドが金儲けだけではない、と教えられた友人を殺した張本人だった。 レッドの稼ぎ方は悪人から奪うということかな。 でも、デンベにはお見通しで、こんなことをしていてはいけない、ケイトに失礼だという。 早くケイトには戻ってきて欲しいですね。 リズもデンベから聞かされたことで、一旦は感謝したレッドをまた嫌ってしまうでしょう。 しばらく揉めそう。 来週からは「ケイトを探して」シリーズになるのでしょうか。 トムが完全に主夫していて微笑ましいのですが、子守するだけで働かないのでしょうか。 あるいは、すきを見てスピンオフで稼ぐのか。 過去のパスポートの数々を捨てきれないで、「この迷いを君と分かち合いたい」というのは伏線か。 引っ越ししてすぐに自宅を知られたリズは、のんきですね。 また誰かが来るのではないのか。 レスラーが「君の家には近寄らせない」というのが頼もしかったです。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
April 6, 2017 01:06:16 AM
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