|
カテゴリ:The Blacklist
巷の秋の気配を感じさせるように、そろそろ「終わり」を匂わせ始めましたね。
レッドは今回は自分で運転してNYからDCにやってきた。 その間のあれこれを語らせてうんちくを披露し、おじさんばかりの地味な絵面を彩っています。(笑) ボルティモア港のフェリーが爆発沈没し多数の死者が出た。 レッドは独自の情報網で、「フリーランサー」ことヴェセリがフェリーターミナルで目撃されていたという。 ウージンが脱獄させたヴェセリがいつもの手口で標的を特定されないように、大掛かりな事故を起こしたと見られ、早速標的が誰だったか捜査を始める。 今のところ絞り込めない。 NTSB捜査官は機関室から爆発音がしたようだと言い、今朝出港直前に沿岸警備隊の検査を受けていたことがわかる。 運行責任者にヴェセリの写真を見せると、この男だったという。 ゴミ箱に手袋を捨てていったというので回収すると、何らかの薬物を使ったようだ。 レッドはフリーランサーの情報を、ロヘリオのホテル関係のネットワークから得ていたが、通報が遅れたことを指摘する。 この件については報酬を3倍にしてでもネットワークに警戒を求めたい。 レッドはロヘリオの自宅に泊まって事態を見守ることにする。 FBIはヴェセリの残した手袋を緊急で分析するため、ハービーを郵便局に連れてくる。 手袋に付いていた物質は鉄を食うという細菌であることがわかる。 ヴェセリは機関室に爆弾を仕掛けるだけでなく、船体に穴を開けることも計画していたようだ。 その細菌は廃棄物の洗浄用として販売されており、実態のない会社がラボから購入していることがわかる。 しかし、取引の時間はフェリーの沈没事件より後で、ヴェセリはさらに次のターゲットを狙うのではないか。 ロヘリオの情報で、DCのダウンタウンのホテルでヴェセリが目撃されたことがわかる。 該当のホテルに警告を与えた上レスラーらが現場に向かうと、9階のフロアで火事が起こっていた。 幸い、警告のせいで大事にはならなかったが、この回の住人にヴェセリのターゲットがいるかどうか聞き込みを行う。 レッドはヴェセリの情報を寄せたホテルのメイドに話を聞く。 しかし、実際はヴェセリ本人から1万ドルを渡され、ロヘリオに流すよう迫られたという。 レッドはメイドを許すと、デンベに今回の攻撃でターゲットがいなかったことを伝える。 ヴェセリは起こした事件にFBIがどう対応するのかを確かめたかったのではないか。 デンベはホテル周辺の防犯カメラを確認し、フェリー乗り場でも見かけたカメラマンが火事の通報前に到着しているのを確認する。 実は6年前にレッドとデンベがパパラッチに撮影されたことがあった。 その時はロヘリオも一緒で、ヴェセリはその関係でロヘリオに情報を流したと思われる。 レッドは「3つのルール」について言及する。 関係ないと思われる出来事も3つ揃うと人々はパターンだと認識する。 ということは、さらにヴェセリは事件を起こそうとしているのか。 例のカメラマンはキース・ペリーというフォトジャーナリストと判明する。 ハービーはペリーのカメラ機材にリアルタイムで撮影した写真をクラウドに送る装置がついているのを見つける。 ということは、カメラの電源が入っていれば、いつでもクラウドに繋がる。 令状を取りペリーのフォルダーにアクセスすると、現在進行形で写真がクラウドにアップされていた。 現在地はアーリントンの12階建ての古いマンションとわかる。 地下に爆弾を仕掛けられれば、基礎から崩れる可能性がある。 FBIが現地に到着し、シーヤがペリーを発見、逮捕する。 レスラーとデンベは地下に向かい、ヴェセリと向き合うが、ヒューズボックスに時限爆弾がしかけられ、穴を開けられたガス管からガスが漏れ出している。 抵抗するヴェセリを何とか倒し、爆弾のタイマーを止める。 気がつくとヴェセリは逃げ出していた。 ペリーが6年前にレッドとロヘリオと撮影した時に、レッドの顔が写っていなかったことから話題にはならなかった。 しかし数ヶ月前に男が訪ねてきて、その写真のことを質問した。 男はウージンの手下と見られ、新たに撮影の依頼があったという。 レッドはロヘリオがシーツの製造販売の商売を始めたことに感銘を受ける。 投資をしようかというレッドに、ロヘリオはこれまでレッドのために全国的な情報ネットワークを築き上げてきたが、自分の夢の実現のためにそれを使うので金はいらないという。 レスラーは薬物を断って1年経ち、自助グループ内でスポンサーにならないかと勧められる。 アグネスが順調に成長し、すきな男の子がいるらしいということをクーパーは妻から聞いたとレッドに話す。 クーパーはブラックリストと関わることで、「父親」としてアグネスと一緒に居られなかった事をそれで良かったのかと思うだろうという。 ウージンはFBIチームの写真を撮ってどうするつもりなのだろうか。 ウージンは3ヶ月前、ある男にレッドとFBIの特捜班との関係について話した。 その男はレッドを倒すためにマーヴィンが雇った軍のリーダーだった。 男はレッドとFBiの関係を証明しろと言い、ウージンはついにその証拠の写真を手に入れた。 男は「俺を雇うのなら高く付く」と答える。 証拠がなければレッドとFBIの秘密の関係を信じられないといわれて、ウージンはコツコツと写真を撮って準備してきた。 うーん、今どきフェイク画像でもAI画像でも何とかなりそうですが、ウージンは真面目だな。 これで本当に免責の契約まで証明できるのか、というところですが、FBIチームの身柄が知られることでまたアグネスまで危険に晒されることがなければ良いですね。 ちなみにフリーランサーはまた逃げたのですね。 こいつの場合、1人を殺すために列車や飛行機、鉄道など大きな事故を装って無関係の人々を巻き添えにするというのだから、悪質度合いはかなり酷いです。 クーパーのチームは責任を持ってヴェセリを捕まえなくちゃ。 レスラーがヴェセリと戦うシーンはスタント丸わかりでしたね。 そこを頑張る必要があったのか、というか、ヴェセリも結構強いじゃないか。 ところで、レスラーが薬物から立ち直って、同じ悩みの仲間を支えてスポンサーになるというのは、これも最終シーズンらしくてよかったですね。 リズの死を一番引きずっているのがレスラーと思うので、そろそろ立ち直ってもらいたい。 ロヘリオのビジネスが世界的に発展するようになり、レッドの手を借りずに独り立ちする姿はこれも最終シーズンぽいです。 レッドもいつもなら裏切り者は容赦なく殺すのに、メイドのマリアを許すなど丸くなってきましたね。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
[The Blacklist] カテゴリの最新記事
|