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今回もカレンはいないものの、ほぼ全員が活躍して内容も山盛りでした。
プロレスラーのゲストあり、言及だけで登場の存在とか、何でもありですが、まあにぎやかで良かったのでは。 ディークスとケンジーの家に、LAPDのホワイティング刑事が助けを求めてやってくる。 昨夜LAPDのショーン・ターナーから内密に会いたいと連絡を受け、指定の場所に行くとターナーは射殺体で見つかった。 それだけでなく、報告しようとすると自分も背後から襲われ、殺されそうになったところを逃げてきた。 相手は誰か分からなかったが、おそらく警官だろう。 ディークスはキルブライドを呼び出して、事情を聞く。 ホワイティングは自分は嵌められたと主張し、その根拠は、逃亡してすぐに自分がターナー殺害の容疑者として指名手配されたことを上げる。 ホワイティングはラウンドトゥリーが妹と一緒の時に警官に車を止められ、不当な扱いを受けた件で、捜査情報を漏らしたことで内部の反感を買い、さらに上層部からラウンドトゥリーの訴えを取り下げさせろと圧力をかけられことから、一線を引いたという。 それで身内の恨みを買ったと思われるが、さらに、ホワイティングがラウンドトゥリーの件でマクニール巡査を捜査している時に、フェンタニルを取引している警官の噂を耳にした。 密かに聞きまわったことが彼らの痛いところを突いたのだろう。 殉職に見せかけ殺そうとしたとも考えられるが、今のところターナーとの繋がりはわからない。 もはやLAPDを信じることができず、自分の無実をNCISに証明してほしいという。 キルブライドはフェンタニルが市中に出回っていることを危惧し、DEAと連絡を取りホワイティングの訴えを調べるよう命じる。 ディークスもラウンドトゥリーも因縁があり、ホワイティングについては素直に信じることはできないが、サムはフェンタニルにより水平が2名も死亡していることから、まずは真実を突き止めようという。 ただ、LAPDに動きを知られてはならない。 ラウンドトゥリーはボートハウスでホワイティングを監視する。 ディークスはホワイティングには大きな借りがあり、ヘティをかばって首を撃たれたことなどをラウンドトゥリーに話す。 ホワイティングはラウンドトゥリーの訴えを報告し、それによってマクニール巡査が処罰されたが、結局自宅待機のみだった。 ラウンドトゥリーは不満を表明するが、ホワイティングはここにいるよりは現場で真相を探る方が早く問題が解決することができると言ってラウンドトゥリーと外に出てしまう。 LAPDはターナー殺害の容疑者としてホワイティングの映像を公開した。 手に銃を持って店に入っていく姿は衝撃的だ。 待ち合わせ場所の店は警察に封鎖され、周辺の防犯カメラは何台も止まっていた。 犯人が止めたと思われる。 ホワイティングが犯人なら、わざわざ自分の姿を残すはずがない。 ホワイティングはフェンタニルの問題でギャング麻薬対策部門のプライス刑事に目をつけており、自宅からプライスを尾行する。 サムはターナーの妻に直接話を聞くことにする。 妻は警察から夫の死について詳しい説明を受けておらず、夫は最近体調が悪く帰宅しても心ここにあらずという様子だったという。 サムとディークスはターナーがオピオイド依存症の症状を示していると判断し、扱うブツに手を出したために殺されたと考える。 プライスはとある場所で長髪の男と会っていた。 ラウンドトゥリーがファティマに身元照会を求めると、キルブライドに2人が外に出ていることがバレてしまう。 長髪の男は薬物を扱うギャング「アンウォンテッド」のスコット・アプトンで、組織はDEAの捜査対象だった。 プライスとは抜き差しならない関係のようだ。 娘のローザを安全なところに避難させようとするケンジーの元に、顔に傷がある男が現れる。 ホワイティング刑事を探しており、強引に家の中に入ろうとするのでケンジーが追い返す。 この男はプライスの相棒ニック・シルス刑事だった。 ホワイティングはシルスの顔の傷は自分が襲われた時に引っ掻いた傷だという。 ホワイティングとラウンドトゥリーはスコットの身柄を確保し尋問する。 スコットはフェンタニルの売買については関与を否定するが、全てを把握している黒幕に「オーディン」という人物がいると明かす。 スコット自身は地下格闘技のギャンブルでブッキングをしており、プライスはオーディンが「アンウォンテッド」をLAから引き上げるという話が不満だったようだ。 オーディンの本名も居場所も不明だが、マクニールの処罰の件はオーディンをナーバスにさせたようだ。 キルブライドはフェンタニルを一掃するため、DEAの協力を仰ぎ、素手による地下格闘技試合にサムを潜入させ、オーディンを捕らえる作戦に打って出る。 ファティマがサムに付き添い、会場内の人物を探りオーディンを確認次第、突入する。 サムの対戦相手は赤毛の大男で、会場内ではギャンブルではなくなにかの取引がなされているようだ。 ドラッグを客にさばいていると見られる。 サムは戦いながら対戦相手の男がオーディンだと気づく。 キルブライドの号令で、NCISが突入し、会場にいたプライス、シルスをケンジーらが追い詰める。 サムはオーディンを倒し、客は一斉に逮捕され、フェンタニルを回収することができた。 ホワイティングへの令状は取り下げられることになるだろうが、かなりの事務作業が必要になるだろう。 ラウンドトゥリーはマクニールも今夜の件に関係しているのだろうかという。 ホワイティングはわからないとしつつも、プライスらの仲間ではあるだろう。 もし関係があるのなら証明して見せるというホワイティングに、ラウンドトゥリーはお互い別の組織としてやっていくだけだという。 ホワイティングはこの借りは必ず返すという。 キルブライドは善戦したサムを労い、自分もかつてはファイターだったと明かす。 しかし息子が生まれて家族と時間を過ごしたいと思って引退したという。 結果的に家族と関わる時間は作れず、息子はフェンタニルなどのドラッグで人生を壊してしまった。 最近息子に電話をしたが、話は弾まなかった。 サムは弾まない会話だから価値があるという。 赤毛のファイターの人は有名なプロレスラーだそうで、アメリカの視聴者にはおなじみなのでしょう。 サムにねじ伏せられるなど、よくやってくれました。 気になったのは、プライスがホワイティングとラウンドトゥリーに「お前たち気をつけるんだな」と言ったことで、LAPDにはまだまだ悪の組織があって今回のことでさらに恨みを買ったのじゃないかという気がしました。 マクニールも処分が明ければ、復帰して復讐してくるかもしれないし、上層部が圧力をかけてくるというのも心配です。 ホワイティングは内部監査だから憎まれて当然、受けて立つということなのでしょうが、ラウンドトゥリーは「あんたとは組んでない」という事でしょうね。 でもラウンドトゥリーは人間的には理解したようで、まあ、ファイナルシーズンでイメージアップした感じですね。 息子がスティーブンということは、ローザのデート相手なの?というオチも良かった。 サバティーノほどではないですが、彼女も結構出演したわけですね。 Dママはローザの保護に狩り出されたことになっていても顔を出さず、さらにDEAの人も大勢いるはずなのに、そのシーンは省略というのがちょっと笑いました。 ローザはもうかなり大人で、ケンジーの仕事のこともそれなりに分かっているはず。 キルブライドが今回のフェンタニル騒動に熱くなったのは、息子の件があったからということですね。 本来の仕事の範囲ではない上に、逮捕令状が出ているホワイティングを匿ったり、合同で捜査するのはかなりやばいことだったと思います。 キルブライドがベトナム戦争の時に乗ったUSS Iwo Jimaというのは、イオー・ジマ級強襲揚陸艦の船なんだそうで、日本人には深く心に刺さる名前ですが、おそらく双方の兵士に敬意を持って着けられたのだろうなと思いたいです。 ちなみに実際のイオー・ジマの1番艦はアポロ13号の回収に関わったとは、ふーん。 また、キャンプ・レジューンはノースカロライナ州ジャクソンビルにある海兵隊の軍事基地で、特殊作戦コマンドがあるんだって。 覚えておこう。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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