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テーマ:暮らしを楽しむ(387794)
カテゴリ:生き方
学生時代、児童文化研究部に属していた。週1回の活動日以外にもよく部室に行っていたような気がする。その部室は旧陸軍兵舎だったという赤レンガ校舎にあったので、卒業後同期会に赤レンガという名を付けた。
当時はクラブ馬鹿といわれるほど、児童文化研究部にのめり込んでいた。人形劇や影絵を作り、機会を作っては子ども達に見せ、土曜日には都内の母子寮を訪ね子ども達と遊んだ。夏休みには赤城村の公民館で合宿しながら2箇所で子ども会を開き、勉強を教えたり遊んだりした。影絵を持って道志村の分校を回ったり、有志で長崎の障害者の施設でボランティアをする時も大きな影絵を持っていった。 そうして同じ釜の飯を食べた仲の16人の仲間は今も毎年一度会っている。今年は私とはっちゃんが幹事となり、今日はその打ち合わせの日。はっちゃんとは、学生時代はそれぞれにもっと親しい友人がいて二人はそれほど親しくなかった。けれど結婚後比較的近い距離に住んでいたこともあって、どんどん親しくなり今は一番分かり合える友人となっている。 昨日ボランティアで関わっている母親教室の子ども達と芋掘りをするつもりだったのに雨のためにできなかったので、今朝さつまいもを掘り、そのさつまいもと他に今朝採れた野菜と一抱えの切花、はっちゃんが好みそうな柄と素材の買い置きのガーゼタオルを用意して出かけた。(はっちゃんからは、私もはっちゃんも愛用の絹の5本指靴下をいただいた。) 二人の中間地点の公共施設で事務的な仕事を終わらせ、天気もいいのでそのまた隣町の眺めのいい公園に行きお弁当を食べた。いつも二人はこんなふうに、決して豪華なランチなどは食べずにささやかなお弁当を空気と眺めのよい所に行って食べてゆっくりと話をする。長い間の自分を知ってくれて、何を話すにも特別な説明もいらす、何にも隠すこともなく、そのまんまの自分でいられる。とても楽な関係。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2005年11月03日 23時44分35秒
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