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宮島から緑おおき山間部をバスはひた走ります。 連休時期の緑は本当に柔らかくて生き生きとしていて、 目に優しいです。 バスの道に沿っては流れる高津川、淵は青緑色が美しく、 日本一の清流と言われたこともあるとか。 そうこうしているうちに、バスが田舎の町で停車。 ここが、かの有名な「津和野町」だそうです。 あまりにもイメージと違っていて、拍子抜け。 近くの土産物屋の店員さんが、有名な面白ガイドさんだそうで、 眉毛まで金色に染めたインパクトのある風貌。 話術たくみに説明いただきましたが、 見たのは、町役場、太った鯉、森鴎外の生家、そして鷺舞の像でした。 ![]() ![]() 最後は、説明してやたのだから買っていけ~ という土産物店へまっしぐら。 年配の皆さんはせっせと買っていました。 もちろん私たちは試食だけ。 蛇足ですが、 森鴎外は夏目漱石と並び軍医にして文豪ともてはやされました。 確かに並はずれた才能豊かな人だったのでしょうが、 個人的には例の「脚気」の対策ミスで、 多くの兵隊を苦しめた張本人という罪に目をつぶることはできないです。 漱石の方がずっと人間的で、悩み苦しみを背負って生きた、 尊敬できる人物だとおもっています。 鴎外はどうでもよいのですが、 とにかく、今は何もないような田舎町、それが津和野でした。 見渡しても私たち以外には観光客はほとんど歩いていませんでした。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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