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装甲騎兵ボトムズ VOL.1
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装甲騎兵ボトムズ13 最終巻

TVシリーズ概要

アストラギウス銀河を二分したギルガメスとバララント両陣営間の「百年戦争」末期、ギルガメス軍メルキア方面軍のキリコ・キュービィ曹長は味方の基地を襲撃すると云う不可解な任務のさなか、PS(パーフェクト・ソルジャー)として完成する前の「素体」を目撃してしまう。
PSは軍の最高機密であり、それを見てしまったキリコは百年戦争終結後も軍から追われる身となる。メルキア軍大佐ヨラン・ペールゼンと宗教結社「マーティアル」を破門されたセルジュ・ボロー司祭の手によりPSとなるはずだった素体「フィアナ」は誕生前にキリコと出会ってしまったために人間兵器として弊害となる「感情」を持ってしまい、キリコを愛するようになり行動を共にする。
TVシリーズは「ウド」「クメン」「サンサ」「クエント」の4部から成り、一つの舞台から別の舞台へ移る度に都市などを丸ごと飲み込む大量破壊があり、キリコが去った後には何も残らないと云う壮絶な構成となっている。
全編を通してキリコはメルキア軍将校ジャン・ポール・ロッチナに監視され続けるが、この一連の流れはアストラギウス銀河を何千年も睥睨してきた全能者「ワイズマン」による試練と導きであった。またロッチナ自身もワイズマンの意志によって動かされていた。
ワイズマンは「異能者」であるキリコを己の後継者に望むがキリコはこれを拒否、神(ワイズマン)を殺してしまい、その様を見たロッチナは「私が異能者だったなら！」と発狂してしまう。
最終話、キリコとフィアナは「戦争のない世界」と云う未来に希望を託しコールドカプセルで冬眠し、仲間の手により宇宙へと送り出される。

「野望のルーツ」

アストラギウス暦7212年、惑星オドンに転属となったキリコは模擬戦(共食い)の結果生き残るが、そこはメルキア軍大佐ヨラン・ペールゼンの私物化最強部隊「レッドショルダー」の基地であった。
ペールゼンは250憶分の1の確率で発生する、「遺伝的に生存を保証された個体」、即ち「死なない兵士」(「異能生存体」)によって理想の最強部隊を作り上げる野望を持っていた。
過去のことを訊かれると神経症的発作を起こすことからTV版オープニング曲「ぬすまれた　かこを～」やシリーズ全般を通してキリコがどう考えても死ぬような状況下でも生き残っている点に説得力を持たせている。
レッドショルダーとなったキリコは第3次サンサ戦に投入され、そのままTV版第1話の百年戦争末期。現在制作されている「ペールゼン・ファイルズ」が「野望のルーツ」とTVシリーズ第1話の空白部分を描いた新作。

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「赫奕たる異端」に関しては(★)
「ペールゼン・ファイルズ」に関しては(★)(★)
(この順番に観てくれれば無難かと)