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テーマ:本日の1冊(3685)
カテゴリ:本日の『ゴルゴ13』
![]() ゴルゴ13(宴の終焉)(150) 41年間一度も休まずに連載が続いている『ゴルゴ13』、150巻を突破しても衰えを知らず、今回もすごく良かったです。 表題作の「宴の終焉」、決して派手な作品ではないのですが、「ゴルゴ13」と云うキャラクターの今までにはあまり見られなかった魅力を感じます。 私の感じたことを言葉に置き換えると、これは「残酷な正義」とでも呼ぶべき物かもしれません。 2003年作品で、アメリカ合衆国大統領の名が作中では「マクシミリアン」元大統領の息子=ジュニア、となってます。 物語は上院院内総務の米会計検査院職員の全員召集から始まる。 大手のトマソン会計事務所がシェンロン社に金融特区であるケイマン諸島に子会社を作るよう教え、その不正を看過ごしている、と。 親友を自殺に見せかけて殺された会計検査院とFBI鑑識がホワイトハウスを敵に回してCIAと米政府、大統領の不正の証拠を手に入れる。 ケイマン諸島にはCIAがそこを通して依頼料をゴルゴに振り込んでいた銀行があった…。 「マネーロンダリング」された「汚い金」、「犯罪」の金_ ゴルゴは依頼人が「真実」を語れば善悪やイデオロギーに関係なく依頼を遂行する殺人機械だ。 会計検査院とFBIは「正義」のために証拠となるCIA長官の命令書を奪取した。そしてその証拠は核爆発にも耐えるFBI特別金庫室の中。 CIA長官はゴルゴに依頼する。その奇跡の腕で150ミリ圧延均質装甲板の中の書類を消去してくれ、と。 ゴルゴは知っていた、CIAが自分を脅かす材料となる資料を保管してきた事を。 「だ、だが、君の資料で……君を脅した事など一度もっ!!……」 「もし、そうしたなら……お前は生きてはいない……」 依頼は確実に遂行され、政府や企業の不正を暴く最後の頼みは灰となった。 しかしゴルゴは許してはいなかった、世界中の不正蓄財とテロリスト達の情報を保管していたCIAを_ 「宴の終焉」(2003/1) 「香りの宝石」(2003/6) 「未来予測射撃」(2002/10) の3編を採録。 透明ブックカバーはこのサイズ*『ゴルゴ13』全150巻(続刊)全てにかけるには15pack必要 ![]() 透明ブックカバー☆B6版用ブックカバー(5pack)☆ 透明ブックカバー☆B6版用ブックカバー(10pack)☆ ![]() 【マクロミル】アンケート会員募集中!謝礼ポイント有 ![]()
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最終更新日
Sep 6, 2008 12:06:30 AM
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