中原アヤ『ベリーダイナマイト』が新連載で戻ってきました！　4月号の読み切りを読んだ時「これ連載で行けるんじゃない？」と思ったんですが、初めから新連載はこれの予定だったようです。
ロックを目指して上京した麻衣は、いちごで出来てるようなくるみと組まされて、恥もブライドも男も捨てて「STAR BERRY」なんてモノをやらさせている。でも最近はそれも悪くないと思ってる。
セカンドシングルが発売されようとしている時に、麻衣が殴ってしまったキャサリン菅原のプロデュースした謎のアイドルグループ「百人-ish」の登場。『ちはやふる』が元ネタだと思われるこのグループはメンバーが実に100人もいて、ツンデレヤンデレ幼女から人妻まであらゆる「萌え属性」をカバーしている。
急激に変わる世界の中で、それでも「STAR BERRY」のファンで居続けてくれる一人の男。ドロップ・アウトし、辛くて情けなくていっそ死んでしまおうかと思った時にTVで「STAR BERRY」を見てどれだけ励まされたかと。自分達が沢山の人を幸せにできること、その事を信じてくれる人が一人でもいることを知り、STAR BERRYを辞める気になったかと訊くキャサリンに「STAR BERRYなめんなよ？　あんな娘っ子　片っ端からいちごジャムにしてやるよ」と答えます。
男らしい麻衣が語尾に「ベリ」を付けて喋るギャップがたまらんベリ(笑)

『青空エール』10TH YELL.
野球部が順調に勝ち進み、吹奏楽部も応援に協力することになります。つばさの夢だった「野球部の応援」！　真木先生の厳しいながらも的を射た指導。夢が叶うのに何故かテンションの低いつばさ。
真っ黒に日焼けしている大介くん、須藤先輩のケガでベンチ入りが決まりますが、そのことを素直に喜べない。以前の言葉がつばさの脳裏に過ぎります。「(実力で出場するんじゃなければ)うれしくねえよ」。そう、大介くんはどんな時でも黙って頑張る人だった。
野球部の遅い練習を見守っていて最終のバスに乗り遅れるつばさ。暗くて危ないからと、母が迎えに来てくれるまで隣にいてくれた大介くん。少し仲が進展したかな？　大介くんが甲子園行けますように、そう心から願うつばさ。


『ストロボ・エッジ』#21.
仁菜子に「教科書のお礼チョコ」をもらっていながらホワイトデーのお返しをしない蓮。あれはそういうのでもらった物じゃないからそれに返す方がヘンだと。
もう無理して自分の気持ち抑えなくていーじゃんと言うがっちゃんに、ただ自分が情けないと答える蓮。「自分の中に　彼女以外の誰かの存在に気付いたら　それを消す努力をするのは当たり前と思ってたのに　努力と無理の境目が分かんない」。
今までだるくて体育をサボっていた安堂が張り切ってますよ。やれば出来る子です(笑)
実は格好いいじゃんと再認識される安堂ですが全ては蓮に勝つため、仁菜子のため。「クラスの女子がかっこいいって言ってたよ！」と言う仁菜子。「ほかのコなんてどーでもいいの」とそっぽを向く安堂。「仁菜子チャンはどう思った？」。自分は格好良かったかとしつこく問いかける安堂。「一般的に言えば…」「一般的とかいらない　仁菜子的に言って」。誰が自分のことを格好いいと思ってくれても、肝心の好きな子が格好いいと思ってくれなくちゃ意味がない。その気持ちは分かる！　君はやれば出来る子だ、頑張れ安堂！
中学以来、蓮とうまく行かなくなってしまった安堂。『未完の地図』の真央のキス未遂から引きずったままの感情。悩みを仁菜子に話しかけた蓮の「友達ってさ」　その後の言葉が続きません。


『夢みる太陽』20TH DOOR.
公衆の面前で、100文字作文で虎に告白したしま奈。返事を拒めない状況で大家さんは30分の猶予を与えられます。100%フラれるね、120%フラれるねと言い合うしま奈と善の前に、制服に着替えさせられた大家さん。和服どうした？
女の子ではなく女が苦手な大家さん。もし大家さんと同級生だったらこんな感じだったのかな、返事は意外にも「つきあうよ　この子とつきあう」。「好きだよ」と言ってくれるが、虎が高校生だった頃英語の教師だった女性が現れてから返事を変えた？　彼女を「さわんな」と拒絶する虎。検事ではなく英語の先生が夢だった虎=太陽の過去と関係あるのでしょうか？　善はあの先生は(たぶん)虎さんの前の彼女だから気を付けた方が良いと言う…。


『君に届け』は休載中で今回も下川香苗の小説が載ってます。今回は風早にふられたくるみが昔の中学に向かい、柚木(ユノキ)という野球部員が好きな後輩の姿を見て自分を見つめ直すお話。
最初、漫画のノベライズに拒否反応があったんですが、読み続けている内にそう悪くもないかと思うようになりました。

『シーイズマイン』#2.
空気の読めないぶっ飛び少女・美礼は今日も遼とハルを振り回す。遼太郎の好きなタイプの少女出現。真面目で小柄で眼鏡っ娘の上野さん(美礼より可愛いね！)。しかし自分の恋にハルが絡むとろくな事にならない経験から遼はハルを牽制します。「上野さんに勝手なコト言ったりやったりすんなよハル」。
聞く耳持たないハルと、何故かハルとは意気投合している美礼は余計なお節介を焼きます。「なんかUFOがきてるみたい」と上野さんを屋上に呼び出す美礼！　もっとマシな理由はないのか(笑)　よりにもよってUFO!!
二人きりになれ、「でも佐野くんは他の男子と違う気がして　まじめそうでやさしくておちついてるってゆーか…　佐野くんとだったら　もっと仲よくなれる気がする」といい雰囲気。
「くっついたらいいねぇ」と勝手なこと言う美礼、大人になる日が近づいたとアダルト・DVDを遼に貸すハル！
私が高校生だった20年前は、高校生の頃はまだ童貞・処女であることの方が普通だったんですが、最近の高校生はもうやってるんですねえ(笑)　別にいいけど。

『アタシんちの男子』後編。
テレビで見た部分なので特にどうということはないです。第1巻が5/25に発売され、他3本の読み切りと描き下ろしが採録されます。

『少女少年学級団』がようやく面白くなってきました。女の子である遥が男の子に混じって少年野球をしていることで悪く言われ、着飾ることで母のようなだらしのない女になってしまうと言う美咲の心境の変化とか。嘘をついて初めての苦しみを知る遥。
やっと面白いと感じることができました。みんなが「面白い面白い」と夢中になってる作品にのめり込めなくて置いてきぼりな心境だったのでね(笑)

『Peach Sisters』第3話。
最終審査まで残れた俚緒(りお)、光(コウ)はプライドを維持させながら罪悪感と運命論のブレンドで人間を自分の思い通りにコントロールする事に快楽を感じている。審査に残れた今の段階でその事を妹に言おうかどうか迷っている俚緒に光は「結衣ちゃんみたいなタイプなら"1番取って初めて！"驚いてくれるだろうし　応援してる俺も　"自分信じてない俚緒ちゃん"に　ガッカリ」と答えます。
最終審査当日、「Peach Teen」の編集長は今日はウチのトップモデルの結衣ちゃんとひとりひとり組んでカメラ撮影をしてもらいますと審査方法を告げる。「自慢の妹」にカメラの前で実力の差を思い知らされる俚緒。星の言葉で妹が「自慢の妹」ではなく「ライバル」と思い改める。
笑顔は下手だが、人格的に惹かれるものがあった、うちは見た目ももちろんだけど"人として"も重点を置いてるんで今回は黒沢俚緒さんを選ばせてもらったと電話がかかってくる。浮かれる姉に、「俚緒ちゃんが選ばれたのはね　あたしのお姉ちゃんだからだよ」と、話題性の勝利だと言い放つ。

今月号は新人の作品が2作あります。
矢城あかね『種はどこへ消えた？』(金のティアラ別マ賞)
あおい蘭『ラブ・チャンス』(別マまんがスクール努力賞)
両方ともギャグ寄りですが、特に後者は短い枚数で巧くまとまってます。集英社の新人は白泉社の新人よりレベルが高いです。

「別マ」を買い始めて半年を超えたので、今月号を購入した理由に「毎号購入しているから」に丸付けます。
巻頭の「ストロボ・エッジ　社長猫を探せ!!スペシャル銀はがし」でハズレを引かずにピッタリ3回限りで3匹の社長猫見つけました。はがした枚数が5枚以内なのでＡ賞の方に応募できます。俺って天才(笑)？


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