過大請求
既にニュースなどでご存知の方がいるかと思いますが、全国展開しているメガネチェーン店のメガネスーパーは東京都内にある店舗で生活保護受給者に現物支給されるメガネ代金を自治体に請求する際に実際の販売金額を上回る金額を請求していた事が判明しました。メガネスーパーによると2018年(平成30)1月以降、東京都内の3店舗で正規の販売金額を上回る請求が合計22件確認されました。生活保護受給者がメガネを必要となった場合、医療扶助という制度で現物給付が受けられるようになっていてメガネの度数によって上限額が異なっています。一例として12000円の販売金額になっているメガネを医療扶助の上限額に近い22800円のメガネを提供しましたと自治体に請求。*10800円の上乗せ*昨年12月、北区の店舗を利用した生活保護受給者から問い合わせがありメガネスーパーの内部調査で東京都内では北区のほかに新宿区と杉並区の店舗で過大請求の発覚が分かりました。現在、全国300店舗を調査中との事。過大請求は総額12万円で各店舗から生活保護受給者が住んでいる自治体に申告があり、支払われていました。北区の店舗を利用した方は店舗の販売金額を覚えていたので公費負担分の明細が北区から届いて、店舗で見た金額と違うぞとなり問い合わせに至りました。メガネスーパーの運営会社、ビジョナリーホールディングスは過大請求した分の返却手続きをしているそうです。画像はネットから借用しましたので、発覚が明るみになった店舗ではありません。