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カテゴリ:ペーパークラフト
子供向けのおもちゃ「ぱたぱた」を作ってみました。
幾つかのパネルをリボンで繋ぎ、端のパネルをひっくり返すと、順に伝搬して引っ繰り返っていくものです。 単に、パタパタと連鎖していく面白さもありますが、 パネルへのリボンの重なり方を変わることで、違った見え方をさせることもできます。 組み立て終わってから、絵を描けば簡単ですが、PCで絵を印刷して作るには向きや並べ順に工夫が必要になります。 取り敢えず解り易くするため、絵の番号とR,C,Lの位置記号を付け、絵としては丸枠の数字にした展開図はこの様になります。 二枚目は一枚目の裏面です。(つまり両面印刷になります) 正方形(A)6枚と、正方形に左の上下に各一本、右の中に一本のリボンが付いたもの(B)を4枚切り抜きます。 他に3mm厚のベニヤ板(C) (48mm角の正方形)5枚を用意します。 両端にリボンの付いたBに ベニヤ板Cを、それぞれつけます。 上左図のように重ね貼り付けていきます。 まず、下から①のベニヤ板を介して裏側に正方形A(中央に2Cと書かれたもの)を貼ります。 この時向きは①から出たリボンを図の様に右側を折り重ねた時に②、左側を折り重ねた時に⑫が正しく見えるむきにします。 左側から⑫が来るように、左右のリボンをたすきがけに折り曲げた上に、左側に④が来るようにベニヤ板(13C)を乗せベニヤ板を介して裏側に先の3個のリボンを貼ります。 その上に正方形A(14C)を貼ります。 この様にして4段目まで作ります。 5段目はリボンが有りませんが同じように正方形(18C)にベニヤ板Cを貼ったものを使い、両側のリボンを貼った後、正方形(10)を貼れば出来上がりです。 一番上の a 側を引き上げると、たすき掛けのりぼんが伸ばされ、2番目の図のようになります。 次にb側を引き上げると、3番目の図のようになります。 すると、dが外側に回転して下になります。 今度は、eが回転して下になり、これが連鎖していきます。 最後は、一番右の図の様になります。 この様に同じパターンの繰り返しなので、段数の増減が可能です。 具体的なものとして、アンパンマンの絵にしてみました。 図-1 ジャムおじさんの裏にベニヤ板を貼ります。 図-2 裏側にはアンパンマンをはります。 図-3 両側のリボンを折ります。 左側を折るとカラーのアンパンマン、右を折ると白黒のアンパンマンになります。 図-4 1段目の上に2段目を乗せ、左右のリボンを貼り付けます。 図-5 その上にバイキンマンを貼って両側のリボンを重ねます。 図-6 5段目はリボン無しのおむすびまんです。 こうしてできたのがこれです。一つの写真になっていますが、裏表を合成したものです。 裏側はこの様になっています。 両端①ジャムおじさん、⑩メロンパンナちゃんは、変化しません。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2021.05.13 13:53:11
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