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北京五彩繽紛~Colors of Beijing

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2007.03.03
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3月に行われる日本人男性と中国人女性の結婚式の司会を頼まれたのは
ずいぶん前のことだった。
今回はメインが中国人の司会者で、私はサブの日本語司会兼通訳の立場であるけれど、
ちゃんとギャラも払っていただけるし、
とりわけ私を信頼してくれているブライダルプランナー・Tちゃんによる
プロデュースなので、期待は裏切れない。

が。

今回、私の努力だけではどうにもならないかもしれんという予感があった。
中国側の司会者くんである。
新婦方の親戚ということで決定したのだが、
初の新郎新婦との打ち合わせで2時間半の遅刻。
式の一週間前に式場でリハーサルしたものの、彼が作ってきた台本は彼の台詞だけ。
おまけに進行の順番が違っていたり、肝心のアナウンスが抜けてたり、
「改口茶」という中国伝統の儀式の段取りを理解してなくて、
Tちゃんの部下の中国人にレクチャーを受けたり、
という始末。

でも態度は自信満々満車である。

結局、彼に中国語の原稿をメールで送信させて私の日本語台詞を加え、
それをタイムスケジュールと新郎新婦・ゲストの動線を併記した進行表を作る。
当然、私一人で。
その後、Tちゃんに確認をお願いし、OKが出たところで彼にも送信する。

「どうもあの司会者心配なので、もう一回打ち合わせできませんか?」とのメールが
Tちゃんから送られてくる。
確かに、彼が十分内容を理解しているか私も不安である。
式の2日前の晩、再度打ち合わせ。
いきなり台本を持ってきていない様子。
「メールで台本送ったけど」雫って言ったら、
返ってきたのが「送られた原稿が読めないのさ」。
今時Wordが多言語に対応できないってことあるのか?びっくり
どんなパソコン使ってんの?

いくつか台本の中に問題があったことが発覚して訂正するのだが、
「わかった、わかった」って言うばっかりで、メモしない。ショック
しょうがないから、私がペンえんぴつを差し出して、書け!と促して、やっと書き込む。
こんな様子であんたがしくじっても、私はフォローできないよと思っていても、
全くそんなことは我関せずって顔で、相変わらず態度がでかい。
失敗してかわいそうなのは、新郎新婦だよ。わかってる?

帰宅後、打ち合わせでの変更部分を訂正して、Tちゃんと彼に送信しなおす。
結局台本の7割は私が作ってるんだけど。
それもわからんだろうな。
そしてこうして送信しても、当日また台本持ってこないんだろうなあ・・・。


・・・と思っていたらあったりぃ~。
持ってきたのは、2日前に書き込みをした古い台本と資料だけ。
前日にTちゃんが追加事項として送ったメールも見ていない。

お前、仕事をなめとんのか。怒ってる


そんな不安の中、式と披露宴がスタート。
始まって即、ヤツは大きくフライング!
私の台詞を飛ばして、次々しゃべり続ける。

横で私は彼を叩く。パンチ叩けば止まる。そんなことが2回。
今まで何のために読み合わせしたのやら。わからん

その後も勝手に持ち場を離れ、親戚のテーブルに腰掛けている。
私にも一緒に座ってごはんを食べろと勧めるが、
ちょっと、もうすぐアナウンスしないといけないことあるでしょ!時間読めよ!
Tちゃんは「まったくいつもどっか行ってて、困るんだけど!」と、不満を隠せない。

ホント、こういう人間がいるのよね、世の中。
なんかいたなあ、昔の職場にも。しょんぼり
空気が読めないうえに態度がでかくて、徹底的に仕事のできないオヤジ。
周囲の人が動いて自分のミスを補完してんのに、それにまったく気づいてなくて
自分が優秀だと勘違いしてるオヤジ。

北京にいながら東京のあのフロアがよみがえった瞬間であった・・・。

ウラではこんなすったもんだがあったものの、式と披露宴は無事終了。
新郎新婦は満面の笑顔で、式場を去っていく。
彼も会場を去る前に私に挨拶していった。
「また何かあったら電話するから」。
・・・もういいわ。あんたの性格大体わかったし。仕事できなさすぎだし。

人間、やっぱり仕事できないとダメだわ。しょんぼり





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Last updated  2007.03.12 01:52:13
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