肋間神経痛への対応
どうも、からだのエンジニア 藤井崇次です。普段はこちらで活動中です。 習志野市口コミNo.1 めまい、自律神経失調症に強い鍼灸専門の泰心堂はりきゅう院さて、本日のお話は『肋間神経痛』。ここ最近、立て続けに対応させていただきましたので、そちらの報告。ええと、うちでは殊更に『神経痛』を強調していませんが、そもそも神経痛は鍼灸の適応症の中でもかなり相性が良いほうです。特に坐骨神経痛などは回数かければ、多くの鍼灸院で改善します。もちろん短期間で改善するには要点と症状の分析が必要ですけどね。もちろん、うちも得意です。中でも、『肋間神経痛』、つまり背中から脇腹を中心に痛み、痺れが出る症状で、打撲、骨折など外傷を直接の原因としないものに対する対応を昨年夏ごろより、立て続けに依頼されましたのでそちらの報告。そうですね、中でも両極端な例についてお話ししましょう。まずはうちでも珍しい超早期発見の例。 一人目は、うちの顧客で別件で通院されていた時に発症した例です。こちらは超早期発見と言ってよいでしょう。明らかな発症から1週間以内で鍼灸の受療という私自身にとっても極めて珍しい例です。 症状としては、右のわき腹を中心とした症状で、第4胸椎から第8胸椎にかけての神経支配領域(脊髄断区、あるいはデルマトームともいう)上に痛みが出ていました。今回の状況は帯状疱疹は見られず、単純に神経痛が出ているという状態でした。神経痛の範囲はやや広めで、肩甲骨あたりから乳房のあたりまで分布、特に痛みが激しいのが脇とのことでした。少々際どいところまで痛みが出ていたので、了解を取ってから痛みを探り、範囲を特定しながら、皮内鍼という鍼を固定し、症状の変化を確認する手順を繰り返すこと10回ほど。 施術の期間、回数は、2週間、3回ほどでほぼ解消。4回目にあたる別件の方で確認したところ痛みは再発せず。 以降、今のところ再発していない。 もともと、うちの顧客でもあったので極めて早い時期に対処できたのが功を奏した形だ。肋間神経痛のお客様曰く、肋間神経痛で長い期間なやむ方は意外に多いようだ。実際にうちでも何年もたってからお見えになる方もいる。もう少し早く鍼灸を試してほしいと正直思います。次回は、長い期間、患っていたのに短期間で回復した例のお話をしようと思います。