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マイクル・コナリーのハリー・ボッシュシリーズ12作目「エコー・パーク」
一気に読み終えました。読み応えのあるいい作品です。ジャズファンの作家なので、当然、主人公のハリー・ボッシュもジャズ愛好家です。 文庫版の上巻245ページの文末から246ページにかけてこんな文章があります。 FBI捜査官のレイチェル・ウォリングと食事中に「この音楽はいいわね、だれなの?」と聞かれ ボッシュは答えます。「コルトレーンとセロニアス・モンクの共演だ。この演奏は1957年に録音され、そのテープは保管庫のなんの印もついてない箱のなかに50年近くほったらかしにされていた。箱のなかにただ入っていて、忘れられていたんだ。その後、議会図書館のある職員が、すべての保管箱とパフォーマンスを録音したテープを調べていて、なにが録音されたのか、ちゃんと認識したんだ。この録音はついに去年発売された」 この本の出版は2006年、確かにこのCD Thelonious Monk Quartet with John Coltrane at Carnegie Hallが発売されたのは2005年文中にこんな台詞fが出てくるが、嬉しい 読み終わったあと、当然のごとくこのアルバムを取り出して聴きました。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2020.06.10 17:56:25
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