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テーマ:Jazz(1977)
カテゴリ:カテゴリ未分類
『So In Love』 (ソー・イン・ラブ)
コールポーター最大のヒット・ミュージカル、「キス・ミー・ケイト」の中の曲で、 主演のアルフレッド・ドレイクが歌いました。 1948年のこの作品は、1070回という、1940年代では4番目の上演回数を記録しました。 1953年に映画化され、そこではキャスリン・グレイソンとハワード・キールが歌いました。 日本でも、日曜洋画劇場のエンディングテーマに使われていたので、聴き覚えのある人も多いと思います。 この曲は、ミュージカルの曲としてはめずらしくヴァースがありませんが、 やはり、コール・ポーター独特の不思議な曲で、長調と短調の入り混じった作りになっています。 始めは短調(マイナー)の曲なのに、途中の区切りで長調(メジャー)になり、 サビは長調で、また短調になり、最後は長調で終わります。 そういうところが、人々の心の琴線にふれるところなのでしょう。 「私を傷つけて捨てようとも、私は死ぬまであなたのものよ。 こんなにも、こんなにも、私はとても深く、あなたを愛している」 胸が張り裂けるような、恋する気持ちを歌った曲です。 映画「五線譜のラブレター」では、この曲を、病が重く、 コール・ポーターのミュージカル初演を劇場に見に行くことができない妻のリンダに、 彼がピアノを弾き語りで聴かせるというシーンがあり、ジーンときました。 この6年後に、リンダは他界します。 ***** ●ソー・イン・ラブ So In Love 作詞:コール・ポーター 作曲:コール・ポーター 1948年 不思議なんだけれど、でも本当なの あなたのそばにいると たくさんの星が空に満ちてきて あなたを、ものすごく愛しく思ってしまうの あなたがいないときでさえ 私の腕は、あなたをだきしめている なぜだかわかるかしら? 私はこんなにも、あなたを愛してしまったの あなたと初めて出会った夜は その神秘的な夜に恋してしまい あなたも私を愛してくれていると知ったときには 狂おしいほどの歓びに恋してしまった だから、あなたが私をあざけり苦しめても 私を傷つけて捨てようとも 私は死ぬまであなたのものよ こんなにも、こんなにも 私はとても深く、あなたを愛している 愛しき人、あなたを深く激しく愛してしまっているの お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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