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テーマ:写真俳句ブログ(36536)
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山国の社日の畑仕事かな 久しぶりに山の高台にある畑に行ってみました。 昨日の雨でお湿りにはなりましたが、今まで乾いていたので、表面から少し下までしか湿っていませんでした。 気温もずいぶん上がってきたので、温室で育てていたキャベツの苗を定植しました。 今日は春社とか社日と言うようですね。 春と秋にあり、春は春分の最も近い戊(つちのえ)の日だそうですが、土地の神を祀り、五穀豊穣を祈る種蒔きの日とか、この日酒を飲むと耳が悪いのが治ると言われていて、治聾酒(じろうしゅ)と呼ぶようです。 春社は中国の思想で、陰陽五行説と十干十二支からきているようです。 地元の猿田彦神社の御開帳が60年に一度の庚申(かのえさる)の年と決められていて、もっと早く開けられないかという意見があり、いろいろ調べてみて勉強になりました。 この世の中は木、火、土、金、水で出来ていて、木の兄(きのえ)、木の弟(きのと)と言うように、火も土も金も水も考えるのだそうですね。 今日は土の兄(つちのえ)の陽の順番で、土の神様を祀る日と考えるようです。 そこに甲(きのえ)、乙(きのと)、丙(ひのえ)、丁(ひのと)という風に十干が基本になり、十干十二支が成立し、年で言えば60年、日でいえば60日で一回りし、それを還暦と呼ぶようです。 大正13年8月1日に関西に野球場が建設され、大正13年が十干十二支の最初のおめでたい年の甲子(きのえね)だったので、甲子園球場と命名されたそうです。 今までカレンダーにひらがなが順に並んでいるのが、何のことか良くわかりませんでしたが、 地元の祭をどうするかという事で調べ、少し理解できました。 もうすぐ3月も終わりで、本格的な農作業の季節ですが、天候不順もなく、蒔いたり植えたりした野菜が、順調に育ってほしいものです。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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