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テーマ:写真俳句ブログ(36679)
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草藪にどっこい生きる葛の花 昨日畑の草刈りをしましたが、畑の脇の草藪は雑草と葛の蔓が伸びていて、草刈機でも難航する程です。 草刈機をナイロンから金属の刃に替えてやりますが、それでも草や蔓が絡まって、エンジンを止めて取り除きながら進むという繰り返しです。 一番手強いのは葛の蔓で、切ろうとしても切れず巻き付いてきます。 力任せに引っ張ると、草藪の陰から葛の花が出て来ました。 劣悪な草藪の中でも咲いていたようです。 花房の下から咲き始め上へと咲き上っていきます。 決して美しい花ではありませんが、秋の七草のひとつです。 検索すると ・大和の国(奈良県)の国栖(くず)というところが葛粉の産地であったところからの命名。 漢字の「葛」は漢名から。 ・つるの繊維部分は「葛布(くずふ)」の原料。(静岡県掛川市特産) ・根には多量のでんぷんを含んでいて、「葛根(かっこん、解熱の漢方薬)」になる。 葛粉(くずこ)もとれる。 → 葛餅(くずもち) と説明されていました。 ずいぶん効能の多い葛ですが、葛の花を愛でる余裕はなく、鬼の形相でひたすら草刈機のエンジン音を響かせています。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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