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2005年12月12日
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カテゴリ:山の雑想
 今年は家族そろっての旅行は結構行った。
 子供は今年1歳になったばかりだというのに、沖縄やら北海道やら、高尾山やら陣馬山やら、美ヶ原やら、八ヶ岳やら谷川岳(見るだけだけど)なんかによく行ったものだ。
 しかし、自分の山には全然行けていないことに気がつく。
 結局、大した山に行けないままに今年も終わろうとしている。
山登りを始めて今年ですでに20年になるがその中でももっとも山に行かなかった1年であるにちがいない。

 そんな1年をせめて山でしめくくろうと、友人達と山で焚き火を囲んで過ごすことにしたのだ。
 とはいえ、ただいま実家帰省中の臨月中の妻を気にし、近場の山とする。
近場と言えば例によって奥多摩の山なのだ。

 この日記にも何度も登場した入川谷奥の河原が会場。
 夜9時に着いたら、早速手分けして飲み会の準備。
 テントをたてる人、鍋の準備をする人、たきぎを拾いにいく人・・・
 こんな時の山屋は本当に手際よい。自分のやるべきことを皆認識しているものだ。

 私は車を降りるなりものすごい冷気の中河原をさまよい、どこからか薪を集めてきて炎を起こす。焚き火の炎が安定するころには他の皆も自分の仕事が終わって焚き火の周りに自分の席を陣取り、気がつくとどこからかビールが各自の手に渡り、すでにできあがろうとしている鍋のにおいが鼻をくすぐり、おっともうちょっと待って、とりあえずこれでも食っててとどこからか、柿ピーや枝豆なんかがでてきて、とりあえず乾杯!と実にスムーズに事態は進展していくのである。

山の夜はいい!
 
 まんま外で飲むには少々寒すぎる季節であるが、それだけに焚き火のぬくもりが実に暖かい。
時に熱く口論し、時に優しく癒される。
そんな時間が人生においてどれほど貴重なことだろう。
たきぎが燃えつきそうになると誰かしら、山に入ってどこからか薪を補充する。
 いま何時なんだろう?
恐ろしい事に誰も時計を持ってきていないのだ。
今何時だかわからないが月や星の位置や腹時計から、おそらく深夜の3時頃、もういい加減おひらきにして寝入ったのだった。

 そして時計がないからきがつかなかったが、翌日起きるとすでの太陽が金色にしてはぎりぎりぐらい高い高度にあった。もう昼が近い。

 焚き火飲み会という目的は果たしてしまっていたが、天気がよいので今日はどこかの山に行こうと動き出す。
朝ご飯用にと準備したうどんを昼に食べ、車のエンジンをかけると時計は午後1時を示していた。
正統派山屋には考えられない時間だが、我々はこんな時間からでも山に登ることができるのだ。

 とにかく三頭山に行くことにして檜原都民の森を目指すが、途中から折しも雪が舞ってきた。
今シーズンの初雪である。
車も雪の準備もしてなかったので、三頭山はあきらめ秋川に降りる。

するとそこで妻からメールがきた。
「今日産まれるかもしれない」と一言

慌てて下界に降りる
そしてそんな日に山に登っている自分を悔いる。
電波の届くとこにて妻に電話をするとただ何となく産まれそうな感じがしただけとのことで、まだ全然平気そう。

2005-12-17 23:09:13
そこで、残る日没までの時間を、秋川の「刈寄山」という超お手軽な山をハイキングなどしてとにかく今日は山に登ったよお疲れさま!という気分に満たして無事に帰宅したのであった。

いろいろとばたばたした山であったが、今年はこれが最後の山であるだろう。
来週はいよいよ妻の出産が控えていてどんな時間になるがわからないけど、どんな状況でも山に癒され、山を思う自分がいるのだろうか?










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最終更新日  2005年12月17日 23時10分06秒
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