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カテゴリ:絵画・音楽鑑賞
先日、半蔵門ミュージアムで開催されている「平山郁夫<想一想>と昭和期の日本画家たち」に行き、講演会「平山郁夫の仏教画」にも参加しました。 今回展示されている「平山郁夫<想一想>」は、釈迦がブッダガヤの菩提樹の下で悟りを開いた瞑想場面を幻想的に表現しています。 ![]() 地下1階で展示品を観た後、講演会まで少し時間があったので、3階のシアタールームで「大日如来坐像と運慶」のビデオを鑑賞しました。 講演会では、平山郁夫シルクロード美術館館長の大塚裕一氏による「平山郁夫の仏教画―仏教伝来・仏伝シリーズ」を聴くことができました。 平山画伯はなぜ仏画やシルクロードの絵を描くようになったのか、とても興味深く拝聴しました。 平山画伯は広島県の生まれで、15歳の時に被爆しました。 18歳で東京美術学校(現・東京芸術大学)に入学するも、描く対象に悩み、画家としての方向性に悩み、全国の風景や人物を描き模索していました。 29歳で被爆の後遺症があらわれ体調が悪くなり、画業にも悩み、肉体的にも精神的にも苦しんだ時、東京五輪に関する記事「聖火リレーがギリシャからシルクロードを通り日本に来たら面白い」という記者のコメントを見て、シルクロードを旅した玄奘三蔵法師の姿が浮かんだそうです。 中国から中央アジアの砂漠を超えて聖地インドを目指し、苦難を乗り越えた玄奘の姿が、平山自身の苦難と重なり描いた「仏教伝来」が院展に入選し、美術評論家から好意的に評価されたことをきっかけに、題材を仏教に求め、釈迦を描くようになったそうです。 平山画伯は、玄奘が辿ったシルクロードを何回も巡り、数多くの作品を残しています。 今回の講演会はとても興味深く、平山郁夫作品に興味を持つきっかけとなりました。 講演会は終わってしまいましたが、半蔵門ミュージアムでは、平山郁夫作品「想一想」を3月30日まで展示しているので、興味のある方はぜひご覧になってください。 ●半蔵門ミュージアム https://www.hanzomonmuseum.jp/ お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2025.02.26 10:21:37
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