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軽井沢で自然保護活動を行っている鈴木美津子さんは、伐採される樹木を自費で保護して里親を探し、14年間で800本もの樹木を移植してきました。 そして10年前、少しでも軽井沢に緑が増えることを願い、「ベセアの森」を作りました。 木のオーナーを募り、白樺など38本を植え、育ててきました。 ところが昨年、その場所の立ち退きが決まり、移植先を探し奔走した結果、「湯川ふるさと公園」に移植することになりました。 その時の白樺の移植作業を撮影した動画が公開されたので、ここでご紹介します。 1.移植前の準備 木の根を布で包み荒縄で縛っていく「根巻き」の作業を1本1本丁寧に施します。 きれいに根巻きされた木が並んでいる光景を見て感動しました。 2.木の移植 移植する場所に穴を開け、根巻きした木をクレーンで引上げ埋めていきます。 植樹後の景色は素晴らしかったです。 3.移植後のアンカー固定 後日、木を安定させるため移植した木の周囲3箇所に木の支柱を立て、木に結びつけます。 固定した後は地上に出ている部分は切り、地下支柱とします。 支柱に木を使うことで5~6年後には自然に還るため鉄パイプより自然に優しいです。 場所が公園であるため、人にも自然にも優しい方法を選んだことにも感動しました。 実際に木の移植作業を見たことがなかったので、とても興味深く拝見しました。 この動画を見て、園芸業者の技術の見事さと丁寧な作業に感動しました。 そして、全額費用負担してまで木を守ろうとする鈴木さんの強い思いと行動力にも感動しました。 ぜひ、多くの方々にこの動画をご覧になっていただきたいと思います。 「鈴木美津子の軽井沢散歩」の「ボランティア活動報告」ページに掲載されています。 ●「ボランティア活動報告」 https://www.s-mitsuko.com/activities/
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Last updated
2024.05.07 11:33:04
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