山南飛龍の徒然日記

直江兼続のお陰で、愛の心が日本全国に広まったらしい・・・
冒頭から何を言ってるのですか(;^_^A ｱｾｱｾ
この時点で嫌な予感はしていましたが、案の定の結果でしたよ。

という訳で、本日のまとめです。
前半は子供時代の回想編で、後半は兜の文字を何にしようかと慌てて考えたら愛になったといった感じでしたね。

【本日の流れ】
・やっぱり上洛は嫌だと駄々をこねる景勝
・お船の勧めで、上田庄に行く景勝と兼続とお船（何故か3人のみで）
・兼続の屋敷で、幸村と実頼がコント
・雲洞庵で子供時代を回想する景勝と兼続
・もう揺らがないと覚悟を決める景勝
・自分に相応しい言葉を探す兼続
・お船の勧めで、グッとくる愛に決定
・上洛の贈り物をお船が手配
・愛の兜が完成し、皆が褒め称える
・上杉軍、いよいよ上洛に向けて動き出す

こうして書き起こしてみると、お船が大活躍してますね。
迷っている景勝を上田庄に誘い、兜の文字を愛に決めたかと思えば、上洛の贈り物まで手配する・・・何という実力者でしょう（汗）
流石に出しゃばりすぎです。
演じる役者さんに罪はありませんが、信綱と結婚していた時の描写といい、どうにもお船の描かれ方が不憫でなりませんよ。

さて、本日の見所の1つである与六の再登場について書いていきましょう。
幼少時代、雲洞庵の一室に引きこもる喜平次を与六が励ますという内容でしたが、ふたりの絆を感じる事が出来て良かったですね。
ただ、こういったエピソードは本来序盤にするべき話なのでは？
今回の喜平次と与六に限らず、天地人は積み重ねた物が少なすぎるので、それを補完する意味でも積み重ねた物が増えるのは歓迎なのですが、何故この時期に与六なのかという部分には疑問も残ります。
以前からこうした1つ1つの事柄をもっと丁寧に扱っていたら、印象も違ったもになっていたでしょうに。
もしかして、与六の人気にあやかって急遽付け足したのではないのかとも思いましたが、それは考えすぎというものでしょうか(笑)

そして、今回のテーマにもなっている「愛の兜」
ここで本日最大の驚きがありました。

「グッとくる」って何ですか！？Σ(￣□￣；

何かの聞き間違いに違いない、最初はそう思いました。
しかし、またもや「グッとくる」という言葉が聞こえて来るではありませんか。
と言う事は、台詞がそうなっているという事に他なりません。
いやいや、これはあり得ないでしょう。
グッとくるですよ、グッとくる。
それとも、私が無知で平然と使われていた言葉なのでしょうか。
結局、兜に愛の字を採用したのは、仁愛の愛という言葉がグッとくるからという理由で押し通されてしまいましたが、大河もここまで落ちたのかと暗い気持ちになったのは言うまでもありません。
確かに愚っとくる内容ではありましたが・・・(涙)

ちなみに、これまでの経緯を考えずに今回だけ観たとすれば、実は割と面白かったと思われる回でした。
ツッコミどころはあるにしても、全体としてはまとまっていましたし、幼少期と今の自分達を重ね合わせて絆を再確認するという組み立ても良かったです。
上洛に合わせて人気のある与六を再び登場させる事で、離れた視聴者を呼び戻して、改めて継続視聴して貰う意図もあったのかもしれません。
ただ、初回から続けて鑑賞している立場からすれば、「今回の話、要らなかったんじゃない？」と思わずにはいられない内容だったのも事実なのと、この段階で回想系の話を入れてしまうと後々困るのではないかという気持ちになったのも事実です。
来週は上洛後の話だそうですが、どのような出来事が待ち受けているのか注目ですね。

それでは、また次回。


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