高速バスでの出会い
京都、木屋町通り沿いの高瀬川。涼しげで、清らかな水。大切に守られているのだろう。 帰りのバスで隣り合わせた50代の女性と話が弾み、6時間も話し込んでしまった。やまんばの知っている人の名前が何人も出てきたり、興味関心が重なっていたりと、 驚いくやら嬉しいやら(●^o^●)中で、元長野県知事、田中康夫氏に話が及んだ。「康夫ちゃんには愛がある」との彼女の言葉に、思い出したことがある。氏のお母さんが、子育ての指針として 好きな詩を自分で刺繍して飾っていたというエピソード。外国の詩で、内容も覚えているのは一部分。 「親は弓、子どもは放たれる矢…子は親の知らない未来に向かって飛んでいく」というイメージ。あの詩を自分の手で刺繍し飾る、そういう親に育てられた田中康夫という人は、 きっと愛をたくさんもらって育ったのだと思う。 だから「康夫ちゃんには愛がある」には納得できると返答した。 彼は今参議院議員。新党日本代表として今も動き続けているそうな。 気になっていたその詩、ようやく時間ができたので検索。 The Prophet (預言者) Kahlil Gibran (カリール・ジブラン:レバノン出身)-On Children- Your children are not your children. They are the sons and daughters of Life's longing for itself. They come through you but not from you, And though they are with you yet they belong not to you. You may give them your love but not your thoughts, For they have their own thoughts. You may house their bodies but not their souls, For their souls dwell in the house of tomorrow,which you cannot visit, not even in your dreams.You may strive to be like them,but seek not to make them like you. For life goes not backward nor tarries with yesterday. You are the bows from which your children as living arrows are sent forth. The archer sees the mark upon the path of the infinite, and he bends you with his might that his arrows may go swift and far.Let your bending in the Archer's hand be for gladness; For even as he loves the arrow that flies, so he loves also the bow that is stable. あなたの子どもは あなたの子どもではない 彼らは生命そのものが望んだ息子と娘である 彼らはあなたを通って生まれてくるが、あなたから生まれるのではない あなたと共にいるけれども、あなたのものではない あなたは彼らに愛を与えなさい、しかし考えは与えてはいけない 彼らには自分の考えがあるのだから彼らの体を住まわせてあげなさい、しかし魂を住まわせてはいけない 彼らの魂は明日の家に住み、あなたは夢の中でさえ訪れる事ができないのだからあなたが彼らのようになろうと努力してもよいが、彼らにあなたのようになることを求めてはいけない 生命は過去にさかのぼることなく、昨日に留まることさえないのだからあなたは しなる弓であり、子ども達は放たれる矢 弓の射手は無限の彼方にねらいを見定め、力いっぱいあなたをしならせ矢はすばやく遠くへと飛んでゆくだろう喜んで射手の手の中でしなりなさい 飛んでゆく矢は愛され、また留まる弓も愛されるのだから <SweetHeartさん訳> 書きたいことがたくさん浮かんでくる。。こういう時もあるんだネ。 コメントへの返事、すぐには書けないかもしれませんが。。よろしく(●^o^●)