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40冊目・読破


（「BOOK」データベースより）

高校１年の千幸と中学３年の夕美姉妹は、ある朝、父が電車内で痴漢をし、咎めた男性を線路に転落死させたと知らされる。二人は偶然出会った大学生たちの力を借り、父の汚名を晴らそうとするが…。１０年後、看護師として一人働く千幸の前に、忌まわしい過去を彷彿させる女性が現れる。そして、哀しくも驚くべき真実が明らかになる。 ★★★


（昨日下書きした日記です）



先週今週と外出する機会が多く、となると通勤途中の地下鉄の中での読書タイムが増える訳で普段は嵩張らずバックの中に入れておける文庫本を持ち歩くのですが、今回は図書館から予約確保メールが届き期限までに返却しないといけないのでハードカバーの本を持ち歩き通勤中に読み終えました


以前に読んだ 償い 証し に引き続き矢口敦子さんの作品は3冊目です。


今回は電車内での痴漢の疑いをかけられた亡き父親の無実を証明するために翻弄する姉妹が主人公。


私も若かりし頃 中学から会社勤めと結婚退職するまで朝晩の通勤ラッシュ時間に満員地下鉄に詰め込まれての通勤通学をしていたので、時として限りなく痴漢に疑わしき思いをしたこともありますが、（これはいいことではなかったのですが）今と違いはっきり態度に表すことも出来ず泣き寝入り状態・・・


時々ニュースなどでも電車内の痴漢で逮捕劇などを報道されていますが、全くいい加減にして欲しいですよね


だた・・・


これが何かの誤解、また時として真面目そうなサラリーマンから示談金目当てのでっち上げの痴漢詐欺だったとしたら・・・


ある日、笑っていつものように会社に向かった夫・父親が突然痴漢疑惑をかけられたら・・・



以前なら物語だけでの話しで済みそうなこのストーリーも、どこかで起こりそうな現実味を感じる話だけに最後まで目が離せずあっという間に読んでしまいました。



電車内で痴漢をし、咎めた男性を線路に転落死させた疑いがかけられたまま警察に処理されてしまった亡き父親の無実を証明するために偶然知り合う大学生グループと一緒に翻弄する姉妹。


そして彼女達を取り巻く学校、近所などでの要らぬ誹謗中傷などで彼女達の身の上に怒る悲劇の連続・・・


ただ、どことなく話が単調で何か物足りなさを感じたのは私だけかしら・・・


もう少し1つ1つ、無実を証明していく過程も掘り下げて描いて欲しかったかな～


好きな作家さんだけに次の作品に期待




この本を読み終えて主人に電車でのことを聞いていたらやはり毎日満員地下鉄で通勤している主人も、


「俺も変なことになるといけないから片手はつり革やつり棒を握って、片手は本を顔の高さまで上げて誰にでも両手が見れるようにしている・・・」と。


世の男性陣は極一部のおかしな人たちのために色々苦労しているんですね






（ここからは15日の日記）


暑い　それにしても暑いです・・・


関東では昨日梅雨明け宣言されたそうですが、どういう訳か東海地方は通り越して宣言されたのでまだ梅雨のはずなのに、昨日はお隣岐阜で38度になったとか、今日の名古屋も35度を超えたとか・・・


日焼け止めを塗りたくっていても夜になると腕が火照っている私・・・


これから夏真っ盛り、子供達は夏休みをエンジョイするのでしょうが私にとってはこの1ヶ月どう過そうか、1ヵ月後には溶けてなくなっている


・・・かもしれません



それはさておき、少し前に1人ランチで作った「ほうれん草と明太子のクリームパスタ」





主人はほうれん草が苦手なので平日1人ランチで美味しく堪能しました



明日は主婦3人で日帰りで京都に行ってきます～