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カテゴリ:環境
初夢と言っても実際に見た夢の話ではなく、愚生が空想している夢のようなお話です。いや、現実に起こりうることかもしれないお話です。
昨年12月に茨城県つくば市で開催された藻類の国際学会で、筑波大学の渡邉信教授らのグループが光を当てなくても石油を生産する藻類「オーランチオキトリウム」を発見したと報告されました。 石油と似た成分を作り出す藻類はこれまでも知られていたそうですが、「オーランチオキトリウム」の生産能力は従来の10倍になるそうで、「国内の耕作放棄地などを利用して生産施設を約2万ヘクタールにすれば、日本の石油輸入量に匹敵する生産量になる」ということなんです。 つまり、我々が耕作している田んぼが、「油田」ならぬ「藻田」になるということです。 現実的には久木野の棚田みたいなところではなく、広大な施設で効率よく生産されることになるのでしょうが、それでも耕作放棄地の解消策としては面白いですし、石油を輸入するのではなく田んぼが「藻田」になって燃料油を生み出すなんて夢がありますよね。温暖化対策にもなりますしね。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2011.01.04 05:52:16
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