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カテゴリ:歌舞伎
演目には大まかに以下のようなタイプがある。
世話物 武士と庶民と分けると庶民のお話。 江戸時代の月9、渡鬼、花王愛の劇場系。 松羽目物 能や狂言を歌舞伎風にアレンジし舞踊劇。 時代物 世話物が庶民主役ならこちらは武士が主役。 江戸期より前の時代や人物を題材にした作品。 所作事 日本舞踊。この中に松羽目物を含める事もある。 新歌舞伎 明治以降歌舞伎専門の作者以外によって書かれた作品。 坪内逍遥、岡本綺堂、山本有三、真山青果、長谷川伸、 大佛次郎、谷崎潤一郎、森鴎外、三島由紀夫等、大物揃い。 大体世話物、新歌舞伎は台詞が現代と近いので分かりやすい。 「東海道四ツ谷怪談」「怪談牡丹灯篭」「播州皿屋敷」など 怪談などは知っている内容なので普通の演劇を見ているのと同じ。 あと心中物は今も昔も恋に悩むのは同じ、とよく分かる。 最近は、瀬戸内寂聴さんが海老蔵(新之助の時)のために 「源氏物語」を書いたり、昨年末は渡辺えり子さんが、 勘九郎最後の演目に「桃太郎」を書いたり新作もある。 イチオシは「砥辰の討たれ」野田秀樹版。 歌舞伎らしい型や見得となるとやはり「歌舞伎十八番」 これは又明日。 恋飛脚大和往来 封印切 ![]() お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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