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テーマ:花・華・ハナ(24)
カテゴリ:誕生花・花言葉
タイム(シソ科イブキジャコウソウ属)
『勇気・活動的・行動力』 タイムは約350種からなる、小さな常緑の芳香性ある多年生の低木で、ユーラシアにひろく分布しています。 地面を這って広がる、ワイルドタイムと、その栽培種で立ち上がるタイプのガーデンタイム(コモンタイム)に分かれます。 タイムの学名は「Thymus vulgaris」 ギリシア語の「香を薫らす」意味のThyeinから燻香Thmon(スモン)となり、それがラテン語のThymun(ティムム)になったといわれています。 ドイツ語のThymianも、ギリシア語の燻香を意味するthymianoから派生しています。 また、vulgarisは「普通の、通常の」の意。 タイムは寺院に香りを広げ、浄化するための燻香に利用されていました。 タイムの中国名は「立麝香草」「木立百里香」。 すっと立つ姿が遠くから木立に見えること、百里離れても感じられるほどさわやかな良い香りであることを意味する名前です。 タイムは聖母マリアと幼いキリストのベッドの干草と藁の中に使われていたと伝えられています。 ローマの兵士達はタイムを水につけてそれを浴び、活力や勇気、力強さを身につけていたとか。 中世では、貴婦人達が戦いに出る騎士に、タイムの小枝を縫い付けたスカーフを贈るのが習慣だったといいます。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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