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悠久のムンバイ

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Jun 5, 2005
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 インドのカシミール地方はパキスタンとのいざこざで長い間紛争が続いています。本当なら観光客がたくさん集まってくるほど美しい自然と文化が残されているのにとてももったいないことです。
 そのカシミール地方から時々ムンバイにまで富山の薬売りのように出てくるのが、カシミール職人たちです。そもそもそのことが印パ紛争の背景にもあるのですが、カシミール地方に住み着いている住民の多くは「イスラム教徒」です。ですから、ムンバイで出会うカシミール職人たちもだいたいイスラム教徒です。彼らは、陽気で、機知に富み、話していて楽しい人たちが多く、ついついその話術に引き込まれて気がついたときは品物を買うような気持ちにさせられてしまっています。
 ただ、日本の街々に出没するいかさま詐欺商法師と違うのは、彼らが持っている商品の質が、「逸品」だということです。

 彼らが商うのは、カシミールのじゅうたん、刺繍、家具などです。私も日本に持ち帰って使ってますが、「い~い買い物をされましたね」と鑑定団でほめられそうなほど私たち家族は気に入って使っています。そのいくつかを紹介してみましょう。

 胡桃製の机
 本当かどうか保証はないのですが、彼らいわく胡桃の木で作ったという机です。表の蓋を開けば机の台になります。手作りの模様が彫られています。日本の細工のような繊細な完成度はないのですが、結構気に入っています。ムンバイでは、インド人のお宅をお邪魔したときに時々この机を目にしましたので、インドでは結構出回っている机なのかもしれません。値段は、8万円くらいしました。たぶん、日本人相手の商売なので少し高く買っているのでしょうが、まあ、彼らの陽気さで楽しかったのでまあいいでしょう。

 孔雀の刺繍
 これは、料理を食べるときにテーブルに敷いて使用するテーブルクロスやランチョンマット式の刺繍です。まあ、日本でもあるのでしょうが、非常にインド的で図柄のセンスもいいので、いくらでもほしくなるほどいいものをたくさん持っていました。
 でも、これが結構高いのです。いくつか買いましたが、きりがないのであまり多くは買っていません。ある時など、何か忘れましたが、私たちが日本から持参していた日本製の子供用品と物々交換してまで逸品をゲットしたこともありました。でも、見ているだけで気持ちいい刺繍です。

 カシミール絨毯
 じゅうたんは、彼らもいいものを持ってましたが、ムンバイ市内にいい店があるので、明日もう一度紹介します。





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Last updated  Jun 5, 2005 09:19:26 PM
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