斬新で当たるアイデアを狙う。

難しい･･･考えて突出する事ばかり考えて、

「受け手」側の事を忘れてしまう。

結果、斬新だけど「売れない物」になっては無意味。


私が斬新であると言われる理由。
バカである事。良く言えば素直である事。


店を繁盛する方法を活かして欲しい。

理由は簡単であったから。面白かったから。

コンサルタントや先生や社長さんになりたい訳ではない。
でも、そうなっていくのならば仕方ない。
名前は何でもいい。
肩書きも何でもいい。

結果「コンサルタント」正直どっちでもいいんです。そんな事は･･･

私を知ってる人は言う。
「オマエがコンサルタントって斬新だけど、
やったら簡単だった。面白かったから教えずにはいられない!!って、
普通の事やな･･･」

そうなんです。

自店のランチ。
お昼に和食か洋食か選べる2種類なんです。

正直、手間かかります。
でも、お金を払って頂くなら手間かけるの普通です。

昨日、みんないろんな食事を食べている。
続けて同じ様な物食べたくない。普通の事です。

だから、ザックリ分けて「和食」と「洋食」
(お肉とお魚になるようにしてあります)
個人がかぶらない様にしてある。

そうすると意外な結果。

50代の年配の男性のお客様。
洋食を食べます。(パスタをはじめ、カルパッチョやハンバーグ等とスープ)

若い20代の女性の方。
和食を食べます。(魚の干物から煮物等にごはんとお味噌汁)

斬新なチョイスじゃないですか？

普通だったら、
年配の人がお味噌汁の「和食」
若い女性がパスタ等の「洋食」と思うでしょ。

でも、50代の男性方。
「夕食は必ずお味噌汁の和食。
パスタ食べたいけどイタリアン専門の店には1人で入りにくい。
コースしかなかったら･･･とか思うし。
普通の喫茶店じゃ美味しくないし･･･」

20代の女性の方。
「夕食は、友達と外食が多くてほとんど洋食。
太るの気になるし･･･かと言って、
メシ屋さん、定食屋さんって女の人入りにくい･･･おじさんばっかりでしょ」

ゴモットモの普通の意見。

でも、結果「斬新」なんですよね。

全部が斬新に見えて、実は「普通の事」

変に策略練ろうとするより
トコトン「普通」を追求する。

正直、ランチは旧店舗の５倍になりました。

特別シェフが作っているものではありません。

個性的なものでもありません。

但し、天候や気温、行事等

私達の肌で感じた感覚にはトコトン沿っています。

ギリギリしか決めれないです。

でも、これが個性なんです。

でも、食べたい体の感覚にトコトン合わせているんです。


その「普通」な事をする為にどれだけ
バタバタしても妥協しません。

繁盛店になるには「普通」では、ダメだ!!
よく言われます。

「トコトン普通の事」もまた斬新。

そんな自店は個人の意見で
「だって、そうやん!!」を大切にしています。

理屈じゃないんです。
素直に普通な感覚をやり切る事。
私は、正しい斬新を作る方法だと思っています。


意外な事を潜在意識に入れる事は
「出来ないかも？」「斬新かも？」と無意識に出来ないと言う
壁を作ります。
(潜在意識に入らなければ、持っている能力の10％の力しか出ません)

「当然だ」「普通の事だ」と思っている私には潜在意識を止める壁はなく、
持っている能力を出し切れる訳です。

ただ、結果人から見れば「斬新なアイデア」だと言われる訳です。


それでも私は「いやぁ･･･普通の事やん!!」って言うんです。

だから、繁盛店を作る事も簡単だったと私は言うのです。
だって、そうだったんです。

「やらなければならない店」
私はやっただけなんです。
面白かったからドンドンやってしまっただけなんです。

お客様がドンドン来てくれるから
私はオーナーに「もう勘弁して!!」と言われ、ハッとした。
「お～お～っ･･･やり過ぎか･･･」

そんなの面白いと思いません？
誰でもドンドンやりたくなるでしょう･･･

普通の事を真っ直ぐやってるので。
あくまで普通の事なんです。

すごい事でもないんです。

普通の事を普通に考え、実行しただけなんです。

お客様の立場に立つ事。
お客様になり切っただけなんです。

だって、難しい事ではなく他のお店では今でも私は「お客様」だから。
普通の事なんです。