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◎心の病気を治すヒント…不安神経症、抑うつ、不安障害、不完全恐怖、解離状態もやり方次第で完治します☆

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2009年05月25日
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カテゴリ:精神医療について
本を何冊も出されている、とある有名な女性のベテラン精神科医。
(ここでもうすでに誰かわかってしまうかもうっしっし雫

実際にお目にかかったことはないけれど、
ウェブサイトやメールマガジンの文章から、
ハツラツとしていて、包容力があって、
優しくて、温厚で、それでいて
どこかひょうきんで親しみやすく、尊敬できる方である。

でも、ひとつだけ、うにゃっOK!?
疑問に思うことがある。

その先生いわく、統合失調症の人は
『光のお仕事をしている人達』なのだそうである。

むろん、差別や無理解や偏見や軽蔑するよりははるかにいい。
でも、そのようにたとえたら、統合失調症という苦しい病気でいることが
ひとつの使命みたいな役割ということ、になってしまうではないか?

統合失調症は一生治らないときめてかかる先生が多い。
医師もそうだし、コ・メディカルもそうだ。

……へーへーそうですか。さいですか。('-'*)(,_,*)('-'*)(,_,*)

私がかつて苦み苦しみぬいた 
抑うつも不安神経症も、心の病気は一生治らない!と、
レッテルを貼られて、あんたはダメー!っと、
バッサリ打ち捨てられていたのと
統合失調症をとりまく現状はくりそつ同じだ。

だからこの先生も、「一生治らない」(と考えられている)
統合失調症の人にたいしては、やさしい言葉で、
オブラートにくるんで、レースのカーテンでもひく感じで
そのような表現をしているのだろう。

でも当然のことながら、統合失調症であることは、
『光きらきらの仕事おとめ座』なんかじゃない。

この先生も、れっきとした精神科医なら、科学者なら、
「光の仕事」なんて文学的な比喩で患者を
治療対象からはずさんでほしい。

事実上フォアボールで野球ボール対決をさけて、
はなから勝負しないで敬遠しないでいただきたい。
と 私はせつに願う。

でももちろん、世の中にはいろんな人がいるのだから、
「正常」の範囲内の人を相手するのが得意で向いている、
この先生みたいな精神科医の存在もなくてはならないだろう。

まして、不思議な超能力?霊能力?のあるこの先生ご自身こそが、
人に希望と喜びを与える『光の仕事』をしているのだとは思う。

でもでも、どんな偉くて有名な先生がそう言ったって、
どう考えたって、やっぱり統合失調症を病むことは、
『光の仕事』なんかぢゃーないよ。
そいずはちがうっちゃー。(仙台弁)

統合失調症は、光とは逆の、むしろ、『闇』に無意識のうちに
近づき親しむというか、
「親しむ」といったら語弊があるならば、
悪意ある何かに攻撃され、浸食されることだと思う。

抑うつや神経症と統合失調症の違いは、ちょーちょー大雑把にいって、
異変を自分のなかにだけしまっておけるか、おけないか、
日常生活に影響する不便さや困難さの大きさや、度合いだと思う。
あと、恥をかく度合いも、かな。

ほんとつらいよね。
統合失調症の悩みを抱える方々には、
こころから、一日も早い回復をお祈りいたします。四つ葉手書きハート



平井 瑛子( ひらいようこ )
ホームぺージ 不安神経症を完治する精神療法(心理療法)





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最終更新日  2009年05月25日 16時58分25秒
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