権威で人を動かしていると、裸の王様になってしまうのだ!
かなり昔の話です。
JRの元職員で、社員との会話です。
彼は、旧国鉄入社~JR~新幹線車掌区で定年の生粋の、JRマンです。
彼の縁で、小社には、元JR職員が5名勤めています。
「社長、お恥ずかしいです。」
「なんの話ですか?」
「福知山線の事故の件です。OBとして世間様に顔向けできません。」
「あなたが、あの電車に乗り合わせていたら、おそらく何はさておいても、
乗客の救助に当たられたでしょうね。」
「それが自信がないのです。
JRという組織は、縦割りの軍隊組織といっても過言ではありません。
社長は自衛隊出身ですから、お分かりだと思いますが、
上司の命令に絶対服従なのです。」
「もし、独自の判断で、現場に残っていたらどうなったのでしょう?」
「あの事故の時、その場を立ち去って職場に向かった職員の頭には、
ペナルティの一文字が頭を駆け巡ったはずです。
とにかく、上司の命令通り、
出勤しなければ、後でどんな叱責、懲罰が待っているのか分からない!
~この一念だったと思うのです。
~旧国鉄の労働組合が、崩壊して、この傾向が特に強くなりました。」
「どうかしてますね。いまどき、自衛隊でもそんな、懲罰など加えませんよ。」
「ここは、組織の抜本的改革をするときだと思うのです。
亡くなった方たちへのせめてもの償いです。」
1 正邪の判断がつかないほどに、権威一本で押し通す、旧態依然とした組織は、日本にはまだたくさん存在します。
2 部下を指揮監督する方法としては、権威主義ほど簡単なものはないのです。
3 権威をちらつかせて、威圧で部下を指揮する!
上司の顔色を見て、「ごむりごもっとも」と揉み手をして、
自分に、ペコペコとする部下を厚遇し、反論する部下には冷や飯を食わせる。
これを屈辱的支配といいます。
2 こういう組織は、イザという時に、まったく機能しなくなるのです。
3 経営陣が、部下を将棋の駒扱いしてきた報いです。
4 昨年、大手私鉄のワンマン経営者が逮捕されましたけど、多分にその傾向があったようです。
5 部下は奴隷ではない。こんな当たり前のことが分からない経営陣は、
ダメですね。
6 社内の風通しをよくして、部下の意見や、判断を充分に聞き、納得させたうえで、社の意志を徹底させる。これが経営の王道ですよ。
7 そういう魅力的な経営者には、
同一化による心からの愛社精神を持った社員が
ついてきます。「どこまでもあなたについていきます!!」
これですね。
8 非常事態にも「責任は我にあり!」と平常心で事態を対処できる部下が育っているのです。
「社長!私たちは社長にどこまでもついていきますよ!」
「ありがとうございます。平常心でよろしくお願いします。」
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☆ 若い頃、自衛官として、三度、災害派遣に出動。
現在も自衛隊協力企業として
即応予備自衛官を、採用させて頂いていることは、私の生涯の誇りです。
☆ 小社の社員は、東日本大震災災害派遣に出動しました。
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