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我慢強くて無駄吠えはしないし、とてもいい犬なのですが。。。
今までのなかで、くるみには一番びっくりさせられました。 なんと散歩嫌い。 そんな犬がいるとは夢にも思いませんでしたが、いましたね。 リードを見ると逃げ回ってしまい大騒ぎ。やっと出たかと思うと座り込んだり帰ろうとしたりします。 最近は観念したらしいのですが、もう「早く帰る~」が背中ににじみでいて、スタスタと散歩コースをひたすら早足で進み、寄り道したり違う道を行こうものなら、また座り込み情けない顔をします。 参りました。そのくせ家に着いて足を洗ってもらうと、おおはしゃぎで走り回っています。 くるみが来て一番楽しみにしていたお散歩なのに、ああ、ため息。 お前、本当に犬? ポリー!助けてえ!と空を見上げ、ゆっくり見たい花を振り返り振り返り、世にも不思議な散歩をしています。いくら私が出不精だからと言って、ここまでひどくないぞ。 他にもいるのでしょうか、こんな犬。 *題詠マラソン2004 こころに残った歌 089:歩 落合和男 2004年08月30日 (月) 23時28分 空を捨て歩める鳥をおもうときわれに捨て得るプライドありや 049:潮騒 村上きわみ 2004年08月31日 (火) 10時13分 海の家のよごれた床にねころんで潮騒なんてうるさいだけだ 094:遠 近藤かすみ 2004年09月02日 (木) 01時14分 遠つ国へゆくエアメールにさくら咲く アラビア糊のほのかな甘み 077:坩堝 内田誠 2004年09月04日 (土) 16時30分 平坦な営みだけを繰り返す国の辞書から「坩堝」が消える 089:歩 水須ゆき子 2004年09月04日 (土) 23時51分 にんげんが平たく見えるゆうぐれの歩道にススキ群れて手を振る 045:家元 ひぐらしひなつ 2004年09月07日 (火) 01時01分 鈍色のひかりを放ち家元の鋏しずかに椿をさらう 034:ゴンドラ 荻原裕幸 2004年09月07日 (火) 11時11分 ひとりひとりゴンドラに乗る薄闇のそこをこころと呼ぶのか迷ふ 099:絶唱 翔子 2004年09月08日 (水) 03時02分 散骨をお願いしたく絶唱す北岳の峰抜ける蒼さに 055:日記 渡部光一郎 2004年09月12日 (日) 02時06分 秋の陽のようなあなたよ のこされた秋のすべてを日記へ閉ざし お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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