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サークルの友人・・・といっても人生においては大先輩。
「ね、春村さん」とおだやかに笑ってくれるかたの歌集から。 「楽」の字はどう書いてみても楽しい字淋しい時に書いてみても/『土偶のをんな』柴田典子 いつも犬達と接していると、彼(彼女)たちのあるがままの潔さに心がしんとしてくるときがある。 ポリーが死を迎えた時。 くるみが体調悪くして全身が震えているのに、眼だけはおだやかな色だった時。 そんな時、私といえば、まったくちっぽけにうろたえていて、後日何もわかってなかったことに気が付く。 そうしてますます落ち込んで、どつぼにはまって行くけれど、犬達は何も変らない。 うつむいていると首が疲れるので、今度は上を見ることになる。 上を見ると、空が目に入る。 空もいつもと変らない。 自分の小さいことに気が付くと、空が綺麗に見える。 もしかして、ちっぽけなこともそう悪くないのかもしれない。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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