世に棲む日々

恋人と意思の疎通がうまく行かないので
ちょっと落ち込んだりしても，
根っこの部分はつながっているという想いがあれば
大丈夫だと信じています…

さて，最初からこのブログらしからね
恋愛ブログのような始まり方ですが…

今日の記事は高校での成績会議についてです。
学校の規定により異なりますが

高校は義務教育ではありませんから
一定の条件をクリアしないと進級できません。

それで，毎年この時期の会議は
結構紛糾することが多いのですが…

極端に言えば基準の成績を満たさない…
赤点とか欠点と言われているやつです

さてもちろん年間の成績には
学校によって算出の仕方がことなりますが
一般的には定期考査の平均点を素点として
それに小テストや課題などの提出物や平常点を
加えて算出する…

さてここで個人的に疑問に思うのは
平常点の出し方…

よく子どもたちは
「授業態度もいいから平常点上げてよ…」
とか，我々教員も
「○○したから平常点引くぞ…」
みたいな言動が見受けられます

さて，私が疑問に思うのは
このような曖昧さで平常点を出していいのか？

どういうことかというと，
授業態度について言えば
授業妨害などをするようなことがない限り
態度自体で点数を上下することは
教員の主観が入る可能性が高い…

例えば，授業を聞いてないように見えても
きちんと聞いている生徒もいるし

その逆もあると思うのです

まあ，「平常点を引く…」
という一種の脅しをかけることによって
授業態度がよくなるという効果がないとは言いませんが

それって邪道だと思うのです。

個人的には授業態度がよくないということは
私の授業が下手だとアピールしてくれている…

とむしろ平常点をあげてやるべきかと…(^^ゞ
まあ，しかし，我々も人間ですから
授業態度が悪いと点数を引きたくなる
気持ちになるのは分かって頂きたいのですが

それでも…授業態度という曖昧なものを
客観的な数値に直して点数化する
それってどうかなって思うのです。

例えば授業中に行う小テストや
ノート検査や課題などの提出物…

これらを数値化して平常点にするというのは
問題はないと思うのですが，
教員の感情に左右されるような要素を数値化して
生徒の成績に加えるのは間違っていると思います。

もちろん，授業態度を数値化できる
客観的な根拠があれば問題ないですが
現実的にはむつかしいと思います…

さて，最初の恋人との意思の疎通の話…

授業という場で我々教員と生徒の思いがつながっているか…

成績会議で紛糾しても根っこの部分では
どの教員も生徒のことを思っている…

そんな学校でありたいですね…

現実はさておいて…(^^ゞ

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